this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
遊びにいこう! 絶滅動物園
1
2
3
4
5
…
12
つぎへ >>
【見どころ満点! 絶滅サファリパーク(1)】
どういうリクツか、ピーカンの青空です。見渡す限りの草原に大森林、向こうにはでっかい山までそびえています。
ここは、『絶滅動物園』! 時の流れに取り残されて姿を消してしまった、儚くも美しい絶滅動物たちが暮らす最後の楽園です。
ほーら。某有名恐竜映画のテーマ曲が、今にも聞こえてきそうでしょ?
「あれ見て添星くん、あれ! めっさでっかい! あれ、ホンマに動くのん?」
「そんなに乗り出すと危ないぞ、四野辺」
四野辺 蘭月
と
添星 叡知
は、そんな不思議な動物園をふたりで見学中です。
カンタン操作で誰でも運転できるサファリカートに乗って草原へ繰り出すと、目の前にはずううううん……とそびえる巨大な生き物の群れが。そう、恐竜たちです!
サファリルックなガイドのお姉さんがぶいーんとカートでやってきて、解説してくれました。
「えー、皆さま、右手をごらんください。あちらはかの有名なアパトサウルス、かつてはブロントサウルスや雷竜(かみなりりゅう)などと呼ばれていた地上最大級の恐竜でございます。えー、全長は最大で26メートル、体重は32トンにも達し、えー主に森林部で木の葉などを主食としており……」
「添星くん、あぱっとさうるすやって! すごいすごい、ホンマに動くんや、きゃあああ!?」
「おっと!」
アパトサウルスがずしーんと歩くと地面ごとカートが揺れて、蘭月は落っこちそうになったところを叡智のがっちりとした腕に支えられました。
「大丈夫か? ちゃんとシートに腰かけてな」
「あはは、危ないトコやったわ。ありがと、添星くん! それにしても、いろんな恐竜がおるんやねぇ」
ふたりは恐竜や絶滅動物の知識にそれほど明るくはありませんでしたけれど、少なくともこうして幻の動物たちを眺めているだけで胸はわくわくどきどきとして、ばっちり楽しむことができました。
「あっあれ見て! サーベルタイガーや、サーベルタイガー!」
「おお……! 格好いいじゃないか。体さばきと牙の使い方の参考にしたいものだ。ん、あっちのあいつは?」
「あんきろさうるす? やって。アルマジロみたいやね、ごっつい堅そうやん。あっ! 添星くんあれ! あそこ!」
どどどん! 蘭月が指差す先でニラみ合うのは、三本角のトリケラトプスに……恐竜の王さま、ティラノサウルス!
今まさに対決の火ぶたが切って落とされようとしているようでして、ふたりは大興奮です。
「これは、大迫力だな! 四野辺、どちらが勝つと思う?」
「あはは、何か賭けよか?」
「ふむ。じゃあ俺は、トリケラの勝ちに今日の土産代を賭けよう」
「乗った!」
叡智はたくましく、そして美しい恐竜たちに感動しつつ、隣に座る蘭月のくるくると目まぐるしく変わる表情からも目が離せません。
彼自身はあまり人付き合いが得意なほうとは言えず、だからこそ、彼女の素朴で近しい距離感が新鮮に思えるのかもしれません。
(どうやら、彼女から学ぶことも多そうだ)
叡智は蘭月のまぶしい横顔を見つめて、ふっと頬をゆるめました。
御巫 時子
のお目当てはもちろん、鳥たちです。
「……まあ。すごい……!」
ひとり用カートでのんびりぶいーんとやってきたのは、海を臨む小高い丘のあたり。本当にこの動物園はどうなっているのでしょう。こんなにも広い敷地に、広大な海までも広がっているなんて!
といっても、時子が目を輝かせたのはそんな景観ばかりではありません。
苔の生えた岩場にたたずんでいるのは、メガネウという鵜の仲間。羽は黒いのに、目の周りに白い羽毛が生えているのが何だか可愛らしいです。
空を旋回している巨大な影は、ハーストイーグル。翼長3メートルはありそうな大きなワシで、その雄々しい姿に時子は目を細めて見入ります。
小さな翼竜ランフォリンクスの群れがぱたぱた、気持ち良さそうに目の前を横切りながら飛んでいきました。
「あら……こんにちは、鳥さん」
とことこと時子のカートへ寄ってきたきたのは、ジャイアントモア! ダチョウのようなシルエットの飛べない鳥です。
頭のてっぺんまで3メートルから4メートル近い大きさがあるので、時子は首を反らして見上げていましたけれど。そのうちジャイアントモアは長い首を下ろして、彼女へすりすりとほおずりし始めました。なかなかおとなしく、人懐っこい性格のようです。
ふわふわの毛に手を添えながら、ふと時子は思いつきました。
「エサやりができたらいいのですが……」
「やってみますか?」
ちょっとビックリしながら振り返ると、ガイドのお姉さんがカートでやってきて、なにやらカゴを手渡してくれました。
「さ、どうぞ」
「まあ。ありがとうございます」
カゴの中には木の実や葉っぱなんかがぎっしりと詰まっていて、どうやらそれがモアちゃんの主食であるようです。
「さあ、どうぞ。モアさん……」
木の実をいくつか手のひらに乗せて差し出してみると……ぱくっ。ぱくん! 美味しそうに食べてくれて、嬉しくなった時子は思わず、にっこりと頬をゆるめました。
仙藤 蒼
に
仙藤 紫
、仲良し仙道姉妹も絶滅サファリパークを満喫中です。
「いや、さすがに本物じゃないでしょ? これは」
「そうかしら。それにしてはずいぶんリアリティがあるけれど」
紫の運転するカートは安全運転で平原部を疾走しておりましたけれど……なんだか大きな生き物が目の前に現れて、紫は急ブレーキを踏みました。
「だってこんな時って、映画なんかだと、すごい勢いで追いかけてくるじゃない。きっと等身大のロボットか何かよ、きっと」
「私にはそうは思えないのだけど」
ふしゅーっ。鼻息荒く、牙をむき出すのはティラノサウルス。今ではT・レックスの愛称でも知られる、この世でもっとも有名な恐竜です。
そんなヤツが今、ふたりの乗るカートをじいいっと見つめています。
「ほら、襲ってもこないじゃない? きっとここは絶滅した動物たちをロボットで再現したテーマパークみたいなもので、あれっ?」
「……こっちに来るわよ?」
のっしのっし。ずんずん……どどどどどっ! ティラノサウルスはおいしそーな姉妹をエモノと見定めたのか、こちらへ猛然と突進してきました。思った以上に大迫力!
「ええと。ロボットなら、逃げる必要はないわけよね? きっと安全装置みたいなものが働いて」
「なにやってるのお姉ちゃん早く出して車出して逃げて逃げてー!!」
アクセルベタ踏み、急発進!
ぶいーんとカートでやってきたガイドのお姉さんが併走しながら、言いました。
「えー、後ろをごらんください。これぞまさしく恐竜の象徴、皆さまご存じティラノサウルスでございます。えー、ティラノサウルスと言えばやはり目に付くのは大きな頭と強靭な顎ですが、えー、その噛みつく力は非常に強く、恐竜たちのかたい骨までも噛み砕いてしまうほどで……」
「今それ言う!?」
「うーん。やっぱりこれ、本物じゃないのかしら? ロボットにしては動きが自然というか、確かに大昔にはこんな動物がいたのねって思わせるようなリアリティが」
「いいから前見て運転して、お姉ちゃん!!」
緑の上を、カートは軽快に疾走します。
頭上には、とんでもなく青く澄んだ空が広がっておりました。
1
2
3
4
5
…
12
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
遊びにいこう! 絶滅動物園
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
冒険
動物・自然
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年08月10日
参加申し込みの期限
2017年08月17日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年08月17日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!