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寝子島高校
メリーさんが座敷童、なの
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白衣姿の
旅鴉 月詠
が寝子温泉に颯爽と現れた。手にはスマートフォンを握り締めていた。
沢野屋を目にすると切れの良い動きで立ち止まる。
「ここか」
ねこったーの画像と見比べる。
月詠は被っていたキャスケットを脱いで折り畳む。白衣のポケットからひょっとこの面を重ねた状態で取り出した。一枚を後頭部に付けた。残りは顔に装着。後ろ向きの状態で旅館に入っていった。
「いらっしゃいませなの」
幼い子供の声に迎えられた。声音からは動揺が感じられない。
月詠は声色を変えて言った。
「後ろの正面だあーれ?」
白くて長い髪を振り乱して振り返る。顔にも同じひょっとこの面を被っていた。
おかっぱの女の子は着物姿で立っていた。顔は無表情に近い。
「かーらーのー、あたしキレイ? という伝説のコンボ」
ひょっとこの面を取り払ってにやりと笑う。
「微妙なの。でも、努力賞で普通にしてあげるの」
「普通かー、そっかー」
棒読みの台詞を垂れ流す。
「口が裂けてないの」
女の子は人差し指を立てて自身の唇の両端を押し広げる。月詠は顎先に軽く手を当てた。
「美容整形に成功した口裂け女という設定ではダメなのか?」
「口が裂けてなかったら口裂け女ではないの」
「それは、そうだな。戯言はここまでにして、何か食べるとしよう」
「こっちなの」
声は背中から聞こえた。月詠の背中を小さな掌が押した。
「瞬間移動かー。ちなみにお名前は?」
「あたしはメリーさん」
「なるほど、都市伝説に相応しい」
「あたしも意外と驚かれないの」
背中を押しながら女の子が言った。
「壁に耳あり障子にメアリー(メリー)だね。これでもちょっとは驚いたよ。それに不思議に触れるのは初めてではないからね」
「この島には不思議が詰まっていて飽きないの」
「それはいいことだ。女将さんの為に長くお手伝いができればいいね」
月詠の赤い瞳が優しさを帯びる。
――子は宝という。沢野屋の女将さんにとっては間違いなく座敷童なのだろう。メリーさんに似た我が子がいたのかもしれん。
「この席にどうぞなの」
空いていたテーブル席に月詠を座らせた。
「こちらがメニューになるの」
「いろいろとあるね。オススメでお願いしようか」
「わかったの」
「それとこれは別の注文になるが、いいかな」
「話は聞くの」
言葉の前に行動を起こした。月詠は白衣の内側に手を突っ込み、スケッチブックを取り出した。別の手には櫛と化粧道具を指の間に挟んでいる。
「ちょこちょこと化粧をした姿をスケッチさせてくれ。五分くらいで完成する」
「忙しいけど少しなら構ってあげるの」
澄ました顔でいて、ほんの少し頬が赤く染まっている。
――グッジョブ。
月詠は心の中で親指を立てた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
黒羽カラス
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
NPC交流
オールジャンル
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年03月02日
参加申し込みの期限
2017年03月09日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年03月09日 11時00分
参加キャラクター一覧
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