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【D】ラブ☆体験入部フェスティバル(勧誘する側)
&
【E】ラブ☆体験入部フェスティバル(勧誘される側)
放送部の一室、
鴻上 彰尋
は機材のチェックに勤しんでいる。机上にはCDのケースが乱雑に積まれていた。邦楽に洋楽、クラシックのタイトルも幾つか見られた。その傍らには予定を書き殴った紙が置いてあった。
彰尋は一枚のCDを選んで流し始める。明るい曲調の邦楽であった。
椅子に座って一息入れる。瞼を閉じて少し上を向いた。
「静かだな」
外の喧騒は届かない。両手を合わせて膝の上に置いた。微かに頭が揺れ始める。
ノックする音が現実に引き戻す。彰尋は勢いよく立ち上がると急いでドアを開けた。
肩で息をする女子がいた。乱れた前髪を手で直して要件を伝える。
「放送部で、迷子のお知らせを頼みたいんだけど、いいかな」
「もちろんだよ。まずは迷子の特徴を教えてくれないか?」
迷子となった対象の名前と年齢。服装や見た目の特徴を聞き出した。
「それだけわかれば大丈夫だよ。待機場所はわかり易いところが良いと思うから、そうだな。北校舎と南校舎に挟まれた噴水はどうだろうか」
「そうね。人通りも他よりは少ないから見つけ易いかも。ありがとう、あとはよろしくね」
「全力を尽くすよ」
柔らかい笑みで話を終えた。ドアを閉めると彰尋は早足で戻り、新しい紙に要約として纏める。一旦は書いた迷子の名前の上に横線を引いた。
マイクの位置を調整して即座に校内放送で流す。
『こちら放送部です。迷子のお知らせをします。四歳の男の子で身長は一メートル前後。黄色いTシャツに青い半ズボンを穿いています。関係者の方は二つの校舎に挟まれた噴水前に来てください』
同じ内容を繰り返し、放送を終えた。
目を紙に落とす。迷子の関係者が現れるまで二十分毎に放送を続ける旨を余白に書き込んだ。
その数分後、無事に解決した。先程の女子が笑顔で伝えた。
「放送を聞いたお母さんがすぐに飛んできてくれて助かったわ。これはお礼ということで」
「有難く貰っておくよ」
「また何かあったら頼むわね」
仲の良い友達に見せるような笑顔で女子は自身の持ち場に戻っていった。
彰尋はゆっくりと歩いて椅子に座った。掌の三個の飴玉を適当に転がす。その一つを口の中に放り込む。
「疲れた時にはいいな」
その後も人は訪れた。小さな同好会の宣伝を引き受けた。箸袋研究保存会という名称に少し抵抗があったものの、声が少し揺れる程度で済んだ。
新たなCDが大量に持ち込まれた時は慌てた。時間指定までされてかなりの時間を費やした。
「……疲れた。甘い物は、もうないか」
両手をだらりと下げた状態で椅子に座っていた。
ドアが叩かれた。ノックよりも強く、男らしい感じを受ける。
彰尋は両膝を手で押し上げるようにして立ち上がった。怠そうな格好でドアを開ける。
相手を目にした途端、直立姿勢となった。
「彰尋くん、差し入れを持ってきたよ」
にこやかに笑う
七夜 あおい
が両手で包装紙を振ってみせる。
「あおいさん、どうしてここに?」
「迷子の放送を聞いたよ。無事にお母さんも見つかったみたいでよかったね。音楽を流して、他のところの宣伝もして、お疲れかなって思ったからクッキーを持ってきたよ」
「ありがとう、本当に嬉しいよ」
感激したような声にあおいは慌てて頭を振った。
「私の手作りじゃないから。家庭科同好会で提供されたクッキーだから。気軽に受け取ってね。これからも頑張って」
「ありがとう。あおいさん、またね」
あおいは頷くとツインテールを靡かせて走り去る。
立ち上がったついでにCDを入れ替えた。甘くて切ない恋愛を謳った邦楽で歌詞が若者層に受け入れられ、ミリオンを達成した一曲であった。
椅子に座った彰尋は机の上に置いた包装紙に目を向ける。
「飴でクッキーが釣れたね」
幸せそうな顔で彰尋は甘い時間に浸った。
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担当ゲームマスター
黒羽カラス
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ★(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
1000人
参加キャラクター数
85人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年08月13日
参加申し込みの期限
2017年08月20日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年08月20日 11時00分
参加キャラクター一覧
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