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新年度のはじまりはじまり。普通科編
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●プチシューの大冒険
さて、皆が三夜湖についた頃。
桃川 圭花
もまた、湖のほとりで一人佇んでいた。
ピクニックの存在をすっっっかり忘れていた圭花。
当然に、お弁当の用意はない。
しかし……彼女には秘策があった。
(そう、これよ……!)
圭花の手には、朝のコンビニで購入したおやつ『プチシュー6個入り』が!!
その名の通り、食べやすい一口サイズのシュークリームが入ったパックである。
(いいじゃない、むしろこういのがいい)
圭花の眼鏡がキラリ☆と光る。
(お弁当しか持ってきてい子の心をググッと掴むこと間違いなし、よね……!)
食後のお腹具合にピッタリの、一口で食べられるデザートはきっと重宝することだろう。
この6つのプチシューをみんなのおかずと交換していけば、あら不思議!
圭花のランチに早変わりするわけだ!
(そうと決まれば、GOよ!)
プチシューのパックを手に、圭花はもの欲し気な眼差しで辺りを見回すのだった。
(春の空気も気持ちが良いですし、天気も良いですし)
ピクニックを楽しむ
薄野 五月
。大きく深呼吸をし、山の空気を堪能する。
周りを見れば、楽しそうな表情のクラスメイトや友人達。
(あ、恵御納さん)
見知った顔を見つけて、五月はふっふ、と笑みをこぼした。
昨年1年4組で一緒だった
恵御納 夏朝
は、視線を下げ、キョロキョロと辺りを見回している。
「恵御納さん、何かお探し物ですかー?」
「薄野さん」
夏朝と、左手に存在するパペットのハルくんが同時にペコリと頭を下げ、挨拶した。
「可愛い猫さんがいないか、探してました」
「そうなんですねー。いましたか?」
五月の問いにフルフルと首を振る夏朝。
「それでは、私も気を付けながら見てみることにしましょうー、ふっふ」
二人はまったりゆっくり、猫探しを始めた。
(……山の中じゃなかなか見つからないものですねー)
五月がそう思いながら歩いていると、目の前に一人の男性。ぶつかりそうになるのを五月は咄嗟に避けた。
「あ、ごめんなさいー」
「やぁ、僕だよ」
馴染みのある声。そこにいたのは2年1組の担任教師、
黒崎 俊介
だった。
「薄野さん、どうしたんだい?」
五月の様子に、夏朝もテテテと二人に駆け寄り。
「二人で、猫、探してました」
「へぇ、猫か。これだけ生徒たちがいるから、出てこられないのかな」
俊介は腕を組み、頬に手をあて思案顔。
「そうだ、もうお昼だよ。ご飯はちゃんと持ってきたかい?」
五月も夏朝も頷けば。
「僕もお腹すいてきたし、よかったら皆でお昼ご飯、どうだい?」
勿論です、と二人が頷き、昼食の準備を始めれば。
自然と三人の周りに人が集まってくるのだった。
2年1組の生徒を中心とし、その友人なども集まり。五月や夏朝、俊介がいる一帯は昼食を楽しむ一団となっていた。
(うわぁ、凄いお弁当……)
巫部 紫苑
の持ってきたお弁当を見、驚きの表情を隠せないのは
ラウル・シュトルツェ
。
初めは十人分のお弁当を広げ出したのかと思っていた。
紫色のレジャーシートの上にちょこんと座る紫苑はナイスバディで色気ある少女。とてもじゃないが彼女の胃袋に収まる量ではないように思える。健康的男子なラウルでも、少しどころか無理しても厳しいレベルのボリューム。
「ウフフ、お楽しみのお弁当の時間です♪」
紫苑はこれ以上ない程の満面の笑みを浮かべ、重ねられたお重を丁寧に一つずつ展開していった。
おにぎりのお重、サンドイッチのお重、これだけで5段分はあるだろう。
それにからあげやハンバーグ、サラダや玉子焼きなど……おかずがぎっしりと詰まったお重が同じ位。
極めつけは
(お重1段が全てプリン……!?)
流石に驚愕を隠せない。
そんなラウルの驚愕の視線を感じ、紫苑は艶やかに笑みを浮かべ、舌でペロリと唇を拭った。
女性慣れしていないラウルはギクシャクとしてしまうが、それと同時に紫苑から目を離せない感覚に陥る。
「ワ! 紫苑チャン、今日も凄いノ!」
御薗井 E セレッソ
が紫苑のお弁当に目を丸くした。
「そうですか? いつもと変わりませんよぉ」
いただきます、と箸をつける。口に運ぶ。美味しそうに口を動かし、飲み込む。
また箸でおかずを取り上げ、口に運ぶ。口を動かし、飲み込む。
そんな紫苑の一連の動作が……
(は、早い……!? しかも優雅……!)
ラウルが叔母の持たせてくれたおにぎり弁当を広げ始めたあたりで、紫苑のお重は既に一段分は消えているように思える。
驚きのまま、叔母の握った美味しいおにぎりをゆっくりと齧るラウル。
(もしかして、日本人……いや、寝子島の人はこれだけの量を食べるのか……!?)
「巫部様、凄いですわ」
紫苑の食べっぷりを、驚きの表情で見る
天満 七星
の声。
七星の目の前には可愛らしいお弁当箱が置かれているのを見て、ラウルは安心した。紫苑は、規格外だ。
七星のお弁当は素敵な小箱のようで、和の食材をふんだんに使ったお弁当は、華やかで美しい。
別の生徒にお弁当の中身を聞かれ、ふんわりとした笑みと共に「秘密ですわ」と返す七星に
(お弁当、と言っても色々あるんだな……)
叔母が作ってくれたお弁当に感謝しつつ、幸福な昼食時間を過ごすラウルだった。
「恵御納さんのお弁当、可愛いですー」
「薄野さんのお弁当も、とっても、美味しそうです」
夏朝のお弁当の猫耳をつけた丸おにぎりが五月の目に飛び込んだ。
猫耳をつけたおにぎりと海苔を巻いて黒くした黒猫型おにぎりが愛らしく並んでいる。
五月のお弁当は、からあげやトマト……また、こだわりの玉子焼きは砂糖の入った甘いタイプと出し巻き玉子の二種類が入っている。
「皆のお弁当、美味しそうだね」
俊介は目を細めた。
「恵御納さんのウインナーは……タコ、じゃなさそうだね」
「これは、猫さんウインナー……です」
「反り返っているのも可愛らしいですー」
ふっふ、と笑う五月。そこで、五月は思い出した。
HRの時の、俊介が『あだ名OK』と良い声で言っていたことを……!
(黒崎先生なら……クロ先生……? クロちゃん先生……?)
お弁当を食べながら、ちょっとの間考えた後。
(う、ううむ、ちょっと緊張しますが……蕎麦屋は度胸、女も度胸です)
思い切って、俊介に声をかける。
「クロ先生、卵焼き、如何ですか?」
「あぁ、美味しそうだね。いいのかい?」
勿論です! とばりに五月はコクコクと頭を振り。
「こっちが、甘い方で、こっちが出し巻き玉子ですー」
2種類の卵焼きを説明しつつ、自然に会話が流れていることであだ名呼びが問題ないことを確信する。
「それじゃあ、出し巻きの方をいただこうかな」
口に運ぶ俊介。その反応をドキドキして見守る五月。なぜか自分までドキドキしてしまう夏朝。
「うん、美味しいよ。やっぱり、蕎麦屋さんで使ってる出汁と同じなのかな? 味わい深いね」
五月に向かって笑む俊介に、五月は嬉しそうな表情を返すのだった。
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担当ゲームマスター
金原りく
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
コメディ
定員
1000人
参加キャラクター数
51人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年06月23日
参加申し込みの期限
2017年06月30日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年06月30日 11時00分
参加キャラクター一覧
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