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\ オーバータイム!/
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螺旋階段の家
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屋敷内に足を踏み入れた
マリエッタ・ラシュリエ
は、外の雨により湿度の高い空気と、カビの匂いに思わず眉を顰めた。
「失礼します……どなたかいらっしゃいませんか?」
雷雲により光は殆ど届かない。真っ暗の中で、せめて誰か人がいればと思い、声を上げる。
声は大分遠くまで届いたようだが、それでも人の出てくる気配はない。
あからさまにおかしい。そこまで思って、マリエッタはようやくこの屋敷の存在への心当たりに気がついた。
「ここは……もしかして、あの噂の……?」
『螺旋階段の家』の噂は、木天蓼大学にまでも伝わってきていたが、まさか自分がそこに辿り着くことになろうとは思わなかった。
物音は激しい雨音と、轟音の雷のみ。確かにこのような空間であれば、何が出てもおかしくないと思い、急いでここから離れて下山すべきかを考える。
「……帰るべきかしらね」
頷いて、背後を振り返る。雷光が窓ガラス越しに床を駆けていくが見えるが、まだ外の方が明るく見える。
そして、マリエッタがドアノブに手を掛けようとしたところで、
……ニャーン
また、どこからか猫の鳴き声が聞こえた。
だんだんと、こちらを誘うように、鳴き声の間隔が少なくなっているような気がする。もし野良猫が、こんなところに一匹で迷い込んでいるのだとしたら。
「………………」
気がつけば、再びマリエッタの足は奥へと向いていた。
先程まで、確かに帰ろうと思っていたのだが、また外に出たところで雨に濡れるのは目に見えており、そして届いてくる猫の声はどんどん切羽詰まっているように聞こえる。
それは、放っておいて見捨てて逃げれば、しばらく悪夢にうなされそうな……そのような、か細く切ない叫びにも似た声。
そうしてマリエッタは、毛足の長かったことが伺える、埃を吸った絨毯の上をゆっくりと。
声が聞こえてくるように感じる、奥の螺旋階段へと向かい、一直線に歩き始めた。
◆ ◆ ◆
新田 樹
は、やっと目的の幽霊との邂逅を果たした。
場違いなところにいる老人。こちらをじっと見ている。そして何より透けていて足がない。
これは間違いない、樹が思っていた『イメージ通りである』ここの主人の幽霊だ。
「あの! この屋敷の主人の方ですか?」
「……」
樹の言葉に、姿の曖昧な老人の声は、唇を僅かに動かしているだけで届かない。
樹は、不思議そうに瞬きしてから、同じ問いをくり返す。
「あの! この屋敷の主人の方ですか?」
「……ゎ……」
「何なに? もう少し大きく……」
「く……ぇ」
「え?」
「──喰わぜェろぉ!!」
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担当ゲームマスター
冬眠
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ★(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
ホラー
バトル
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年08月18日
参加申し込みの期限
2017年08月25日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年08月25日 11時00分
参加キャラクター一覧
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