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【大迫力! 絶滅水族館(2)】
「やや! あそこに見えますのは……」
こそこそこそ。
入江 みつび
は前方に見知ったおふたりの顔を見つけて、アノマロカリスの水槽の陰へささっと隠れました。
「今度は水族館か。四野辺はどんなのが見たい?」
「そやね、可愛いんが見たいかなー?」
「じゃ、ステラーカイギュウってのを見てみるか。可愛いらしいぞ」
「うんー!」
仲良く並んで歩いているのは
添星 叡知
と
四野辺 蘭月
で、みつびとは同じボビナム道場での顔なじみです。
「なになに、いい雰囲気? いいじゃんいいじゃん、こんちきしょう♪」
うっかり声かけなくて良かった! なんて思いつつ、みつびはこそこそ。別のところへ移動することにしました。
「ふふふ。オトナなみつびお姉さんは、見なかったことにしてあげようー。がんばれ少年少女たち☆」
それを見ていたアノマロカリスに、ぱっちん! ウィンク飛ばしつつ、みつびは明るいほうへ、忍び足で歩いていきました。
みつびといったら、そりゃあもうネッシーです。
いえまぁほかにもいろいろあるでしょうけれど、ともかくみつびのお目当てはネッシーなのです。なにしろ
守護霊がネッシー
だそうですし、
ネッシーの牙(だったらいいな)
だって持ってます。
「えー皆さま、間もなくプレシオサウルスショーを開催いたします。ぜひ海上展望テラスに足をお運びくださいませ。くりかえしご案内いたします、間もなくプレシオサウルスショーを……」
「プレシオサウルス? それってもしかして、ネッシー!?」
メガロドンやらイクチオサウルスやらを間近に眺めて、うわっでかっ! などと楽しんでいたところ、そんな声が聞こえてきたもので、みつびは大急ぎで階段を駆け上がります。
照明を落とした水槽エリアを出ると、そこは海中の大水槽を上から眺めることのできる展望エリアです。青い海に面したなんとも爽快な光景が、ぱあっと目の前に広がりました。
「あっ、ネッシーだ!」
ざばーっと海から現れたのは、体長5メートルはあるでっかい首長竜! ガイドのお姉さんが放り投げたなにかのお肉を、ながーい首で器用にキャッチしました。
フタバスズキリュウ。学名は『フタバサウルス・スズキイ』といいまして、まぎれもなく日本で発見された首長竜の一種です。ネッシーではありませんけれど、まあプレシオサウルスのご親戚みたいなものではありましょう、おおざっぱに言うならば。
「えー、フタバスズキリュウのフッチーです。彼はとても人懐っこくて、今日は皆さんのために芸を披露してくれるそうですよ?」
ガイドのお姉さんが手のひらをくるりと翻しますと、ざぶんと水の中にもぐったフッチー。海中をぐるぐるすいすいと泳いだかと思ったら、水飛沫を巻き上げて海上へジャンプ!
「わ、すごいすごい! さすがネッシー♪」
もーあくまでネッシーとして見ているみつびは大喜びです。
どっぱーん! とかぶった水に、展望テラスの席で見学している
遠野 まほろ
や
新田 亮
、
椿 美咲紀
や
八神 修
も、ぱちぱちと手を叩いておりました。
「えー、さて、お次は会場へお越しのお客さまに、フッチーと触れ合っていただきましょう。だーれーにーしーよーおーかーなー」
ぴ、ぴ、ぴっ。並んだ来園者たちを次々に差していくガイドのお姉さんの指が……ぴ! みつびの顔に向けられて止まりました。どうやら指名されてしまったようです。
「そちらの、健康的な潮焼けが素敵なお嬢さま。えー、いかがですか? ごはんをあげたりなでなでしたり、えー、フッチーといっしょに泳ぐこともできますよ」
「い、いっしょに? 泳げるの? うわぁ、やるやる! やりたーいっ!」
なんと、願ってもないこの機会。憧れのネッシー、ではないですけれどとにもかくにも、首長竜と触れ合うことができるなんて!
やがて、貸してもらったピンクのウェットスーツへ着替えたみつび。日頃から海には慣れ親しんでいるだけあって、ばっちり似合っております。
ふたりの飼育員たちに付き添われて、みつびはさっそく海の中へ。このあたりはモササウルスやメガロドンなんかがいる水槽とは仕切られているので、もちろん食べられてしまうことはありません。
「うわぁ、ネッシーがこんなに近くに……じゃなかった、フッチーだっけ? こんにちはー、フッチー!」
ぱしゃぱしゃと足を蹴っていると、さっそくすいすい寄ってきた人懐っこいフッチー。
「か、可愛い……!」
みつびは感動しつつ、ヒレをきゅっとにぎって握手。すべすべとした肌を撫でてあげると、フッチーは嬉しそうにきゅきゅっと鳴きました。
ついでによっこらしょっと背中にも乗せてもらったりして、そんな光景にはもちろん見学しているお客たちも、わーっ! と歓声を上げ、あたりには拍手が降り注ぎます。
「うーん。これってばもう、一生ものの思い出かも」
正直言いまして、みつびも絶滅動物について多くを知っているわけではありません。
それでもこんなふうに、間近で大きな生き物に触れられて……それがほかでもない、首長竜なのですから。
「ありがとね、フッチー♪」
みつびは長い首をもたげて見つめるフッチーの大きな口へ、親愛と感謝の気持ちを込めて、ちゅっ! キスをプレゼントしたのでした。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
冒険
動物・自然
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年08月10日
参加申し込みの期限
2017年08月17日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年08月17日 11時00分
参加キャラクター一覧
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