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メリーさんが座敷童、なの
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八神 修
はキャリーバッグを引いて沢野屋に訪れた。目に付いたフロントで宿泊の手続きを済ませる。
「お部屋までご案内致します」
従業員の一人が先頭に立ち、部屋に案内された。持参したバッグを適当なところに置いて修は速やかに引き返す。
食事処さわのに行くとカウンター席は人で埋まっていた。手の空いた一人の女性がテーブル席を勧めた。
「一人なのに悪いですね」
「いいえ、気にしないでください」
柔らかい笑みでメニューを渡された。中に目を通し、流れるような声で注文した。
待っている時間を有効に使う。スマートフォンのアプリで過去問題に取り組んだ。
「お待たせしました」
運ばれてきた一品に目を注ぐ。艶やかな表面の握り寿司に納得の表情を浮かべた。添えられたおしぼりで指先を適度に湿らせた。
「光物からいただくか」
白身に銀の光沢を纏ったサヨリに手を伸ばす。摘まんで先端を醤油に濡らし、一口で味わう。
――品のある塩味で臭みもない。サヨリ本来の味が楽しめる。
指は次の握りに向かう。乙女が恥じらうような色合いの鯛を選んだ。相当な厚みがあり、修の口の中をこじ開ける。半ばで噛み切ると軽い驚きが顔に表れた。
――新鮮だけが売りではない。この鯛には豊かな海の香りがする。特上の昆布か。
残りを口に入れてじっくりと噛み締める。口の端に笑みが浮かぶ。
鮃に目をやる。傍らの湯呑を掴んだ。濃い目の茶で口内をすっきりとさせた。間を空けず、繊細な身を手に取り、口に含んだ。
――好ましい弾力だ。いつまでも噛んでいたい、そんな誘惑に駆られる。
食欲の赴くままに修は食べ続けた。透き通るような身の河豚は酢橘とフグ酢で交互に味わう。悩ましい表情は優劣を決められず、素材の味に圧倒されたようだった。
「ごちそうさまでした」
手を合わせた姿で長く息を吐いた。
部屋で少し休んでから修は温泉に浸かった。岩風呂の眺めを楽しみ、最後に冷えた身体をタイル張りの風呂で温める。
湯の中で二の腕を軽く揉んだ。肘を曲げて上腕の膨らみに目をやる。
「少しは鍛えられたかな」
何故か、身震いが起こった。修は浴槽の縁に身を寄せて頭を限界まで沈める。その状態で待っていると女の子が出現した。
「いなかったの」
残念そうな声で即座に掻き消えた。
――メリーさんとは、別のところで会いたいな。
用心しながら修は風呂から上がった。素早く衣服に着替えて廊下に踏み出す。左右に目を向けていると死角から声を掛けられた。
「キョロキョロしすぎなの」
「前に約束した物を持ってきたんだ。貰ってくれるかな」
「あとで行くの」
少ない口数で女の子は消えてしまった。
――部屋を伝えていないが、何とかなるだろう。
修はタオルを首に引っ掛けて、のんびりと戻っていった。
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担当ゲームマスター
黒羽カラス
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
NPC交流
オールジャンル
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年03月02日
参加申し込みの期限
2017年03月09日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年03月09日 11時00分
参加キャラクター一覧
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