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【天界クッキング! カレーにおでんに豚汁編】
ずずん、ずずずん! 屋外キッチンの一角に並ぶ、いくつもの大鍋。
「大きなお鍋で、ドーン! と作ると美味しいのですよねー」
「そうだよねー、お鍋もカレーも!」
椿 美咲紀
は、豚汁とおでん、それに白菜たっぷりのお鍋をぐつぐつ。お野菜好きな彼女だけあって、具材は豊富でバリエーション豊か。何とも豪華なお鍋です。
お隣、
鬼河内 萌
はなんと、6つもの大鍋を同時に調理! 中身はそれぞれ『ビーフカレー』『チキンカレー』『キーマカレー』『野菜カレー』『シーフードカレー』と、カレーづくし。
もくもくと湯気があがり、あたりには様々な匂いが混然一体となって立ち込めていて、何とも食欲をそそられてしまいます。
「なるほど、やるじゃないか美咲紀。いい味が出ている」
「ふふふ、でしょー! そうでしょー、シュー君!」
おたまでちょこっと味見、
八神 修
はおでんのお出汁を一口。彼はののこママのサポートとして調理を担当するかたわら、美咲紀にとってはマネージャーのような役回りでもあり、修のそんなひと言には、彼女もほっと胸をなで下ろしました。
「で、こちらはカレーか。鬼河内、ちょっと気になってたんだが……最後のひとつ、この鍋は何のカレーなんだ?」
修が興味深げにのぞき込んだのは、萌が調理している、第6のお鍋。もちろんカレーではありますけれど、何だか嗅いだことのない、けれどふんわり良い匂いが漂っております。
萌は、えっへん! 胸を張って、
「ふっふっふ。それはねー、天界の食材たっぷり、その名も『天界カレー』だよ!」
彼女は、考えたのです。ここには今、多くの神さまが集っていて、そのお国もきっと様々なのでしょう……ならば、全ての神さまのお好みに合わせて、様々なカレーを作れば良いのだと。そしてもちろん、彼女のそんな配慮の中には、ここ天界の住人たちも含まれているのです。
「せっかくだから、みんなにカレーを楽しんでもらいたいもんねっ」
「なるほどな。で、何が入ってるんだ?」
「天界ビーチにいる『天上エビ』とか、フェニックスに分けてもらったっていう『フェニックスの巣』とか……隠し味は、果樹園チエノミの『バカが治る果物』だよー!」
「……それ、大丈夫なのか……?」
全く味は想像できませんけれど、萌の自信に違わず、少なくともとんでもなく良い香りがしているのは確かです。
「おっとっと、ちょっと手が足りないわ~。手伝ってもらっていい?」
「ええ、分かりました、ののこママ……」
と言って、修は少しばかり、首を傾げます。以前から気になっていたことがあり、ののこママのヘルプにつきながら、彼はそれを尋ねてみることにしました。
「そういえば。良ければ、名前を教えていただけませんか? ののこママ、と呼ぶには少し長いですからね」
「名前? 私の? ママさん、とかでもいいわよ~?」
「そうですね。ただ、せっかくですので、教えていただけたらと」
ののこママは、ぴょこんっとアホ毛を揺らすと、指を頬に当てて、何やら考え込むそぶり。
「名前……名前。名前ねえ……私の名前?」
「え? はい、そうですね……?」
しばらーく、料理の手は止めないままに、そうして熟考した後に。ののこママは、何だか困ったように言いました。
「あら。私の名前って、何だったかしら? ずーっとママさんって呼ばれてるから、忘れちゃったわ~。うっかり!」
思えば彼女、神さまです。何百年? 何千年? そんな長い長い間に、すっかりママさん呼びに慣れてしまって、いつのまにやら忘れてしまったのだとか……何とも、スケールの大きいド忘れでありました!
需要に供給が追い付き、配膳係の皆さんに料理を託してひと段落がついた頃、彼らはようやくにして手を止めることができました。
……と、思いきや。
「ふーっ、大鍋料理はこれで完成なのです! シュー君シュー君、次はあれが作りたいのですよー。レシピ分かります? こう、大きなタルトみたいな……パイみたいな、ピザみたいな……」
「キッシュか? それなら分かるぞ」
「そうそれです。あとあと、スイーツのほうのタルトも作ってみたいのです! おっきなサイズで、カットしてずらーって並べて、ビュッフェ形式にするのはどーでしょ?」
「いいじゃないか。どちらも作ろうか」
美咲紀も修も間髪入れず、もう次のメニューへと取りかかっています。
鴻上 彰尋
と
綾辻 綾花
は、お雑煮の仕上げ。杵を抱えたテオがふらふらとやってきて、
「ど……どう、だ、俺のついた、もちは……わるくない、できだろ……」
「頑張ったんだな、テオ……ああ、ちゃんとできてるよ。後は任せて、ゆっくり休んでて」
「そう、させて、もら……」
ぱたむ。テオは地べたに寝っ転がると、お腹を見せて寝てしまいました。お客さまの目の前での餅つきは、パフォーマンスとしてもたいそう盛り上がったそうでして……ののこママにいいトコ見せようとしてか、うりゃー! ぶにゃー! ごろにゃー! なんて頑張る彼は、いつもよりずいぶんと隙だらけ。お餅を返す綾花は間近でその姿を堪能し、すっかり満たされたのだそうな。
「それじゃ、お餅、焼いていきましょうか」
「うん、そうしよう」
七輪に乗っけた網の上でつきたてお餅を焼くと、ぷく、ぷくーっとさっそく膨らんで、香ばしい匂いがしてきます。
ののこママと
志筑 かりん
は、何だかすっかり打ち解けてしまったようで、
「あなたの作る料理、いいわね~♪ 見た目も華やかだし、美味しいし。良かったら、レシピを教えてくれないかな?」
「ごく普通の洋食メニューだけど、天界にはこういうの無いのかしら? ええ、私で良ければ」
並んでレシピを教え合ったりしている姿は、まるで仲の良いお友だちのようです。
「ふーっ、今日のカレーもいい出来だね! また天使になっちゃうなんて、思ってもみなかったけど……」
大鍋のカレーをぐるぐる、かき混ぜる萌。彼女の背中に翼が生えるのは、二度目のこと……
最初
の時はずいぶんと慌ててしまいましたけれど、今回はさすがに慣れたものか、いつもの萌のまま、いつものカレーを作ることができました。これなら究極のカレーを求める会会長、彼女の巨漢なお兄さんも、笑顔でぐっとサムズアップしてくれるに違いありません。
「……このカレーを作ったのは誰だあっ!!」
「!?」
突然の怒号に、びっくん! 飛び跳ねながら振り返ると、
「あっ! カ、カレーの神さま!?」
「いかにも、私がカレーを愛しカレーを司るカレーの神さまでーって違うわ! 俺インドの神だけど、別にカレーの神じゃねーわ! そんなことより、このカレーを作ったのはお前か!?」
そこに立っていたのは、萌の天界カレーとスプーンを震える手に携えた……身体は人間、頭は象! やけにハイテンションな、どっかで見たことあるような、インドっぽい神さま!
「えっと、ボクが作ったカレーだけど……お口に合わなかった? ごめんね、すぐ別のカレーを……」
「天才か!! マジうめーよこのカレー!! 俺世界中のカレー食べ歩きしてっけど、こんなの食ったことねーわ、マジヤベー!!」
天界カレー、大絶賛!
彼らの料理は、実に過不足なく神さまたちの元へと届けられ、大いに好評をいただくことができたのでした。
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担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ★(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
神話・伝説
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年01月03日
参加申し込みの期限
2017年01月10日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年01月10日 11時00分
参加キャラクター一覧
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