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寝子島高校
新年度のはじまりはじまり。普通科編
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●目指せ! 三夜湖!
寝子島高校から、普通科の生徒たちは三夜湖を目指す。
「展望台前」というロープウェイの駅を降りても、直ぐに展望台が見える訳でない。駅を降りたら、徒歩で三夜湖まで進まねばならないのだ。
そこまで困難な道のりというわけではないが、体力のない者には少々キツく感じられるかもしれない。
だけれども、
御薗井 E セレッソ
は元気いっぱい。
腕を大きく振り、瞳をキラキラと輝かせ、湖までの道のりを楽しんでいた。
そんなセレッソの様子を見ながら、
絹織 真由良
は思う。
(俺も、ガシガシと駆け上がりたい……)
真由良は額にうっすらと汗を浮かべた。
これは決して疲れからではない。
(歩幅の調整って逆に体力使うよな……)
女性として過ごす真由良ちゃん姿で、大股でガシガシ歩くわけには行かないのだ。
そんな歩幅調整をしながら真由良が歩いていると、いつの間にか同じペースで歩く少女の姿に気がついた。そして、少女は真由良の方を向き、声をかけた。
「大丈夫?」
微笑みと共に、明るく透き通るような金髪のウェーブ髪が揺れる。
灰色の瞳が真由良の眼鏡の奥の瞳をしっかりと見据えれば、真由良はなんと返事すれば良いかわからず、思わず口籠る。
「辛そうに見えたのだけれど……山では頭から背中にかけてまっすぐに姿勢を保ちながら歩くと楽になるわ」
知っていたらごめんなさいね、と言葉を添えたのは
大天使 天吏
。
優しさを見せながらも、その全てを見透かしそうな眼差しに、真由良は思わず言われた通りに姿勢を正して歩いた。そして
「ありがとうございます」
恥ずかし気な笑みを浮かべ、お礼を伝える真由良。
「疲れたら私の分の水、分けるわね」
いつでも言ってね、と天吏は笑顔を見せた。
天吏が景色を堪能しながら歩いていると、ゆったりとした足取りで周りの景色を楽しみながら歩く
天満 七星
の姿を見つけた。
その歩き姿や立ち居振る舞いは、とても優雅で、とても美しい。
「あなたも、自然が好きなの?」
天吏の問いかけに七星は振り向いた。笑みを称える灰色の瞳に、七星の茶色の瞳も柔らかく細まり。
「えぇ、大好きですわ。心が安らぎますの。春を彩る花々や緑の眩しい新緑は、生命力を感じさせてくれますわ」
「そうね、私もそう思う」
「これから、どのように移ろいゆくのか……」
七星が顔を鮮やかな緑に向け。新緑を堪能すれば、木々を通り抜けた爽やかな風が彼女の髪を柔らかく波打たせた。
「始まりを感じさせる緑と、風ね」
天吏と七星は周りの景色を見、花の名前を伝えあいながら楽しく歩みを進めた。
(これがガチの女性の会話……!)
真由良は前を行く風流な美女たちの楽しそうな会話を参考にしつつ、己の女子力アップデートを行いながら進むのだった。
七星の言う通り、木々の緑は鮮やかで、木の葉の間から明るい光が差し込む。
土の感触を踏みしめながら
遠野 まほろ
は歩みを進めていた。
(なんだかんだで、一年生の時は色々成長できたと思うんだ)
土をキュッと踏みしめると、まほろが首から下げているがまぐちが歩調に合わせて揺れる。
(色々あって、楽しくて、大変で)
沢山の日常と、沢山の不思議。
思い出すと思わず笑みが零れてしまうことも沢山ある。
(でも、大事な友達も出来たり。前より人見知りも治った、と……思う)
まほろは、手に持っていたぬいぐるみと共に、しっかりと前を向く。
そこに見えたのは、赤い髪を持つ女の子。
(よし、色んな人に声をかけてみよう)
まずは、目の前で楽しく歩く女の子に。
「あの……楽しそう、ね。私も隣で一緒に歩いてもいい……かな?」
「えへへー、勿論だワ! 声をかけてもらえて嬉しーノ!」
キャッキャとはしゃぐセレッソ達に惹かれるように、天吏や七星、真由良も加わって。
「……私たちも、ご一緒してもいいかしら?」
「勿論、です。……あ、絹織さん」
まほろは同じ2年5組の真由良に笑顔を見せれば、真由良もよろしくお願いします、と女性らしい物腰で笑みを見せた。
セレッソと七星も同じ2年1組、タイプの異なる2人だが、もう既にハイタッチをした仲だ。
5人はそれぞれ、自己紹介や好きなものについて話し合いつつ、更に湖を目指していく。
「大天使さんは、山登りとか、慣れてる……のですか?」
繊細な印象なのに、軽々と歩く天吏の姿。まほろは思わず声をかけた。
天吏は楽しそうに頷き
「えぇ、私、山に登って自然観察をするのが好きなの」
鳥や、森でしか見られない生物を観察してると心が落ち着くのよ、と穏やかに微笑む。
「天吏チャンの言うとーり、ナノ!」
セレッソの言葉に同調するように、鳥たちがチチチと愛らしい鳴き声を発する。
「鳥と自然と太陽と……すっっごく、景色がキレーだワ! それに、景色と一緒に天吏チャンや真由良チャン、七星チャン、まほろチャンとのお話も楽しめて、素敵な思い出になるノ!」
屈託なく太陽のように明るい笑顔を見せるセレッソ。そんな彼女の姿を見て、声をかけてよかった、と思うまほろ。
「本当ですわ。今、この時を楽しめているように……きっとこれからの一年も楽しく過ごせると思いますわ」
にっこりと、しかし力強く七星が言い切れば、皆も頷いた。
「あー、でも、たくさん歩いたらお腹空いちゃたノ!」
ご飯が待ちきれない! と言うセレッソに
「私も、です」
と真由良が控えめに小さく手を挙げるのだった。
三夜湖まで、お昼ご飯まで、あとちょっと。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
金原りく
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
コメディ
定員
1000人
参加キャラクター数
51人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年06月23日
参加申し込みの期限
2017年06月30日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年06月30日 11時00分
参加キャラクター一覧
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