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ラブ☆部活&同好会デー
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【B】ラブ☆地獄の勧誘ロード(勧誘する側)
&
【C】ラブ☆地獄の勧誘ロード(勧誘される側)
優木 遥斗
が部室棟から出てきた。自主練習を済ませたようにボサボサの髪は少し濡れていた。剣道着の姿で正門へと向かう。手には二本の竹刀を持っていた。
柔和な表情に緊張が見て取れる。浅い呼吸を繰り返し、直線の道をゆく。勧誘の用意をする者達がちらほらと目に付いた。
視線を固定して遥斗は道の中央を歩いた。目付きが鋭くなる。
正門まで二メートル弱のところで立ち止まった。両足を軽く開いて仁王立ちとなる。二本の竹刀の先を地面に突き立てて前方を見据える。
遥斗の目が僅かに動いた。怯えたような表情の男子がいた。
「お、おはよう、ございます……」
ぎこちない挨拶の直後に顔を伏せる。その姿で早足となった。
「少しいいか」
「は、はい!?」
通り抜ける前に呼び止められた。男子は泣き笑いの表情を遥斗に向けた。
「俺は見た通りの剣道部だ。部活に興味はあるか?」
「あ、その、僕は中学の時は卓球部にいて、その、運動系ではありますけど」
「興味はあるのだな」
低い声で相手を見下ろす。
「えっと、運動系なので、全く関心がないってことは、ないかなぁ」
精一杯の愛想笑いを遥斗は真面目に受け取る。手にしていた竹刀を男子に差し出した。
「素振りは基本だ。試してみて欲しい」
「え、竹刀を握ったことが、ないのですが……」
「簡単だ。まず柄の部分を左手で支える」
遥斗は男子の横に並んで自身の竹刀を構えた。
「こう、ですか?」
「右手は軽く添える感じだ。そう、その形だ」
模範とばかりに遥斗が竹刀を振った。風を切る音がする。足捌きを交えた素振りを連続で披露した。
「足捌きは考えなくていい。まずはぶれないように振ることだ」
促されて男子は竹刀を振った。反動で身体が少し横に流れた。急いで引き上げると力を込めて振り下ろす。途中で止められず、竹刀の先は地面を叩いた。
「ご、ごめんなさい!」
「いや、いい。よくあることだ」
遥斗は竹刀を受け取った。俯いた男子の両耳が真っ赤に染まる。
「少しでも部活に興味を持ったなら武道場を訪ねて欲しい。たぶん御剣という男がいる。俺と同じで目付きが悪いからすぐにわかる」
男子は顔を上げた。遥斗は温かみのある笑みを浮かべていた。
「は、はい、わかりました! 失礼します!」
男子は駆け足で去っていった。
「……勧誘になったのか?」
自身の行動に若干の疑問を持ちつつ、正門に目を向けた。
「優木先輩、おはようございますですわー」
白いセミロングの髪を弾ませて
上下 左右
が歩いてきた。
愛用の杖
をステッキのように回すと取り付けた鈴が澄んだ音を立てる。
「おはよう。上下に剣道は無理か」
「どういうことですの?」
左右は不思議そうな顔で問い返す。
「知らない訳ではないだろう。今日は新入部員を獲得する日だ」
「そう言えば、そのような内容を昨日の朝礼で教頭先生がおっしゃっていたのですわ」
「そういうことだ。俺は剣道部の勧誘をしている」
「私も存じていますわー」
左右は杖を水平に構えた。半身の姿になって弱々しい突きを見せる。
「俺にはフェンシングに見える」
「剣道の突きですわ」
「高校の剣道の試合で突きはない」
遥斗は苦笑いを浮かべて言った。
「軽いモーニングジョークですわ。どこがジョークなのかと聞かれると、私も困ってしまいますが……」
上下は口を手で覆った。微かな笑い声が漏れる。少し収まったところで呼吸を整えた。
「それにしましても、優木先輩、朝からお疲れ様なのですわ。土日も忙しそうにしているところを何度か目にしたのですわ」
「島と本土の剣道場を行き来しているからだ」
遥斗は薄青い空を見遣り、憧れを抱く少年のような眼差しとなった。
「一年生の時は帰宅部でしたが、私も夢中になれる部活を探してみますの」
「頑張れよ」
遥斗は左右を見送った。
「……俺も頑張るか」
背後から多くの足音が聞こえる。遥斗は正門に振り向いて勧誘の声を張り上げた。
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担当ゲームマスター
黒羽カラス
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ★(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
1000人
参加キャラクター数
85人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年08月13日
参加申し込みの期限
2017年08月20日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年08月20日 11時00分
参加キャラクター一覧
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