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【かいぞくダンジョン(2)】
服部 剛
の武器は大きな斧槍、いわゆるハルバードというやつです。
「おりゃあ!!」
豪快に振るって、スケルトン軍団をずばばばばん! ひと息に薙ぎ払いました。
弧を描く刃先がぴたり、
神嶋 征一郎
の首筋スレスレで止まりましたけれど、彼に気にした様子はありません。
「おーっと、悪い悪い! ビビったかーせーちゃん?」
「安い挑発だな。くだらねぇ」
いちおうの相棒といったところの征一郎は、意にも介さず。黄金色に輝く長剣を軽やかに振るって、しゅぱしゅぱしゅぱんとガイコツの手足を的確に切り離し、無力化していきます。
「てめぇはいつも口だけだ。本当に当てる度胸なんかねぇだろ」
「ほー? 言うやないかせーちゃん。ほんとは内心ビクーッしとるんちゃう?」
「黙って手を動かせ。次が来る」
「そっちこそ、俺の華麗な技に見とれてボケっとしとるんやないでー?」
そんなふたりは、背中合わせ。剛がハルバードで突き、征一郎が長剣を振るうとくるり、体を入れ替えては敵を倒し、入れ替わっては倒し、くるくるくる。
悪態をつきながらも、息ピッタリ! 実にカンペキなコンビネーションです。まったくもって、素直じゃないのでした。
「……ていうか、ちょい多すぎるんちゃう? これ」
「てめぇがグズグズしてるから増えたんだろ」
「伸びたカップ麺ちゃうで、ガイコツが増えるかい!」
わらわらわら。海賊スケルトンたちは数を増やすいっぽうで、倒しても倒してもキリがありません。
そのうちすっかり囲まれて、
「うお、危なっ!?」
「ちっ……服部!」
剛に襲いかかるガイコツへ、征一郎は懐から抜き出した虎の子のフリントロック銃を発砲し、どかんと吹き飛ばします。
「よそ見してる暇があるのか? これで貸しひとつ……」
と言いかけたところで、征一郎の背中で銃を持ったスケルトンが一体吹っ飛びました。剛が敵から奪ったカトラスを投げつけて倒したのです。
「これで借りはチャラやな」
「……ふん」
にやり。にやっ、とふたりは笑います。友情か、はたまた腹の内の探り合いでしょうか?
「その調子できりきり働け」
「安心しいや。せーちゃんがガイコツの仲間入りしたら、ちゃーんとぶっ飛ばしたるからな」
なんてやり合いながら、くるくるとスケルトンを倒し続けることしばし。
「苦労してるみたいですねー? 助太刀しますよ!」
飛び込んできたのは、
新田 樹
の明るい声。
樹が警棒でどがしゃん! とスケルトンをぶん殴れば、
曖浜 鴻
は羅針盤やら己の拳やらで骨をかっとばし、
サキリ・デイジーカッター
は十八番の剣術で、間接からすぱすぱと切り離していきます。
「おう、良いとこにいるじゃねぇか! ちょいと付き合えよ」
「その前に、まずはこいつらをどうにかしないとね」
頼もしい助っ人たちの乱入には、素直じゃないふたりも顔を見合わせつつ。
「……良いだろう。合わせろ、服部」
「おう、乗ったでその話!」
ずばずばどかんと、スケルトン海賊団は順調に数を減らしていきました。
鴻の手には、10センチ四方くらいの小さな木の板。金縁の装飾が施されていて、表面にはなにやら絵のようなものが描かれています。
そして道を阻む、石でできた大仰な扉の真ん中には、ちょうどその木版がぱかんとハマりそうな四角いくぼみがあり、絵の断片が描かれた木版たちが同じようにはめ込まれておりました。
「つまりアレだ。15パズルってやつだな」
鴻は、木版をひょいと征一郎へ投げ渡します。パズルは苦手なのだそうです。
サキリが横から覗き込み、
「これを解くと、奥に入れるってわけだね。僕も協力するから、解いてみよう」
「分かった。その間、てめぇは周囲を警戒でもしてろ、服部」
「へいへい。剛さんにまかしときー」
征一郎とサキリがああでもない、こうでもないとスライドパズルに奮闘する間にも、やっぱりわらわらとスケルトンたちはやってくるわけでして。
古めかしい銃がぱん! と乾いた音を鳴らし、弾丸が壁にめり込んだのを見て、
「じゃ、私もこっち担当で」
樹はガスガンの引き金を容赦なく引き絞り、反撃! 弾がめり込み、もろいガイコツは簡単に砕け散りました。
隣では剛が斧槍の先で骨を引っかけてかち上げ、鴻が必殺パンチで撃墜!
「頭脳労働ってやつはどうも苦手でな。こっちのほうが性に合ってるぜ」
「同感やな。うりゃあっ!!」
なんてことをしばし繰り返しているうちに。
パズルをスライドさせるサキリと征一郎の手元で、ぱちりと小気味良い音が鳴りました。
「お、上手くハマったね」
「これで完成か……、!?」
パズルを完成させたとたん、ずごごごご! 扉自体がスライドして、壁の中へと吸い込まれていきます。
「これは……!」
やがてスケルトンたちを片っ端から蹴散らした3人もやってきて、扉をくぐりますと……目の前には、広大な空間が広がっておりました。
ちゃぷちゃぷと揺れる水音。巨大な地底湖です!
「ここが最深部みたいですね。撮影撮影っと♪」
さっそくカメラで撮影を始める樹。
じーっとレンズが覗くその向こうには、朽ち果てた大きな帆船がぷかぷかと浮いています。どうやらここはかつて、海へと繋がっていたようです。
「捨てられちまった海賊船、か。昔は大海原を自由に駆け巡ってたんだろうがな……」
しみじみとつぶやいた鴻。自分も大海原への大航海へと出かけた手前もあってか、破れたジョリー・ロジャーを見上げて、複雑そうな顔を浮かべました。
とはいえ、のんびりと浸っているわけにもいきません。なぜならダンジョンの最深部にはお宝のみならず、ボスキャラが付き物だからです。
「へぇ……これは楽しめそうだね」
「でかっ!? ボスめっちゃでかいやん!」
サキリはどこか嬉しそうにダマスカスブレードを構え、剛も思わず笑いながら斧槍をぶおんと振るいます。
海賊船からのそりと姿を現したのは……羽のついた帽子をかぶった、海賊船長。キャプテン・スケルトン! 生前はかなりの巨漢だったのか、見上げんばかりの巨体で、それにかなりの骨太です。手には豪華な装飾が施された幅広のカットラスを構えています。
「よーし、あいつをやっつけてお宝ゲットだ! いっくぞー!」
樹はガスガンをバスバス撃ち込みながら走り出し、サキリは瞬間移動で上空から強襲! 鴻は羅針盤で下っぱスケルトンをぶん殴りつつ、突撃を敢行します。
「いいね、手ごたえのあるのとやり合いたかったところだよ……!」
「悪いが、海賊は弱肉強食だ。あんたのお宝、俺たちがいただくぜ!」
征一郎と剛は、ふたたびの背中合わせ。
「足を引っ張るんじゃねぇ。死人と踊る趣味はねぇ」
「そりゃこっちのセリフやで! いくでせーちゃん!」
ガイコツ船長が剣を振り上げると、下っぱたちもわらわらカラカラ現れて、大乱戦!
5人はお宝ゲットのため、そしてダンジョンの醍醐味を心ゆくまで堪能するため、大いに暴れ回るのでした……!
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
冒険
SF・ファンタジー
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年10月20日
参加申し込みの期限
2017年10月27日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年10月27日 11時00分
参加キャラクター一覧
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