シナリオ「無人島一泊二日のフシギ旅」

無人島一泊二日のフシギ旅

イラスト： project nanica

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　無人島一泊二日旅行。
　……なんていう思い切った旅行代理店のツアーテストに十人の候補者が選ばれた。
　それはもちろんあなたのことですよ。
　さあ、みんなに邪魔されずに一泊二日のフリーな時間を過ごしてみましょう！

ゲームマスターより

担当ゲームマスター

青空綿飴

マスターコメント

　こちらは無人島でレジャーを楽しむというちょっと変わった旅行シナリオです。
　普通なら無人島暮らしには困っちゃうのですが、皆さんの中にはろっこんという変わった力をもった人たちがいますよね。その力を使ってちょっぴり快適な無人島暮らしを体験してみませんか？

■島の様子
　ここはそこそこの広さがある無人島です。寝子島の近くには鈴島という無人島があるそうですが、そことはずいぶん違いますね。
　よく流木とか流れ着くようですが、人工物はとんと見かけませんね。
　その代わりに木々がよく茂った場所や四畳半レベルの洞窟なんかをよく見かけますよ。
　木の茂ったところでは果物がとれそうですし、小さな川も流れていて水も確保できそうです。
　さすがにお魚は海へ行かないととれないでしょうけれど。
　お肉ですか？　野生動物がいないわけじゃありませんが、現実的な狩りができるほどの動物は見かけておりませんね。例えばリスやネズミや、蛇や小鳥といったところでしょうか。
　気温は日本の初夏と同じくらいですね。薄着でも平気で過ごせますよ。
　あ、そうそう。夜には驚くほど星がきれいに見えるでしょう。そこは保証できますよ。

■お召し上がり方
　皆さんは無人島一泊二日レジャーの体験メンバーに選ばれました。
　旅費はかかりませんので、無人島での一晩をお過ごしください。
　スケジュールとしては『お昼に船で到着→翌日昼に帰りの船がくる』といった具合になっております。
　朝昼晩のご飯も自分で確保しなきゃですし、寝床も必要ですね。
　さあ、やることはいっぱいですよ！

　どんな風に楽しみたいかを決めるために、一旦『皆と過ごす』か『ひとりで過ごす』かを選択して下さい。
　一人で過ごした場合は、みんなと離れた場所で無人島サバイバルをシングルプレイでお楽しみ頂けます。（お友達のろっこん能力に触れないでいたいという方にもシングルプレイはお勧めです）
　無人島でのお過ごし中はろっこん能力の使用もＯＫですので、自分なりのショートカットプランで無人島ライフをぜひぜひ贅沢にしてみて下さいね。

　アイテムの持ち込みはダメじゃあありませんが、なんでも持ち込むとお庭で遊ぶのと変わんなくなっちゃうので、折角ですから手ぶらでトライしてみましょう。シングルプレイで自信が無い方はテントやなんかのキャンプセットを持ち込むのもそれはそれで楽しいかもしれませんね。
　あっ、服は着てきてくださいね！　大事ですよ！

　さあ、船が出ますよ。
　準備はよろしいですか？