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【星幽塔】最終決戦! すべての希望に火を灯せ!
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【緑の扉】越えろ、影の防衛ライン
戦いの口火は切られた。
真っ先に突撃したメリィを筆頭に、それを後方から魔風で援護するリリエル、さらにそれを支援する者達が、影ゴブリンの壁を突き崩そうと動く。
「拙者、おぬしらの今までの所業、許しがたきと感じておるでござる」
三峰 徹之進
は、ちょんまげ姿の良く似合う、侍口調で語りつつ、颯爽と愛用の霊刀――禍絶之三峰大狼之牙で影のゴブリンを切り伏せていく。徹之進は、江戸時代の日本によく似た世界から塔にやってきた。
それゆえ、刀の扱いには精通している。西洋剣とは違う、押すのではない、引く動きから放つ鋭い斬撃で、ゴブリンを一匹、また一匹と屠っていく。
そんな徹之進のすぐ隣を猫耳の獣人が駆け抜けていく。徹之進が切り拓いた道をするりするりと抜けて、さらにその先に新たな突破口を開こうとするその獣人の名は――
レント・イナホ
。
「……邪魔者は……排除、です」
ぽつり、と呟くと同時にひらりと猫のしっぽが舞い、次の瞬間には鋭い脚蹴が影のゴブリンに叩き込まれている。
女装をしているが、レントは男性だ。
が、そのしなやかな動きは、どちらかといえば女性のそれに近い。威力こそ低めだが、圧倒的な速さで放たれる体術で、彼はゴブリンの影を排除していく。
「……みんな凄いわね。よし、私も頑張るわよ!」
ぐっと盾を握る手に力を込めたのは、冒険者風の格好に姿を変えた寝子島の住人――
三夜 深夜子
だった。彼女が手にする盾はクリアパーツを多用した双円のメガネのような意匠。独特のデザインのそれを前に構えてゴブリンの攻撃を防ぎつつ、深夜子は影の少女へ近づこうと試みる。
(……もしも、あれが誰かから奪った影なら、その奪われた人の名前が『ろっこん』でわかるかもしれない)
深夜子は、最初に召喚された白い円形広場で、影を奪われた者の話を聞いたときから、その可能性について考えていた。深夜子は、塔においては、まだ初心者である。星の力の扱いはまだ不慣れ。だが、『ろっこん』ならば使いこなせる。そう考えての行動だった。
「はは! いい感じにでけぇやつがいやがるな!」
嬉々として、自慢の曲刀――イフラーンを振るうのは、
レグルス・シェルタン
。
有り体に言って脳筋、控えめに言っても脳筋であるところのレグルスにとって、このような状況下でやるべきことは一つしかない。
迫りくるゴブリンを真正面から迎え撃ち、一刻も早く影の竜のもとへ辿り着こうとする。振り抜かれた曲刀には魔火の光が宿り、烈火のごとき赤い剣閃が影の尖兵をなますにしていく。
そんな仲間達の活躍ぶりを、
鎌八 まもる
はやや後方から眺めていた。
「よーし。俺達も行こうぜ。シダぼん、オブシディアン! 俺達三人の連携で壮麗にフィニッシュしてやろうじゃないか」
愛馬オブシディアンに『蒼風の馬鎧』を装備させて跨り、隣にいるシダぼんこと
シダ 美穂戸
にパチンとウインクをする。
「ヴァン。連携、わかった。まもる、黒馬、なかま。一緒たたかう」
シダは、日本語はややカタコトではあるが、意志疎通はできている。彼女は「チアントイ!」の掛け声とともにケンタウロスのような半人半馬の姿に変身する。これは、シダの『ベトナムユニコーンのサオラに変身する能力』が、さら進化を遂げて生まれた能力だ。
こうして、騎乗したまもるとケンタウロス化したシダが連携して突っ込み、ゴブリンの壁をぶち破って行く。
竜と少女への道は開いた。
そこに、弓を装備した
獅子目 悠月
と
フランチェスカ・D・S
が走り込み、矢を番え、解き放つ。
「フラン嬢、タイミングを合わせてください!」
「ええ、やってみせます!」
二本の矢が同時に放たれて、上空の竜を狙う。
『……アッハハハハッ! そんなんじゃァ……アタシ達には……届かないよォ……?』
影の少女が笑うと、それに応じるように竜が羽ばたかせて、矢を吹き飛ばす。
フランチェスカの星の力、悠月の狩人の光の力を持ってしても、竜には届かない。
彼我の絶対的な距離をあざ笑うかのように影の少女の哄笑が廃墟の街に殷々と響き、それに共鳴するようにドラゴンザレスの黒い火の球がすでに半壊した家屋を完全な灰燼へと変えていく。衝撃と爆風で、悠月やフランチェスカの身体が大きく煽られる。ダメージこそないが、その破壊力の大きさは肌を焼く熱で充分に伝わってくる。
「くそっ、やってくれる……。どうすればいい?」
悠月が悔しそうに唇をかむ。
「このままあの少女と竜を野放しにすれば、サジタリオの街もこの廃墟のように……」
フランチェスカが顔を悲愴に曇らせる。
と、そんな二人の背後を突くように、ずるりと黒い影が迫っていた。影のスライムだ。
「おっと、悠月はやらせないよっ!」
「お前の相手は、この俺だ!」
そこに
オルカ・ヴィヴァルディ
と
ミハエル・マクレイン
が援護防御に入り、二人の剣がスライムを吹き飛ばす。
「……一応、礼は言っておく」
「ありがとうございます」
悠月とフランチェスカの言葉に、オルカとミハエルは小さく頷きつつ、それぞれの武器を構え直し、はるか上空の竜を見上げた。
少女を乗せた竜は彼らをあざわらうかのように、空をぐるぐると旋回移動している。
「で、どうやって奴を引きずり落とす? やっぱり弓で?」
オルカが小さく首を傾げつつ、弓の弦を引く仕草で悠月に問うた。
「……いや、普通の武器では難しいな。何か特別な武器でもあれば――」
難しい顔で応じた悠月の目が何かを捉えて、見開かれる。
「……オルカ、マクレイン、手を貸せ。いいものを見つけた。フラン嬢も俺と一緒に来てください。そばにいてもらえれば、あの影の少女から守ることもできる」
口の端に笑みを浮かべて、悠月がよく通る声で言った。
彼の視線の先には、かつて、この廃墟で暮らす人々が使っていたであろう巨大な大型弩砲が置かれていた。
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担当ゲームマスター
星のサーカス団
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
SF・ファンタジー
定員
1000人
参加キャラクター数
73人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年07月20日
参加申し込みの期限
2017年07月27日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年07月27日 11時00分
参加キャラクター一覧
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