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無人島一泊二日のフシギ旅
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■ひとりの無人島
御剣 刀
の場合
日頃からいい具合に過ごしている
御剣 刀
ですが、元来彼は個に対する欲求があって、揺らがない自分を手に入れることを目標にしていたフシがありました。
一人で行動してる割には周囲との親和性が高かったり、セカイに対して出来ることを考えたりする彼なので、そうした顔がのぞくことはマレなのですが、今回がまさにそのときでした。
「無人島で一泊二日か。食料や寝床の調達に時間をさかれるな」
なんて、ナチュラルに自分一人ですべてまかなう発想になるあたりが彼の資質を表わしているようでした。
更に言うと、サバイバル知識を教える本や、そういったことに詳しい人にあたることなく、とりあえず単身飛び込んでどうなるか試してみるというのも、実に彼らしい考え方でしょう。想像より経験を重んじる男、
御剣 刀
なのです。
かくして無人島にたどり着いた刀はまず、水と食料の確保を始めることにしました。
運動量ゆえによく食べる刀は、逆に言うと飢えに弱いのです。
水場は目立った所に川が流れていたのですぐに確保できましたし、軽く森を散策することで果物も見つけることができました。
といっても、近所の庭になってるカキや、りんご園のリンゴや、イチゴ摘み体験の時にみたイチゴのような『果物です! 果物!』って感じの果物は少なくて、むしろ『頑張ってむいたら食べられそうだな、この実』みたいな果物がメインでした。
軽く山遊びに通じている人だと、山に入っただけで一日分の食料を確保してきたりするのですが、そういうタイプの鍛錬はあまり積んでいない刀くんなのです。
しかし、木からもいだばかりの果実というのはやはり美味しいもので、文字通り新鮮な体験に心が躍るのも事実でした。
あとなんかよく分からないキノコが木の側面から段々になって生えていたのですが、食べられないキノコだったら最悪死ぬので、今回はやめておくことにしました。
余談ですが、今刀が見つけた段々のキノコは焼いて食べるとお腹を壊します。食べなくて大正解です。
「水はどうかな。木の葉っぱでコップで作って飲めればいいんだが……よし、穴を掘って溜めてみよう」
思いついたらとりあえずやってみる。経験でものを学ぶ刀くんです。このレベルの無人島なら多少ヤンチャしても死にはしないので、いい学習になるでしょう。
……わざわざこんな言い回しをしたのは、翌日思いっきりお腹を壊す未来が確定したからです。
自然から採取した水は必ず煮沸しましょう。特に土に触れた水には色々消化しにくいものが含まれるので、火を通さねばなりません。生米をお茶碗一杯分ボリボリ食べても平気な方は、割と大丈夫かもしれませんが。
日頃からそういうヤンチャな食事をしていなかった刀くんは、『水は沸騰させてから飲む』と学習するようになるでしょう。これもまた、実学なのです。
さて。
小学校の授業で誰しもが縄文時代の勉強をしたと思います。
なんなら、学校行事の一環として木をくるくるやって火をおこし芋を燃やして食うみたいなことをしたのでは?
刀くんも例に違わず火おこしの知識がありました。
なかったのは火薬くらいなもんです。
なので、枯れ草に息を吹きかけながらめっちゃ摩擦するとそのうちじんわーり火が付いて、そこに粉にした枯れ草で土手を作りながら熱を籠もらせついでに息による酸素で一生懸命燃え広がらせていくというテクニックに行き着くまで軽く一時間かかりました。
これもまた実学というものです。が、これで山に取り残されても火をつける技術を身体で学びましたね。
作ったたき火に当たりながら見上げる空は、おそろしく広いものでした。
空を半球状のフタくらいに思っていた人がびっくりするくらい、無人島の星空は深くて遠いのです。当然です。光すらすぐに届かない距離でついた遠近感ですから。
そんな世界にいるんだな、と思うだけで、刀は心が広くなったような気持ちになりました。
些細なことを忘れられるような、そんな気分で、彼は草を集めた地面に寝っ転がりました。
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担当ゲームマスター
青空綿飴
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グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
動物・自然
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年03月25日
参加申し込みの期限
2017年04月01日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年04月01日 11時00分
参加キャラクター一覧
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