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天界で新年会!
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【天界クッキング! おせちにお雑煮洋食も編】
綾辻 綾花
は言いました。猫好きが猫を見る、あの愛情に満ちあふれたあたたかいまなざしで見つめながら。
「
テオ
も、一緒にやろう?」
「ふん」
ぷいっ。そっぽです。つれない態度です。不愛想なテオへと、綾花はそれでもにっこり、微笑みかけます。ばっちり着物を着こんで、しゃらららん!
宴席の真ん前、目立つところに、ずずん! と鎮座するのは、臼です。お餅をつくアレです。そう、これから、お雑煮用のお餅をつくところなのです。綾花の役どころは、ぐいと腕まくり、お餅を返すこと……これは、ほかのお手伝いの面々、綾花を和ませるねこたちに任せることはできません。なぜなら、お餅に毛がくっついて大変なことになってしまうから。
綾花は杵を持ち、テオへ優しく語りかけます。
「ののこちゃんのママも、にゃんこたちも、きっと喜んでくれますよ」
「……むっ」
「テオさまー、いっしょにやろうニャ~!」
「テオさまがついたお餅なら、きっと美味しくなると思うニャー!」
「神さまたちも、きっと楽しんでくれるのニャ!」
綾花やねこたちがそんな風に言うと、ぴくり。尊大に腕組みして桜の木に寄りかかるテオの目元が、ぴくりぴくりと動きます。どうやらののこママの手前、手伝うことはやぶさかではないものの、そのきっかけがつかめない、といったところのようです。
何とも不器用で素直じゃない彼に、綾花がくすりと笑みを漏らしたところで、
「あら、テオちゃんもお手伝いしてくれるの? ありがと、やっぱりテオちゃんは良い子ね~♪」
「ああ……分かった、分かりましたよ。手伝いますから……!」
他ならぬののこママのひと言が、決定打。テオは照れ隠しか、綾花からひったくるようにして杵を奪うと、ひょいっ! 臼の縁に飛び乗って、
「見てろねこども、俺の餅つきを! うりゃあーっ」
「「「さっすがテオさまニャ~~~!!」」」
「ふふ……」
杵を振り上げ、ぺったん! ぺったん! その姿に、綾花は晴れやかな笑顔を浮かべて、リズミカルにお餅を返していきました。
キッチンでは、
鴻上 彰尋
、
志筑 かりん
がののこママと一緒に、その腕前を振るっております。
「錦卵、紅白なます、昆布巻と田作り、金平ゴボウもできました!」
「ミートソースとナポリタンの追加も、これでオッケー。次は、ロールキャベツでも作ろうかしら?」
「はあーい、ありがと! えっ、からあげが大人気で全然足りない? はいはーい、今揚げるから待っててね~」
ぱたぱたぱたぱた……お客には大食漢な神さまも多く、料理はあっという間になくなってしまうもので、3人は休む間もなく大立ち回り! 厨房は実に、フル回転であります。
「ああ、大変。目が回りそうだわ!」
「そうですね。俺も、こんなペースで作るのは初めてかもしれない……」
と、手は止めずに言いつつ。彰尋は、隣で料理をするかりんの手元を、思わず息を呑んで見つめざるを得ません。
(野々さんのお母さんもかなりの腕だけど、この人は……これがプロの料理か)
彰尋も毎日のように家事をして、料理にだっていくらか自信はあります。以前には、同じように天界で料理をして、ののこママに目を見張らせたこともありました。
けれど、喫茶店を経営しているというかりんの作るメニューはまさしく、プロのそれ。先ほど少し味見をさせてもらったら、彰尋はその本格的な出来栄えに、思わずうなりを入れてしまいました。
「でも、大変だけど、こういうのも楽しいわね。うちの店、こんなにお客さんが来たことないものねぇ……」
「そうなんですか? 信じられないな、こんなに美味いのに」
「そう? ありがとう。神さまのおもてなしだなんて初めてだから、ちょっと緊張してたけど、そんな風に言ってもらえて嬉しいわ♪」
普段はちょっぴり、おっちょこちょいだというかりん。それでもプロ意識のたまものか、こうして料理をしている間はミスのひとつもなく、彰尋はそんな彼女の淀みない見事な手さばきから、大いに学べることがあったことでしょう。
「今度お店にお邪魔して、ちゃんといただきたいところですね。ちらし寿司とおにぎり、追加出ます!」
「ええ、ぜひ来てちょうだいね。小さなお店だけど、私と看板猫のみーこが、ばっちりおもてなしするわ。はいっ、ハンバーグとポークソテー完成!」
「その時はお願いします……綾辻さーん、お雑煮のだしは用意しておいたから、餅がつけたらいつでもいけるよ!」
「はーい!」
「ののこママ、そっちは手足りてるかしら? ヘルプにも入れますから、いつでも言ってくださいね」
「ありがと~、今のところは大丈夫よ~! おせちも洋食も大人気だから、しばらくよろしくね!」
まだまだ休憩はできそうにありませんけれど、彰尋もかりんも、ののこママも、朗らかな笑みで手を動かし続けます。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ★(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
神話・伝説
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年01月03日
参加申し込みの期限
2017年01月10日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年01月10日 11時00分
参加キャラクター一覧
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