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遊びにいこう! 絶滅動物園
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【可愛さ爆裂! ふれあいコーナー(1)】
動物園には、触って楽しめるふれあいコーナーがつきものです。
ここ絶滅動物園もまた、やはり例外ではありません。
「おおっ……これは!」
「まあ、可愛い……♪」
その一角で、
新田 亮
と
御巫 時子
は思わず目をきらきらきらと輝かせております。
亮の目の前へやってきたのは、ブルーバック。緑がかった青い毛並みが美しい、鹿のような動物です。実際はシカではなくてウシ科の動物だったりしますけれど、ともあれ雄々しい角を持つ、なんともこれが素敵なフォルム!
「なんて綺麗な毛並みだ。お前みたいのは初めて見るよ」
首から背中をするりとなでてみますと、ブルーバックは耳をぱたぱたさせて、嬉しそうないななきを上げました。
いっぽう時子へ歩み寄ってきたのは、先ほどごはんをあげたあのジャイアントモア。サファリパークで出会ったものよりも小さくて、まだ若いモアのようです。
モアのまわりには、よちよち歩きの飛べない鳥、ドードーの子どもたちがいっしょにお散歩中です。時子はその一羽を抱き上げて、もふもふな羽毛に顔をうずめます。
「ふふ……モアさんも、ドードーさんも、こんにちは。ここでの暮らしは、どうですか……? 楽しいですか?」
鳥類とお話ができるろっこんを使って話しかけてみると、彼らは口々に、たのしいよ! とってもしあわせ! とちょっぴりたどたどしく教えてくれました。
と……そこへやってきた、ガイドのお姉さん。
「えー。背中、乗ってみたくありません?」
「! 乗れるのか?」
「乗ってみたいです……!」
そんな魅力的なお誘いにはもちろん、抗いようもありません。
かくしてふたりは、それぞれにブルーバックとモアの背中へライドオン!
亮が乗り込んだブルーバックはちょうど角がバイクのハンドルみたいで、つかんでみるとなんとも良い具合です。このままどこまでも駆けていけそうな気がします。
時子はモアの背中へ横向きに腰を乗せ、首へ腕を回します。モアはちょっぴりひょうきんなフォルムながらなかなかにがっしりとしていて、安心感がありました。
「おふたりとも、お上手ですね。えー、あちらの草原エリアを自由に走っていただくことができます。その子たちと大自然をたっぷり堪能してくださいね」
「ああ!」
お姉さんが手を翻して示した先へと、まずは亮が飛び出しました。
「す、すごい加速だ……!」
気を抜くと振り落とされてしまいそうな勢いで、ブルーバックは平原を駆け抜けます。一面の緑の中、尾を引く鮮やかな青。
「俺に遠慮はしなくていい。ついていくよ。だから……思いっきり、走ってくれ!」
ぐんっ! とさらにスピードアップ。相棒との一体感を噛み締めながら、亮は地平線の向こうまで走り続けます。
時子とモアはと言いますと、こちらは水辺のほうへ足を向けてみることにしました。
「ああ……気持ちのいい風ですね。あら……?」
とっとっとっ。軽快に走るモアの足元を覗くと、さっきのドードーたちがひょこひょことついてきておりました。
「ふふ。いっしょに、お散歩しますか……?」
するするー! 元気なドードーたちはぴょこんと飛び跳ね、モアは速度を落としてゆったりと歩きます。
穏やかな波が寄せる水辺には、ペンギンのようなオオウミガラスたちがひなたぼっこをしていて、時子を見かけると、あっだれかきた! いらっしゃーい! ゆっくりしてってね! あそぶ? なにしてあそぶ? なんて、ぱたぱた羽を動かしながら話しかけてくれました。
「ああ……みんな、可愛らしいですね……」
彼らはみな、絶滅してしまった動物たち。ここにいるのはその、最後の生き残りなのでしょうか?
亮は、時子は思います。
せめて彼らが、ここで静かに幸せに、いつまでも暮らしていけますように。
緑がいっぱいのふれあいコーナーの中に、とてつもなく魅力的な看板が立っておりました。
なんと、生まれたばかりの動物の赤ん坊を抱っこできるというのです!
「うわぁぁあ、小さいやん! 可愛いやん~!」
ふにゃっとして明るい笑顔で、
四野辺 蘭月
は猫のような動物の赤ちゃんをむきゅーっ! 優しく抱き締めます。
「で、この子何の子なん?」
「ホラアナライオンだそうだ。タテガミのないライオンの仲間らしい」
添星 叡知
がガイドのお姉さんに聞いた名前を教えると、蘭月の表情はますます華やぎます。
「ああ、小っさい子ぉは可愛いな~♪」
「そうだな……」
ごろごろのどを鳴らして喜ぶホラアナライオンの赤ちゃん。蘭月がお腹をこしょこしょとくすぐってやると、猫みたいな声でふにゃあと嬉しそうな声を上げました。
そんなふうにして楽しそうな彼女を、叡智はなんだか不思議な気持ちで見つめています。
「確かに可愛いな」
「ん? そうやろー。あっ見て見て、この子あたしの指を甘がみしとる! かぁーわいいー!」
もちろん赤ちゃんは可愛いのですけれど。叡智はそれと同じくらい、蘭月の笑顔が気になってしまいます。
だって、今日はサファリパークで偶然同じカートに乗り合わせただけなのに、気づくとこれって……なんだか、デートみたい?
「えへへ、楽しいな~。なっ、添星くん♪」
「ははっ、そうだな。俺も楽しいよ」
四野辺といっしょだからな。とは言いませんでしたけれど、彼女がちょっぴり気になり始めた叡智でした。
「添星くん添星くん。ほら!」
「おっ、こいつは……」
ひょいっと蘭月が持ち上げて見せたのは、生えかけの二本の牙がちまっと伸びた、サーベルタイガー! 中でもこれは、スミロドンという種類のようです。
やわらかい肉球でほっぺたをぷにぷにされながら、蘭月はにっこり笑って言いました。
「添星くんと、お揃いやね」
最近目覚めた叡智のろっこんは、黒いサーベルタイガーに姿を変える能力です。蘭月が抱っこしている小さな小さな剣歯虎には、確かにどこか親近感も湧いてきます。
「……四野辺。しばらくそのままで」
「うん?」
叡智はスマートフォンを取り出すと、カメラで蘭月の笑顔とサーベルタイガーの赤ちゃんをいっしょに、ぱしゃり!
「記念に、な」
「あはは、なんや恥ずかしいなぁ! あ、その写真、後であたしにも送ってなー」
木漏れ日の光を浴びて輝く微笑みに、叡智はそうっと目を細めてうなずきました。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
冒険
動物・自然
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年08月10日
参加申し込みの期限
2017年08月17日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年08月17日 11時00分
参加キャラクター一覧
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