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豆腐プールはじめました。
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●作業3日目(1) 豆腐パーティ!●
そして、3日目。
豆腐プールの噂もすっかり広がり、放課後集まった有志生徒もずいぶん大所帯になってきた。
前日までのメンバーからは、
桃原 空音
、
佐々 寿美礼
、
志波 武道
、
李 小麗
、
鏡箕 萌
、
三希 環
、
恵御納 夏朝
、
七音 侑
、
哀坂 零葉
、
横嶋 下心
、
畑生 言嗣
、
後木 真央
、
逆巻 天野
、
真辺 伸幸
、
桜井 ラッセル
、
八神 修
、
旅鴉 月詠
が引き続き参加、
加えて、今日はさらに新たな顔ぶれ、
柊沢 北斗
、
宇佐見 望月
、
冴木 竜司
、
桜庭 円
、
北条 冬華
、
小山内 海
、
御剣 刀
、
薄野 五月
、そして例の
亜魚隈 猯利
の顔も見える。ワイワイガヤガヤと集まり、じつににぎやかだ。
「プールが豆腐でいっぱいになったと聞いたので飛んできた!
これ、食っていいんだよな!(ハフッハフッ)」
プールサイドで振り返り、目を輝かせて
鏡箕 萌
にそう訊ねるのは、2年体育科の
柊沢 北斗
だ。筋肉質の大きなガタイと、キラキラしたその屈託のない瞳が、どことなく大型犬を思わせる先輩である。
「おっ、おう……」
その匂い立つような雰囲気に萌はちょっと気圧されながらも、ゴワゴワの寝ぐせ髪が何だか気持ち良さそうで、その頭を撫でてみたくもなる。代わりに取り皿をひょいと差し出し、
「コレ、食べかけっすけど。よかったら」
「いっ、いいのか!?」
「あー……あたしは一昨日から食べ続けで、さすがに飽きてきたんで」
「サンキュー!(わふっ)」
一丁分の豆腐を、ぺろりと一口でいったその食べっぷりに、唖然となる萌。ハッハッと舌を出してこちらを見る先輩に、まるで餌付けでもしているような気分になるが、当人はぜんぜん物足りなさそうだ。チラッチラッとその柊沢は白いプールを横目で見ながら、
「もうすぐプール開き、なんだよな?」
「あっ、はいっす」
「この豆腐を何とかしないとプールに入れない。
つまり豆腐を何とかするために、食べていい」
期待に満ちた瞳で、自分を見つめる柊沢に、
(おあずけになってる犬みたいだよなー)
と内心で苦笑する鏡箕萌。
「あっ、じゃあ醤油もあるっすけど。これで好きなだけ……」
「好きなだけ? 好きなだけ食っていいんだなっ!?」
ヒャッホウ、と跳び上がって喜ぶ柊沢。醤油をばーーっとひと回しプールにぶっかけると、
「弾けろ! 俺の胃袋ー!!」
「えーーーーーーーーーーーーー!?」
プールサイドに四つん這いになり、そのままガツガツと犬喰いで豆腐を平らげ始めた!
みるみるプールのカサが減っていくその豪快な食べっぷりに、
「す、すげぇな……」
と萌も感嘆しきりだ。
「醤油がかかってないところも美味いな!
むしろ豆腐を味わうために何もかけずに……おろっ? ドジョウが中にいたぞ」
口の中に半分入っちゃったドジョウを、すぽんっと引っこ抜く柊沢北斗。
「キュルッキュウ!」
「さすがにこいつらも食べたらかわいそうだし、見つけたらあの女の子に渡せばいいか。
がっついている間にそのまま食べないよう気を付けないとな……」
◇
一方、
後木 真央
から借りた調理道具を使い、腕まくりで料理に精を出しているのは
宇佐見 望月
だ。
「ドジョウから離しても、1時間はこのまんまなんだろ武道ちゃん、
俺様、豆腐料理の実験させて貰うぜ!」
志波 武道
が泳いで崩したあたりの豆腐を断って貰い受け、これを土鍋に入れる望月。少し重曹を加えて、カセットコンロでコトコト。
「重曹の効果で、トロットロに豆腐がとろけるんだぜ……ん、よし、味変わってネェな!
ここにコンソメ1かけ・ウインナー1袋とミニトマトを入れて煮込むだけ、豆腐鍋だ!」
「おおっ、何やら美味そうな匂い……(くんくん)」
その匂いを嗅ぎつけ寄ってきたのは、先ほどの
柊沢 北斗
だ。宇佐見望月とは、同じ2年10組のクラスメイトでもある。
「なぁ、これ食べていいか?」
「おっと北斗ちゃん、待て!」
望月のストップに思わず従い、キュウン……とせつなげな瞳でクラスメイトを見上げる柊沢。その様子にウッと心が痛みながらも、
「まだ煮えてないからな、煮えるまでお預けだ、こっち先喰え!」
と大きめに崩れた豆腐+薬味+めんつゆの丼を渡す望月。おあずけを解かれた柊沢は、
「わっ、ありがとな!」
すっごくいい笑顔でお礼を言い、ハフハフッと丼に鼻をつっこむ。
「うまっ! めんつゆもうまっ!」
パタパタ動く尻尾が、まるで目に見えるような喜びようだ。その食べっぷりを微笑ましく見守りながら望月は、
「他にもそのまま豆腐、喰いたい奴いるか〜?」
その呼びかけに、同じクラスで水泳部の
佐々 寿美礼
や、
李 小麗
もやって来た。
「へー、あたし料理は出来不出来が激しいんだけど、これなら失敗しないもんね。
ふむふむ、薬味はネギに生姜にシソ、ミョウガと……」
「しゃおりー、刻んだこのザーサイが気に入ったのだ!
ポリポリ歯ごたえが、楽しいのだっ」
「さっ、次は『甘くて太らないスイーツ』作りだ!」
ミキサーを取り出した望月を、ナヌッ?と振り返る女子2人。いやいや、2人とも普通の体型なんですけどね。
「ねーちゃんから作れって言われたから、ここで実験な。
食べて綺麗になれるスイーツって……ねーちゃんもムチャ言うぜ」
そしてスイーツと聞き付け、お菓子に目がない
七音 侑
と、ダイエットフードに興味津々の
後木 真央
も、目をキラッキラさせてすっとんできた。
「うにっ、宇佐見先輩、デザート作ってくれるんですか?」
「甘いお豆腐……何だろう何だろうとっても楽しみなのだ!
真央ちゃん作るのも食べるのもお手伝いするのだ!」
「おっ、じゃあ2人にも味見して貰えっかな。作る方はあっという間だ。
凍らせておいた苺と蜂蜜と、あと崩れた豆腐をミキサーに入れて……スイッチON!」
ガガガーっと撹拌されて、ハイもう出来上がり。
「豆腐スムージーの完成だ!」
「「豆腐スムージー!?」」
グラスに注がれたその可愛らしいピンク色の飲み物を、先を争って飲む陸上部の後輩2人。
「「甘ああい! 美味しーーい(のだっ/にー!!)」」
寿美礼と小麗たちにも勧めた後、望月もゴクゴクとグラスを飲み干し、満足げにうなずく。
「上白糖使ってないから、糖分の吸収がゆっくりなんだ。
筋肉を付けて、ビタミンを摂るのにもってこいだぜ!」
何でも身体作りに結び付ける、どこまでも肉体馬鹿な望月である。
「おっ、北斗ちゃんも飲むか?」
「もちろんっ」
口のまわりをピンクの泡だらけにしながら、柊沢も大満足。空のグラスをまじまじと眺め、
「しっかし、豆腐料理って本当、いろいろあるんだな。
江戸時代の『豆腐百珍』みたいに、もっといろいろやってみようぜ!」
◇
柊沢 北斗
の提案で、さあ豆腐パーティの始まりだ。
「さあみんな、食べて食べてー♪」
料理が得意な
三希 環
が、オーソドックスな麻婆豆腐や、ヘルシーな豆腐ハンバーグを作って、にこやかに皆に振る舞う。
「チーズをのせればイタリアン、しそと和風ソースで和風ハンバーグにもできるよ!」
「(はむっ)……美味しい……ご飯が欲しくなります。
わ、私にも……これぐらいのものが、作れれば……」
手料理に関しては壊滅的な腕前を持つ
哀坂 零葉
が、うらやましげにじっと三希の方を見る。ああ自分にも、彼ほどの女子力があれば……。
「作り方、教えよっか?」
その視線に気付いた三希ににっこり言われて、
「えっ? ……は、はい!」
「じゃあまず、玉ねぎをみじん切りにして……みじん切りって、分かるよね?」
「聞いたことはありますっ」
ともかく知識だけはある零葉である。
「ふむ、では私は、ぎせ焼きでも作ろうか」
水着にパーカー+エプロン+キャスケット姿で、まとわりつく
横嶋 下心
を殴りながら(ヒドイ……)、手際良く料理を始めたのは、
旅鴉 月詠
だ。
「ウン? ぎせ焼きとは何かね、旅鴉君」
豆腐の味噌汁を作っていた
畑生 言嗣
が、自分も聞いたことがない料理に首をひねりながら、その調理を観察する。その手順は、こうだ。
よく水切りした豆腐をすり鉢で潰し、甘辛く炒めた野菜と混ぜ合わせる。野菜は千切りにした人参やいんげん、キクラゲなどだ。これに出汁と調味料を加えて味付けし、溶き卵を加えると、摺ったとろろのような状態になった。これがタネだ。
そして卵焼き器で黒ゴマを軽く炒め、香りが出たらその上に豆腐ダネを流し入れる。卵焼きのように四角く整形しながら焼き、ひっくり返して完成。
「できたぞ。皆で食べるといい」
一口大に切り分け、供する月詠。畑生がそれをつまんでフムフムと、
「ああ、ぎせい豆腐のことか。精進料理の一種だな」
ほぐした豆腐を、また元のような四角い形に作り直すから、「擬製」豆腐というのだそうだ。噛めばじゅわっとおだしが滲み出て、黒ゴマの香りも食欲をそそる。
「がんもどきに似ているな。焼くか揚げるかの違いか」
「精進料理? ジャパニーズダイエットフードなのだ、
お醤油と大根おろしを付けても美味しいのだ!」
取り皿を持って皆に勧めて回る
後木 真央
、そしてこのタイミングで、
宇佐見 望月
の豆腐鍋も出来上がった。角が溶けて、トロットロにとろけたお豆腐に歓声を上げる、
志波 武道
ほか一同。
「「(はふはふっ)熱い! ウマーーい!!」」
「天野ちゃんも伸幸ちゃんも、お豆腐どうなのだ?
もっちゃんセンパイのお料理美味しいのだ!」
「やあや、じゃあ俺たちもご馳走になろうかねぇ、あまくん?」
「三希も旅鴉も宇佐見先輩もありがとう、いただくよ」
真央はまだ行き渡ってない人に料理を取り分けて回りながら、地道に休まずドジョウ回収作業を頑張っている、
八神 修
と
桜井 ラッセル
にも笑顔で取り皿を差し出す。
「修ちゃんたちも、ちょっと休憩したらいいのだ?」
「ああ、俺は腹が減ってないから。気にしないでくれ」
と笑顔で辞退する八神たちに、キョトンとする真央だったが、
(塩素剤だらけの水を食う気にはならんからな……)
内心でそう呟く八神なのだった。
「ああしかし、目の前の豆腐プールは何と食欲をそそるのでしょうか(じゅるり)」
一方で、豆腐料理の数々に囲まれて、がぜんテンションが上がっている者もいる。
薄野 五月
だ。何しろ普段がローテンション過ぎるので、その興奮も傍目には分かりづらいが、
「ええですね冷ややっこ。湯豆腐、味噌汁、あげだし豆腐、麻婆豆腐、豆腐ステーキ……
醤油。醤油掛けて食べたい」
うわ言のように口走り始める。耐えきれずに「とうっ」とプールに跳び込み、しばしクールダウンして頭を冷やす、五月なのだった。
\何というひんやり豆腐感触。素晴らしいですー/
【101匹ドジョーズ回収状況】
柊沢 北斗
……2匹
八神 修
、
桜井 ラッセル
……8匹
(残りあと30匹!)
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なし
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学校生活
コメディ
動物・自然
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年08月20日
参加申し込みの期限
2013年08月27日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年08月27日 11時00分
参加キャラクター一覧
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