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「さて、じゃあ噂の検証をしようかな」
中に入ってしばらく。最初こそ埃と独特の匂いで少しむせていた
桜庭 円
も、だんだん慣れてきた様子で建物内を歩き始めた。
「学校では……確か、絵が動くとか言ってたっけ」
円は辺りを見渡し、広い床の奥にある巨大な螺旋階段を目にしながら、今立っている中央より右端の壁にある大きな絵を見つけた。
「これかな」
──何か、嫌な予感がした。
いつでも回避行動が取れる為に、ステップを踏むよう思考が走る。
注意しながらも、ゆっくりと絵を凝視しつつ絵の人物と見つめ合い……
しばしの緊張の後、呟きながら、この絵には何も無かったと判断して通り過ぎようとした瞬間、
「うーん、気のせい……──え?」
絵の中の風景画にいる人物が、動いた。
今、円が気付いた瞬間も、風景画の人物が、本来の絵の構成を無視して、恐ろしいスピードで歩き、こちらに近づいてくる。
「逃げよ! 動いてる!!」
円が弾けるようにその場を離れた時には、動いていた絵の中の人間は、額縁に手を掛け今にもその身を乗り出さんとしているところだった。
「うわーーーっ!」
思わず円は叫んで走り出した。ある程度の怪異は予測していたが、こんな露骨にこちらを狙ってくる物だとは想像していなかった。
捕まれば終わりの気配がする──そんな慌てて逃げる円の側を、不意にガスガンの弾が駆け抜けた。
派手な音を立て、後ろの絵に直撃するガスガンの弾──同時に、額縁から出て円を追いかけようとしていた絵の人物はあっという間に掻き消えた。
「大丈夫ですか!」
そこには、一組の男女……
紗雪 幽
と、ガスガンを抱えた
新田 樹
の姿。
「あ、ありがとう。助かったー。
あんな露骨な本物がいるなんて思わなかった……!」
「いえいえ、お役に立てたなら良かったです」
円と樹が、束の間なのかも知れない平和な空間の中で、お互いに挨拶を交わし合う。
「そっちも、ここに探検に来たんすか?」
「うん、かなり噂が広まってるみたいだったから、何かあるなと思って」
「それなら俺らと一緒に行かないっすか? これからも何かあった時に、さっきみたいな凄い事が起こるかも知れないし」
幽の提案に、樹も同意するように頷いた。後は円の返事だけ。
「……そうだね。ちょっと思うところがあって、巻き込んじゃ危険かなとか一瞬思ったんだけど。
今は幽霊じゃない人と一緒にいられるのは心強いかな」
円は、自分が学校で作って話題に出した偽の噂を思い出す。しかし、この状況下では一人で確認できるかも分からなくなってきた中、この申し出はありがたい。
かくして、挨拶を交わした三人は、一緒に屋敷内を歩き始めた。
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担当ゲームマスター
冬眠
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ★(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
ホラー
バトル
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年08月18日
参加申し込みの期限
2017年08月25日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年08月25日 11時00分
参加キャラクター一覧
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