this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
【星幽塔】第七階層 消え去った情熱をもう1度
<< もどる
1
…
8
9
10
11
12
…
14
つぎへ >>
●それぞれの情熱~
風雲児 轟
の場合~
先程のレオーネの戦う様子を見て、轟はレオーネが大分回復しているのだと確信していた。それはやはり、皆の情熱を受け取っているからなのだろう。それでもまだレオーネを取り巻く空気は重い。あれを完全に取り除ける程に彼女が情熱を燃やさなければならないのだと考え、レオーネの前に座った。
「どうも、寝子島でローカルヒーローをやっているザ・ストレイトです。今はステラに頼まれて星幽塔に出張してます」
「ヒーロー……英雄か」
「ちなみにローカルヒーローとはある地域だけを守る……まぁそれは置いといて。素顔を見せないのは失礼だと承知してますが、これも変身ヒーローの運命と書いてさだめと読む、だと思ってください」
「色々事情があるのだろう、構わぬよ」
それを言ってしまえば、私も最初は身を起こす事さえ出来なかったのだからな、とレオーネが笑うと轟も気を楽にして話し始める事ができた。
「俺は見ての通り、ヒーローが大好きです。そして同じくらい故郷が大好きなんです」
「故郷……寝子島、というところか?」
「そうです。俺はそんな故郷にヒーローがいたら、島の皆の自慢になるし喜んでくれるんじゃないかって思って、ずっとなりたいって思ってました」
そう語る轟の声はとても真摯で、まっすぐな気持ちが伝わってくるようだ。レオーネも頷きながら、話の先を促す。
「そんな時、神様の力でこの能力を手に入れたのをきっかけに、いつか力を返す時が来るまで自分なりに島の皆のためにローカルヒーローをする事にしたんです」
「神様の力……星の力ではなくか?」
「はい、星の力とは違うものです。寝子島特有って言えばいいのか」
「なるほどな」
理解した、とレオーネが頷く横でシェルタンが飲み物を運んでくると、それを受け取りレオーネが喉を潤す。
「嬉しい事もあったり、失敗して辛くて苦しい思いをしたり、色々経験してきました」
数々の出来事を思い出す。ヒーローを続ける中で苦い思いもしたし、悔しい思いもした。もっと強くならなければとトレーニングに打ち込んだり……その中で実を結んだ事もある。
「それでも、俺は自分が決めた事を曲げずに真っ直ぐ突き進む事をやめようと思った事はないです。どんな時でも、なにがあっても挫けず皆の笑顔を守れる存在。それが俺の目指すローカルヒーローだと思ってるからです!」
それは弾けるほどの熱い情熱だった。彼の信念と深い想いにはレオーネも共感する部分があった。
「自分が決めた事を貫き通す……その信念がお前にはあるのだな」
それは情熱を奪われる前のレオーネにも確かにあったもの。今はまだ、どこか霞掛かった向こうにあるけれど。
「だから、俺はレオーネさんに元に戻って欲しい。今の状態の貴女でも、見た感じは元気になってきたと思うけれど……」
その心の中まではわからないから。
「ここの人達も、あなたを希望の象徴……ヒーローみたいな存在だと思っているんじゃないですか。だけどこのままじゃ皆もレオーネさんと同じになって黒い影共の餌食になるかもしれない。そんな事はあっちゃダメだ!」
救える未来を救いたいと轟は思う。自分がここにいる事もきっと何かの縁なのだから。
「皆のため、そしてレオーネさんの大切なもののために、元のレオーネさんに戻ってみんなに希望を届けて欲しいんです!」
そっとレオーネの手を掴めば、轟が変身したザ・ストレイトの腕に嵌っている篭手が柔らかいオレンジ色の光を放つ。それはそのまま、レオーネの手へと吸い込まれ消えていく。
「ありがとう、お前の想いは受け取った。皆が私に伝えてくれている通り、私の情熱……それを思い出せたなら、必ず」
轟の手を握り返すその手は約束の証なのだろう。轟はザ・ストレイトとして頷くとレオーネの傍を離れた。それと入れ替わるように、やや小柄で童顔の男が立ち上がる。
「では、次は俺が」
そう言ってレオーネの前に出たのは
新田 亮
だった。
<< もどる
1
…
8
9
10
11
12
…
14
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
【星幽塔】第七階層 消え去った情熱をもう1度
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
加持蜜子
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年11月24日
参加申し込みの期限
2016年12月01日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年12月01日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!