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【星幽塔】そしてまた『日常』へ
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【第一階層(6)】城下町の日常(1)
同じ頃。
再び第一階層。城下町の武器屋付よろず屋『ねこよろず』では。
「うん。これでよし、と」
店を切り盛りするメンバーの一人である
遠野 まほろ
が、まさに今日この日から発売を開始する新商品の陳列を終えようとしていた。
「『ねこさんぬいぐるみ』と『12星座のシンボルのアミュレット』。皆からの意見をもとに開発した新商品だけど、喜んでもらえるといいなぁ」
店頭に並べられたシンプルな猫のぬいぐるみと、星占いなどでお馴染の12星座のシンボルをあしらったアミュレットに視線を流し、まほろは柔らかく微笑む。
そうして、まほろはカウンターに戻り、新たなお客さんの来店を待つことにする。
はたして、今日は、どんなお客さん達が、店を訪れてくれるのだろうか、と期待に胸を膨らませながら。
* * *
さらに同じ頃。
城下町の双子の占い師が営む占いの館『Zwei Stern』では、双子の兄の方である
クレメル・トロムリッツ
が店のアクセサリーの在庫を確認しつつ、「ふむ。そろそろ在庫が切れそうだな……」と独りごちていた。
この『Zwei Stern』では、占いで好ましくない結果が出た客に対し、運気を呼び寄せるアクセサリーの販売も行っている。むしろ、そちらの売り上げが店の利益のほとんどを賄っていたりするというか、幼い少年のような見た目とは裏腹にかなりあこぎな商売を行っていたりするわけだが、それはさておくとして。
「クラーラ、少しの間、店を頼めるかい?」
クレメルは店頭で、テーブルの上に並べたタロットカードを前にぼんやりとしている双子の妹
クラーラ・トロムリッツ
に優しくそう声をかけた。
この双子の兄は、妹を溺愛しているところがある。
むしろ、妹以外の全てを蔑み、憎んでいる節があるといってもいい。それは双子がかつて持っていた、今は失われてしまったある力に原因があるのだが、それはまた別のお話。
ともかくとして、クレメルは妹のことをとても大切に思っていた。
だから、
「……どこか出かけるの?」
と、兄を振り返り訊き返した、クラーラの言葉の微妙なニュアンスにも気づくことができた。
「うん。ちょっとアクセサリーの買い出しに行こうと思ってね。どうかしたかい?」
クレメルがそう訊ねると、クラーラは少し迷ったような間を置いてから、ぽつりと一言
「……私も、他の階層をちょっと見てみたいかなって」
と控えめな口調で言った。
「そう。じゃあ、今日は店はお休みにして、どこか別の階層に買い出しに行こうか?」
クレメルが言うと、クラーラは少し嬉しそうに笑って、「うん」と頷いた。
こうして、トロムリッツ兄妹は、占いの館を臨時休業にして、二人で別の階層に出かけることになった。
* * *
水上 桜
は、平和になった城下町を散策しようと通りを歩いていた。
「そういえば、あまりゆっくりと城下町を散策する機会ってなかったのよね」
総じて巻き込まれ体質の人間の多い寝子島でも、桜の巻き込まれっぷりは毎回かなり酷かった。
「なんだか感覚が麻痺してきてるけど、そもそもこんなファンタジーな世界を生で冒険できるって奇跡みたいなものよね」
毎度のこと、ひどい巻き込まれっぷりに辟易し、最近ではもうフツウが嫌いになってきた節すらある桜であったが、この奇跡的な体験ばかりは神様とやらに感謝してもいいのかもしれない。
桜が殊勝にもそんなことを思った、まさにそのときのことだった。
「あ~~~~! どこかで見た顔だと思えば、桜ちゃんじゃな~い!」
どこかで聞いた記憶のある、しかし、どこで聞いたかなど思い出したくもない、そんな声が通りの向こう側から桜に投げかけられる。
「げ……」
桜は、思わず女子高生が発していけない類の声を漏らしながら、声のした方を振り向いた。
そこには、相も変わらずシャウラの泉でダイナマイトなボディを取り戻したマリリン・ダイナマイトが豪快に乳を揺らしてこちらに走ってくる姿があった。
「げ……マリリン……。あ、相変わらず色々と凄いわね……」
桜が頬をひくつかせながら、そう社交辞令(?)を述べれば
「あら、ありがとー。でも、大丈夫。桜ちゃんだってそのうちもっとおっきくなるわよー」
と、マリリンが何か調子に乗ったことを言い始める。その視線は明らかに桜の胸元のあたりに向けられており――
「……別に胸の話はしてないんだけど。ていうか、私だって別に小さくはないし」
桜は、カチンときてそう言った。
「あら、私だって別に胸の話なんてしてないわよぉ~? でも、そんなに自信があるなら勝負してみる~?」
桜はカチカチーンときた。喧嘩売っとんのか、と思った。いや、これは喧嘩だった。桜はすでにそう確信していた。
「上等じゃない。やってやるわ……!」
「ふふっ。決まりね。ちなみに勝負の内容は水着による通りでの水売りと酒場でのダンスの二本勝負よん♪」
「……なん……ですって……!?」
勝手に決定された勝負内容に愕然とする桜をよそに、
「うふふ。それじゃあ早速アストラルに行きましょう。あそこのマスター、ダンディで結構タイプなのよね~」
などと桜の腕を引っ張り、再びダイナマイトにサジタリオの街を疾走し始めるのであった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
オールジャンル
定員
1000人
参加キャラクター数
57人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年09月04日
参加申し込みの期限
2017年09月11日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年09月11日 11時00分
参加キャラクター一覧
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