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寝子島高校
さよなら鷲尾先生
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chapter.1 饅頭と画鋲
大きな饅頭がふたつ、並んでいた。
わしっと手で掴めば、その柔らかな弾力がしっかりと指先から伝わってくる。
「おいしいねぇ」
「ああ、そうだな」
寝子島高校にある学食スペース。
猫島 寝太郎
と
御剣 刀
は、ここでジャンボ饅頭を頬張っていた。
なんでも寝太郎が旅行のお土産に買ってきたんだとか。
「そういえば御剣君、なんで学校にいたの?」
「剣道部の練習だよ。なあ、それより『あの話』聞いたか?」
「あの話……?」
首を傾げる寝太郎に、刀は話し始めた。
「最近、校内で不審者の目撃情報が多いってヤツだよ。俺も見かけたが、アレは学校の人間じゃなかった」
「不審者かぁ、物騒だな〜……なんで急にそんなことに?」
寝太郎の質問に、刀は「調べてみたんだが……」と前置きしつつ答えた。
「鷲尾先生いるだろ、保健室の。あの先生の隠し撮り写真がネットにアップされたって聞いたな。それに食いついたヤツらが無断で侵入してるみたいだ」
「ええっ!? 鷲尾先生がそんな大変なことになってたなんて!」
驚いた表情を見せながら、寝太郎はスマホを操作し、件の情報を追う。
すると目当ての情報はすぐに見つかった。
「ねぇ、御剣君……」
「なんだ?」
「なんかさぁ、揉むとかどうとかって話も載ってるんだけど……」
揉むってどこを? と視線で問いかける。刀は少し黙った後、手についた饅頭のカスをパンパンと払い、寝太郎の胸にその手を伸ばした。そのまま、彼は寝太郎の胸を揉んでみせた。
「えっ、ちょっ、な、何してるの!?」
「いや、どこを揉むの的な目で見てきたから」
「口で言ってくれればいいよ! なんでわざわざこっちに手を伸ばしてきたの!?」
「こっちの方が伝わるかと思って」
寝太郎はショックを受けた。友人に胸を揉まれたこともそうだし、鷲尾先生もこんな目に遭う恐れがあるということにもだ。
「じ、自分は保健室へ行ってみるよ! 先生が心配だし!」
慌てて立ち上がった寝太郎は、そのまま学食を後にする。不審者を見かけたら連絡を入れることを刀に伝えつつ。
「猫島が先生のところへ向かうなら、俺は見回りでもするか」
そして刀もまた、席を立ち出口へと向かうのだった。
◇
寝子島高校の生徒、
屋敷野 梢
は怒っていた。
原因はもちろん、例の不審者たちの一件である。
勝手に学校の敷地内をうろつく変態に対しても怒っていたし、同時に鷲尾先生に対しても怒りを覚えていた。
「変態共が邪魔なのは当然として、あれだけ胸元を強調する服を着てるのは自業自得な部分もあると思いますけど……」
そもそもなんで教師ともあろうものが胸元を自慢げに見せつけるのか。
梢は、自分の胸を見つめながら思った。
そりゃオトナだし、胸だって大きいかもしれない(比較対象はあえて触れない)。
しかしあんな格好してるから、隠し撮りとかされるんですよ!
梢は声を大にして言いたかった。
忍べ、と。私を見習え、と。
「ま、今さらそんなこと言ってもしょうがないんですけどねー。さて、どうしますか」
生徒会の副会長も務めている以上、この事件を放置したままというわけにもいかないだろう。
解決に向かうのは当然として、自分も女性である以上は防衛策を講じた上で挑まなければ、と思った。
「当たり判定が小さいとはいえ、見ず知らずの人に揉まれたくはないですからねー。揉まれるというか、触られるというか。ほら、揉まれるっていってもそこには最低限のボリュームが必要なわけで……ってやかましいわ!」
自分で自分につっこむ。これはこれで割と不審者っぽい。
「とりあえず、念のための仕掛けでもしときましょーか」
言って、梢はごそごそと自分の制服の中に手を突っ込んだ。その指先には、画鋲とテープ。
どうやらこれを下着の外側に貼り付け、隠しトラップとしてスタンバイさせておくようだ。
「まあどうせ私とか狙われないんでしょーけどね。死ねばいいと思います」
ぶつくさ不満を漏らしつつ、梢は画鋲ブラという斬新な装備を身につけたまま学校の敷地内を歩き始めた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
萩栄一
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
お色気
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年06月10日
参加申し込みの期限
2017年06月17日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年06月17日 11時00分
参加キャラクター一覧
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