this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
<アイス食べ放題!>池でパチャパチャするだけのお仕事です。
1
2
3
4
5
…
11
つぎへ >>
屋敷野 梢
は落胆していた。
「……あのオッサンの仕込みだったんですねー……はぁー」
池に怪物がいると聞かされて、意気揚々とバイトに応募したら、管理人からいきなりのネタバレ。消沈せずにはいられない。
「ま、そりゃそーだよねー。こんな池に怪物なんかいるわきゃないない」
梢を怪物で誘った張本人、
丑都渡 紗姫
が気だるく手を横に振る。こずこず萎えてんきゃいいんだけど、と隣の梢を見ると、地面にめり込むんじゃないかというくらい沈んでいる。
「ま、仕方ないよこずこず。あの管理人、頭沸いてんだよ。きっちり仕事して金もらってかえろーぜ。アイスも食べ放題だし!」
なんであたし気を遣ってるんだろ、とか思いながら、紗姫は梢の肩を叩いた。
「そーですねー! どーせなら、一緒に楽しみますかー、紗姫先輩!」
まだ空元気といった感じだが、滅多にない先輩と二人だけの時間だからと、梢は気持ちを切り替える。
バイト内容が致命的に自分に向かない。
詳細を聞かされて、真っ先にそんな感想を抱いたのは
亜魚隈 猯利
。思い立った直後の行動は早かった。
「管理人さん、すいません、俺、辞退してもいいですか?」
「え、こんな美味しいバイトなかなかないですよ?」
管理人が驚くのをよそに、猯利は説明する。
「その代わりに、俺なんかよりももっとふさわしい人を連れてきますよ。容姿が美しくて、カメラも思わず追いかけまわしたくなるような人。その方が取材に来る人たちにとっても画になって嬉しいだろうし、テレビで見た人の印象もいいですよ。耳福池は一気に注目されますよ」
「おお、そうですね!」
管理人快諾!
あまりたくさんしゃべることに慣れていない猯利。早々に疲れを感じながら、池から離れて行くのだった。
「管理人さんのプランには足りないものがあるのだ!」
続いて管理人を引き止めたのは、
後木 真央
。
「ラブラブパワースポットにはベタな食べ物が必要なのだ! TVの喰い付きも一発なのだ!」
耳福池は真央ちゃんがプロデュースするのだ! と言わんばかりに管理人へ食ってかかる。
「食べ物ならアイスがありますが……」
「シラス味なんて売れるわけないのだ!」
バーン! と言い張る。
「真央ちゃんに任せて欲しいのだ! 材料費は管理人さんが出すのだー!」
「いやいや、いきなりそんな……」
困惑気味の管理人。
と、真央は突然両手をくるりと丸め、
「にゃにゃにゃがおー!」
大きく叫んだ。
「えっ?」目を丸める管理人。
しばらくして、どこからともなくやって来る一匹の影。猫だ。
テオドロス・バルツァ
ほど、体はシャープではない。というか太い。
「がおーもここをラブラブパワースポットにする手伝いをするのだ!」
真央のろっこん「にゃにゃにゃがおー!」。三毛猫を一体召喚し、真央の説得に加勢させる。がおーは必死に管理人へしがみつくだけ。
「こ……この猫ちゃんは……!」
これに思い切り食いついたのは
天宮 樹
。管理人にしがみつくがおーに、しがみつく。
「なんて……なんてデブにゃんなんだ……楓さんとはまた違ったこのもふっと感が、たまらん……」
今日はアルバイトだからと、いつもそばにいる飼い猫の楓さんを置いてきたのを、激しく後悔していたところだった。
「これは君の飼っている猫なのかい? ぜひ一緒にペアを組もう!」
「いいのだ! だから一緒に管理人さんを説得するのだ!」
「もういいです! なんでもいいですから、勝手にやってください!」
二人と一匹にせがまれ、泣く泣く承知する管理人でありました。
「梅戸さん久しぶりだねぇ」
ペアを組む相手を探していた
梅戸 有留
が、間延びした声に呼ばれる。前回のアルバイトでも共に戦った
真辺 伸幸
だ。
「真辺君、お疲れさまです! ペアを探し中?」
「ぬ? 俺はバイト兼ねてあまくんとミッシー探しにー。やあ、梅戸さん見たことあるミッシー? 男のロマンよねー謎生物ー」
「うーん、僕はあまりそういうのは……」
「そうなのかぁ。ま、何か情報あったら教えてねぇ」
ミッシー探索仲間の元へ去って行く伸幸と入れ替わりに、今度は
八神 修
が有留の前に。彼も前回のアルバイトで共に引越し作業に汗を流した仲だ。
「また一緒になったな梅戸。よかったらペアにならないか?」
ガイドで「アルくんと組みたい、というアクションも大歓迎」と書いておきながら、誘ってくれたのは修だけだった(筆者泣)。梅戸が喜びうなずく姿に、修もつい嬉しくなる。
「なら、
新聞部
の活動を手伝ってくれないか?」
取材に来る偉い人やテレビクルーに逆取材をかけたいというのだ。池が少しでも華やかになることを望む修は、偉い人の機嫌をとる策士をかってでた。
「僕でよければぜひ手伝わせて!」
被雇用者の悲しい性かな、頼まれた仕事は喜んで引き受ける有留だった。
「俺も協力させてもらおうか」
のどかな池のほとりには似合わない、冷酷な印象をまとった男が会話に割って入る。
草薙 龍八
。彼も前回のバイト仲間だ。
「また何か企んでいるのか?」
「それはお互い様だろう」
修と龍八が睨み合う。
「み、みんなで一緒に頑張ろう! 耳福池に人を集めようね!」
間に入って慌てて有留がとりなす。
「そうだな」
微笑を返す修。その内心は、
(これをきっかけに梅戸には新聞部に興味を持ってもらって、ゆくゆくは正式な部員になってもらおう)
「ふん」
対する龍八の心の中は、
(汚職にまみれたお偉い人がボロを見せたら儲けもんだ。本当の祭りはバイトの後だが、こいつらといれば余興くらいにはなるだろう)
困った連中とペアを組むことになった有留なのであった。
派遣されしアルバイター31人が散り散りになった頃、耳福池の来年度予算を決める偉い人と、随行する「テレビねここ」撮影クルーが登場する。果たして彼らにいい印象を与えられるよう、アルバイターは見事な働きぶりを見せることができるのか。わりとのっけから不安だ!
1
2
3
4
5
…
11
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
<アイス食べ放題!>池でパチャパチャするだけのお仕事です。
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
小西 秀昭
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年06月06日
参加申し込みの期限
2013年06月13日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年06月13日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!