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【星幽塔】第十階層 本の迷宮
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★地下三階
一行は、夏朝とグレッグを探しつつ地下三階へ降りていた。
「同じ階にいて、なんとか見つけてくれるといいが」
亮は手にしたアンテナアスパラを高く掲げる。
「下へ行くほど黒い影は勢いを増すにゃ。だからここより上にいるなら大丈夫だと思うにゃ」
そう言うスピカから離れまいと距離をつめるリリエル。
「スピカちゃんからはぐれないように気を付けないと……きゃっ?! あ、まってくださーい!」
近くでまた書棚がワープした。
スピカと距離が離れそうになったリリエルは慌てて追いかける。
「はぐれないように手をつないでください……」
スピカと手をつなごうとするリリエルだが。
「全員と手をつないだら歩けないにゃ。そこまでしなくても大丈夫にゃ」
スピカは差し出された手を安心させるように一度ぎゅっと握ると、ウィンクしてから離した。
「しかし、ここは本当に……案内が無いと迷うね。帰れなくなりそうだ。スピカさんが頼りになるね。感謝しないと」
そう話す、ルトのアイオライト色をした宝石のピアスに付いた羽が揺れる。
「大丈夫なのにゃ。1階に戻ればアストライアさんが居場所を見つけてくれるから、帰れなくなることはないにゃ」
「なら良かった。スピカさんは、本は好き?」
ルトの問いかけに、
「スピカは絵本が好きにゃ♪」
と返事が返ってくる。
しかし地下書庫にならんだ本の背表紙には、絵本のような鮮やかな色のものはなさそうだ。
「ふーん。地下にも絵本はあるの?」
「地下には絵本は古いのしかないけど、暗いところを探検するのは好きにゃ。でも黒い影は気持ち悪くて苦手にゃ」
「ここは本好きな僕にとっては天国のような場所だな……素晴らしいよ。だからこそ、黒い影をどうにかしないとね。本を蝕むだなんて、何故そんな事をするんだか……」
そんなルトの整った美少年ぶりに、ロベルトが熱い視線を注いでいた。
その視線をチラチラ追うアカリ。
「ええ、文字書きのはしくれとして、本は守らなくてはならないのです。本は先人たちとの大切な語らいの場ですからね!」
美咲紀はスピカのそばで相槌を打ちつつ、そんな美少年たちを眺めている。
(うふふ、三角関係素敵です)
「君もほしびとだね。僕は
アルレッテ・ザメニス
、薬屋だよ」
アルレッテが自分と同じような尖り耳を持つルトに声をかけた。
「僕はルト、苗字はカエシウス。どうぞよろしく。薬屋さんなら治療担当かな?」
ルトも穏やかに挨拶を返した。どちらも美形だが、色白のアルレッテに対してルトの肌は褐色だ。
「うん? 戦闘はまったくダメだよ。でも……本を守る事は出来るかなって」
アルレッテの答えにルトも頷く。
「僕と一緒だね。戦闘はできそうにないから、皆のサポートをして、僕の星の力が何かの役に立ちそうなら、使うつもり」
そのころ。
「あれ? みんなは……ここは一体?」
夏朝とグレッグはあたりを見回していた。
ろっこんの力で書棚をどかそうとねこシールを貼った夏朝だが、その瞬間に空間が歪んだ。
どうやらグレッグと一緒に、ワープする書棚に引き込まれたらしい。
「おいおい……ワープまで仕掛けてあんのか……」
書棚から解放されたグレッグが首筋の刺青をさする。
「あの、ケガはないですか?」
心配する夏朝。
「なーに、いつものことさお嬢さん」
そう言うとグレッグはランプを手に周囲を見回す。
「大体ワープがある所っつーのはその先の道が当たりだったりすることが多いしな。印つけてまた引っ掛からねぇようにするか、と思ったんだが……」
「ワープしてるの、書棚のような……」
「ああ。とりあえず印だけつけておくか」
グレッグは書棚に印を書いた。
「さて、はぐれちまったな」
「僕、盗人の光の力があります」
夏朝は戦輪を手に持った。
「盗人の光の勘に頼って、あとはみんながあのアスパラを持ってるから光が見えるはず……こっちです!」
「盗人の光かー。それなら珍しいもの見つけてくれねえかなー」
「……うん、見つかるといいね」
「なんか珍しいもの落ちてねえかなー」
しばらく歩いた後、グレッグが何か光るものを拾い上げた。
「珍しいもの発見だぜ! お持ち帰りだ!」
それは古い金貨だった。
そちらに目をやった夏朝は、視界の隅に別な光を見た。
(アスパラアンテナだ!)
「グレッグさん、あの光!」
「おお、合流できるな」
顔を上げた夏朝とグレッグは光を目指し駆け出す。
「うわっ」
途中で何かにつまずいたグレッグが体勢を崩す。
そこへ、突然湧きだした黒い影が襲い掛かってきた!
「あぶない!」
戦輪を手に持ち振回して、夏朝が影を攻撃する。
「おっと、サンキュー」
体勢を立て直したグレッグが、速攻で弓を構え、黒い影を射撃する。
スピカたち一向は、地下への階段を降り始めたところだった。
だが後ろを振り返ったリリエルが声を上げる。
「あ、黒い影発見です! 人もいます!」
こうして一行は合流を果たすが、そこに黒い影が立ちふさがる。
「そう簡単に行かしてはくれないか。だが蹴散らす!」
前にいた刀が声を上げ、日本刀を振りかぶった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
天村花海
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年03月08日
参加申し込みの期限
2017年03月15日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年03月15日 11時00分
参加キャラクター一覧
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