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cafe眠り猫へようこそ!
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ふと気が付くと、
御剣 刀
は《cafe眠り猫》の前に立っていた。
「……良く分からないけど、腹減ってるし丁度いいか」
ここで空腹を満たしていこうと、刀は店内へと足を踏み入れる。
いらっしゃいませの声を耳にしながら、刀は目前に広がる光景にごくりと喉を鳴らした。
数も種類も豊富なパン達が、壁際に所狭しと、けれど洒落た感じに並べられている。
「これは……圧巻だな……」
パンの香ばしい匂いとその様子は、刀の腹の虫を益々暴れさせるのに十分なもの。
宥めるように腹をさする刀の目に、小さな黒板、そしてそこに踊る文字達が映った。
「パン、食べ放題……!」
なんという魅惑的な響きだろうか。
刀はそのまま迷わず席を取って、店員に食べ放題と珈琲をオーダーした。
食べ放題専用の皿を受け取るや、とりあえず全部食べようと店中に並ぶパンを片っ端から皿に乗せていく。
山盛りどころか、曲芸のような様相でパンが積まれた皿を手に刀は席へと戻り、
「――いただきます!」
と手を合わせるなり、すごい勢いでパンを口の中に放り込み始めた。
先ずは、クロワッサン。バターの香りが堪らない。
「ん、美味い!」
次いで、コロッケパン、クリームパン、ガーリックトーストにシナモンロール……。
「これは美味いな~、他のもきっと美味しいよな!」
周囲を見れば、様々なカフェメニューを楽しむ人で溢れている。
食べ放題にそれらも含まれているのを確認して、
「すいません。フレンチトーストと、スコーンと、トーストと……」
という具合に、刀は全てのカフェメニューを注文した。
珈琲がなくなっていたので、ストロベリーティーも追加する。
やがて運ばれてきた熱々のパン料理達を前に、刀はまた舌鼓。
「フレンチトースト、バニラアイスとメイプルシロップとが合ってる」
「スコーンも美味しい、先ずはクロテッドクリームを塗って……」
「このトーストに付いているフルーツジャムとミルクジャムも美味いな~」
という具合で、刀(の胃袋)は留まるところをしらない。
「このジャムは買えるのかな? 買って帰ろう。ええっと……」
ジャムはどこで求められるのかと、改めて辺りを見回す刀。すると、
「――あれ? 久保田先生?」
丁度、店の入ってこようとしていた
久保田 美和
先生の姿が目に留まった。
立ち上がり、軽く頭を下げる刀に、久保田先生が気付く。
ぱっと表情を明るくして、久保田先生は真っ直ぐに刀の元へ。
「奇遇ですね、先生もお茶ですか?」
「そうそう、そうなの! なんとなーく立ち寄ってみたんだけど、ほらここ、結構お洒落な感じじゃない?」
刀君がいてくれて心強い~! と、どうやら少し気後れしていたらしい久保田先生が言う。
「そうだ。久保田先生、良かったら席どうぞ」
「え、いいの? ありがと~♪」
「このパンとかスコーン美味しいですよ」
「わ、ほんとだ美味しそう! それじゃあ私は、スコーンにしようかな、うん!」
あ、すいませーん! と明るく店員を呼ぶ久保田先生の姿に、刀は優しい苦笑を一つ。
(まあ、折角だしな)
同じテーブルに着くのには、何の問題もない。敢えて気になることを挙げるとすれば、
(なんというか、先生という感じじゃなくて友達感覚なんだよな~)
良くないとは思っていながらついそうなってしまうのは、久保田先生のいい所でもあるだろう……たぶん。
そんなことを考えながら、刀は少しだけ冷めたストロベリーティーを喉に流した。
これもまた、美味しい。スコーンに合う味だった。
(そういえば……)
ふと頭に浮かんだのは、久保田先生の部屋(という名のゴミ屋敷)を片付けた時のこと。
(久保田先生の部屋は現状どんな感じになってるんだろう……)
なんて、一旦思い出してしまうと、あの部屋が今どうなっているのかが、どうしても気になってしまう。
「あの、久保田先生」
「ん? なあに?」
「部屋の状況、どうですか?」
「え? いやまあ……相変わらず、だよねー」
また掃除に行きます? と尋ねかけて、少し考えた後、刀は言葉を別のものに置き換えた。
「困ったことがあったら言ってください」
「俺だけじゃなくて、皆が先生の力になりたいと思ってますよ」
刀の言葉に、久保田先生はぱちぱちと瞳を瞬かせた後で、
「……私ったら、幸せ者の先生だね」
と、目元に指を遣りながらふわりとかんばせを綻ばせたのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
巴めろ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
NPC交流
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年07月16日
参加申し込みの期限
2017年07月23日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年07月23日 11時00分
参加キャラクター一覧
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