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メリーさんが座敷童、なの
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寝子島の北西部に居を構え、
ユキ・ナカミチ
は自給自足の生活を営んでいた。外見はほっそりとしていて長い金髪は天使のようにも見える。それでいてチェーンソーを自由に使いこなす、逞しい一面も備えていた。
そのようなユキが旧市街に来ていた。赤い袴が特徴的な和装束が人目を集める。本人は気にすることなく、ブーツの足音を響かせて歩いた。
「何かな?」
某店舗の前のラックに目がいった。一枚のチラシを抜き取り、その場で熱心に読み込む。
「いいかも!」
蜂蜜色の目を輝かせた。瞬時に九夜山へと走り出す。
ハードモードのスローライフは伊達ではない。山道の勾配を物ともせず、寝子温泉に駆け込んだ。
「あそこだね」
見つけた沢野屋の引き戸を開ける。
「いらっしゃいませなの」
正面に着物姿の女の子が現れた。ユキは数回の瞬きのあと、笑みを作った。
「小さな従業員さん、初めまして。私はユキって言います」
「あたしはメリーさん。期間限定で座敷童をしているの。泊まっていくの?」
「そうだね。いろいろ見たいので宿泊で」
「フロントはこっちなの」
しゃきしゃきと歩く姿に連れられてユキは宿泊の手続きを済ませた。
「こっちが食事処なの。食べていくの?」
「そうだね。少し動いたから何か食べていこうかな」
二人は並んで歩いた。店に入ると結構な人で賑わっていた。ユキは隣に目を落とすと誰もいなかった。
「こちらにどうぞ」
カウンターを拭いていた女性が笑顔を向けてきた。ユキは軽い会釈で進められたところに落ち着いた。
「いらっしゃいませなの。メニューになるの」
女の子は横手からメニューを差し出す。受け取ったユキは朗らかに笑う。
「ここではウェイトレスなんだー。着物姿が似合ってるね」
「そっちは巫女っぽいの。割といい感じなの」
「そうかな、なんか照れるね。海鮮丼を頼もうかな」
「わかったの」
待っている間、ユキは店内の目を向ける。
――従業員の対応は悪くない。行動は迅速。メリーさんは神速かな。
瞬間移動の連続に目が追い付かない。ユキは瞼を閉じて少し目を休ませた。
――流行らない理由がわからないな。今回はメリーさんの活躍もあって繁盛してるみたいだけど。
メリーさんはなんで座敷童なのかな。ホームページの宣伝は女将のアイデアに思える。本人に会えたら、その辺りの事情を聞いてみたいな。
「海鮮丼なの」
とんと置かれた丼にユキは顔を近づける。
「彩で新鮮さがわかるよ。それとウニが多いのかな」
「きっと手が滑ったの」
女の子はくるりと背中を向ける。直後に姿を消した。
――メリーさんは優しいね。
「いただきます」
にこやかに箸に手を付ける。その手は止まらず、笑顔のままで食べ切った。
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担当ゲームマスター
黒羽カラス
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
NPC交流
オールジャンル
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年03月02日
参加申し込みの期限
2017年03月09日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年03月09日 11時00分
参加キャラクター一覧
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