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【星幽塔】第六階層 彷徨い星と動かぬオルゴール
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転:始まりの歪と、今の歪と
――第六階層・某所
(ちっ、ノリが悪いねぇ)
第五階層での企みが失敗した
骨削 瓢
は作戦が失敗したのを確認するや否や、第六階層へと足を踏み入れた。次の目的は、魔女を恨み怒りを抱くものたちの懐柔である。
彼にはこの塔を初めて見た時から《この塔を落としてその先に大破壊を齎す》という喜劇がみたい、と願っていた。
硝子の歯車を入手された今、恐らく他のパーツも揃いオルゴールは修理される。そうすれば魔女は目覚め、第六階層崩落という喜劇は見られなくなる。
だが、その先に瓢は手を伸ばした。人々を煽り、義勇軍を作ろうと彼は思ったのだ。恐らくお人よしな寝子島の冒険者達は魔女と住人との和解を進めようとする。だからこそ、である。
――人の争う姿は、見ていて楽しいからねぇ?
瓢は魔女を探している、という集団と出くわした。彼らの話を聞いた瓢は同情した体をみせ、心を震わせたように演技する。
「ならば、皆さんで力を合わせて魔女をやっつけるべきだねぇ! あっしもそれがいいとおもうよぃ!」
冒険者である瓢の言葉に、一同は喜んでいた。魔女を追い出し、平穏を齎したのは冒険者である。その彼から賛同されたのだ。
瓢の言葉に感化され、群衆は立ち上がる。魔女を今度こそ亡き者にせんと。その声の上がる中、瓢は楽しげに笑う。
「絶対に和解なんてさせるもんかい、必ず決着つけれるようお膳立てしてやるよぃ」
人々が血気に逸る姿を見ながら、瓢は楽しげに瞳を細めた。そんな彼に近寄ったのは、痩身の男。彼は癖のある黒髪と愛嬌のあるハシバミ色の眼が特徴的だった。
「ふぅん、楽しそうな事考えてはるんどすなぁ」
「お前さんも、楽しそうじゃないかぃ?」
瓢が問うと、男は片目を瞑って口元を綻ばせる。
「僕にも一枚噛ませてもらえへん?」
「勿論」
瓢がそう頷けば、男は「宜しゅう。ラプターや」と言って瓢の手をとり握手した。だが、この時瓢の背中には冷たい汗が流れていた。
――男の手は氷のように冷たく、
その左眼には、確かにとろりとした闇のような黒が踊っていた。
* * * *
――第9階層
そのオーブたる船へやってきた
卯木 衛
を出迎えたのは、ほんわかオーラ漂う青年。名をピエロットと言い、この海原を抱く階層のアステリズムである。
「やぁ~。今日はなんの御用かなぁ?」
「ピエロットさん! 実は悪夢に魘されている人がいるんだ。それで……」
衛が挨拶もそこそこに事情を説明すると、ピエロットは「大変だねぇ」と相槌を打った。
「つまりは、僕の力をその女の人に使えばいいのかな? どこにいるの?」
「隠し階層にある工房だ。アステリズムは担当階層とそこしか行けないらしいから……」
ピエロットの問いかけに衛が答えると、ピエロットはきょとん、とした顔になる。アステリズムについて詳しく知らないピエロットは、衛から聞いた話も初めて聞いたようで、「そうなんだぁ」と感心しているようだった。
ともかく急ぐから、と衛はピエロットの手をとり船を後にした。
「ピエロットさん連れてきた! 魔女さんの具合はどうなんだ?」
衛がそういい隠し階層の工房に飛び込んだ時、エリオナイトたちの他に薬草を採りに行っていた
常闇 月
、
リリエル・エーテライト
、
ヴェルト・レトランジェ
の姿もあった。
ヴェルトが調合した塗り薬のおかげで魔女も
結城 日和
も毒を抜く事ができた。傷口の周りは通常の色に戻り、痛々しさも和らいだように見える。
だが、魔女の表情は変わらず、うわごとのように「どうして、どうして」と呟いていた。
逢坂 魁
が付きっ切りで看病し、額に浮いた汗を拭っている。
「ピエロットさん、力を貸して欲しいんだ」
衛の言葉に、ピエロットは優しい笑顔で頷いた。そして、魔女の手をそっととり……目を閉ざして祈るように己の手で包み込んだ。
幾分か魔女の表情が和らいだように見えた
曖浜 瑠樹
は少しだけ安堵の息をつく。だが、
シドニウム・カトル
は難しい表情で様子を見ていた。瑠樹はその顔を見、何かを悟る。
「やっぱり、オルゴールが必要なんだねぇ」
早くパーツが来ないかなぁ、と待ち遠しい思いを募らせる瑠樹だった。
回復した日和は、少しでも安らげるようにとバイオリンを奏でた。まだ傷が痛むものの、どうにか魔女の心を助けたかった。
(気休めぐらいには、なってほしいな)
日和の祈りは、届くのだろうか?
* * * *
――第六階層・旧魔女の城
そこに向かった
八神 修
、
椿 美咲紀
、
新田 亮
、
椎井 莉鳥
の4人は、2手に分かれて行動していた。
修は美咲紀が騎士の光で呼び出した高速飛行艇に乗り、亮と莉鳥は船で近づいて前回の戦いであけた穴から潜入する。
「……さっさと『銀の歯車』とやらを探しましょう」
「そうだな。それに、俺としては前のアステリズムについても調べておきたい。時間は有効に使わないと」
莉鳥がため息混じりに言い、亮は頷きながら早速建物の中へと入り込む。そうしながらも、莉鳥は盗賊風な衣装を纏った己の姿を見、僅かに苦笑する。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
推理・サスペンス
冒険
バトル
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年03月11日
参加申し込みの期限
2017年03月18日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年03月18日 11時00分
参加キャラクター一覧
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