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【星幽塔】第三階層 星降る農場物語
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【ぼくらの農場】
日の光があんまり気持ちいいもので、お昼は外にテーブルを出していただくことになりました。
「「「いっただっきまーーーす!!」」」
「いただきます! みんな、今日はありがとう。おかげで畑は蘇って、妖精たちも活気づいているようだよ」
食卓についたリアはそう言って、ハチミツ酒の入ったグラスを掲げます。冒険者たちには、農場で取れた果実をミックスしたフルーツジュースが妖精たちによって注がれていき、それぞれ、同じようにグラスを掲げて見せました。
ずらずらずらり、並ぶお皿に山盛りの料理たち。まずは
旅鴉 月詠
作、卵やハムがたっぷり詰まったサンドイッチに、各種定番具材のおにぎりたち。
「味には自信ありだ。好きなだけ食べるといい」
加えて、畑から戻ってきたばかりにも関わらず、
鎌八 まもる
と
巫部 紫苑
がメニューを追加して、テーブルへ華やかに彩りを添えてくれました。
「弁当を用意してきてたんだ。俺は料理の腕だって大したもんなんだぜ?」
まもるがぱかっと箱を開けると、色鮮やかな野菜にお肉にお魚に、美味しそうな料理がぎっしりと詰まっています。食卓を囲む面々の、うわぁ……! という感嘆の声に誘われたのか、愛馬オブシディアンも近くへやってきて、おねだりするように首を擦りつけました。
「はは、今日は良く頑張ってくれたな、オブシディアン。お前の分もちゃんとあるから、安心しろよ…………お、紫苑嬢、それ何だい?」
「あ、これですか?」
同じく料理を追加する紫苑の手元、見慣れないものを見つけて尋ねてみますと、彼女はにこにこと微笑みます。
「畑にあった、樹の根っこですよ」
「根……?」
「畑に生えているものなら、ひょっとしたら食べられるんじゃないかって。刻んで炒めてみたら、思いのほか美味しかったので、皆さんにもおすそ分けです♪」
さすがは食通だけありまして、紫苑はそんなものまでお昼の献立に仕上げてしまったようです。チャレンジャー!
とはいえ、紫苑自らぱくぱくと、あんまり美味しそうに食べているもので、
「へー、面白そうだなー! 俺、食ってみよっかなー」
「うーちゃん、大丈夫~? 苦かったら、うちが代わりに食べてあげるからねぇ」
「い、いや、子どもじゃないんですから……!」
にんまりした
壬生 由貴奈
が見守る中、
卯木 衛
が樹の根の炒め物をフォークでぷすり、おそるおそる口へと運び……ぱくりっ。食べてみますと、
「!? 美味いじゃんこれ……! 程よい苦みと甘味があって、全然臭みとかもなくて……根っこすげー!」
「へぇ、そんなに美味しいんだ? じゃ、うちも食べてみよーっと……」
「壬生先輩、これこれ! 鎌八君のお肉も美味しいですよー。何ていうか、こー……カウボーイ! って感じで」
思い切り身体を動かして働いた後の、お昼ごはんの美味しさときたら、やっぱり格別です。
屋敷野 梢
も、由貴奈や衛、仲間たちとのおしゃべりに花を咲かせながら、ぱくりとまもるの豪快料理をほおばります。
服部 剛
は、月詠のおにぎりを豪快に、ぱっくん!
「美味っ! 星幽塔おると、たまにこーいうのが恋しくなるねんな……」
「確かにな。でも、こっちのサンドイッチもいけるぞ?」
「お、どれどれ」
小柄ながら良い食べっぷりの
新田 亮
は、自分の皿に山盛りの料理を前にして、はっと気づきます。
「やばい、食べすぎだ……これじゃデザートが入らなくなる」
甘党な彼には、食後のお楽しみもまた気になってしまうのでした。
そんなわけで、楽しいお昼ごはんをすっかり平らげたら、デザートタイム。
こちらを担当したのは、お菓子作りの得意な
花厳 望春
です。
「リアさんが備蓄してた星型の薬草をいくつかくれたから、クッキーにしてみたよ。他の食材も早く使ってみたいけど、今回はお試しってことで」
「うわぁ、美味しそうね……!」
どうぞ食べて、と勧められて、目を輝かせた
水上 桜
がさっそく、それを口に運びますと。
「あ……何だか、元気が湧いてくるみたいっ」
身体がぽかぽかとしてくるようで、ポーションとして煎じて飲むと高い治癒効果を発揮するという薬草の威力、その片鱗を、桜は感じ取りました。
クッキーの横には、
桜庭 円
の差し入れであるチョコレートが添えられていて、ステラがそれを相も変わらずぱくぱくと口に放り込み、
「ステラはやっぱり、あま~いのがいいの!」
「気に入ったのはいいんだけど、そんなに食べたら太っちゃうぞー。虫歯にもなっちゃうぞー」
「ムシバ?」
でっぷりと膨らんだ星幽塔の精霊や、歯医者さんで泣きながら虫歯の治療を受ける星幽塔の精霊なんて、ちょっと見たくないですものね!
テーブルの上には、お世話になったモグラ妖精たちもちょこちょこ、ちょこんと乗っかっていて、
来島 アカリ
はその中の一匹へ、望春のクッキーを小さく砕いて差し出します。
「今日はありがと、な。ちょいちょい様子見に来っけど、俺たちが留守の間、作物のお世話は頼むなー」
「まっかせてよ! ばっちりお世話しちゃうもぐもぐもぐもぐ」
小刻みに口を動かして、美味しそうにクッキーをかりかりとやっているモグラ妖精に、アカリはふわりと微笑みます。
「……そういえば」
と。月詠のカフェ『迷い猫』特製、自慢の香り立つブレンドコーヒーをいただきながら、
鴻上 彰尋
が何かを思い出したらしく、モグラ妖精たちへ尋ねました。
「最近、このあたりでは地震が多いらしいな。幸い今日は、一度も揺れてないが……この階層には、
土の竜
がいるという話も聞いたけど。君たちのことじゃない……よね?」
土の竜と書いて、モグラ! な字面からの連想でしたけれど、彰尋のそんな問いに、モグラ妖精たちは首をかしげるばかりです。
「オイラたち、竜じゃないよ~?」
「でも、そういえばそうね。土のドラゴンさん、このところ見かけないわね~」
「どうしちゃったんだろ? 地震と関係あるのかなぁ」
彼らと、ここ第三階層に住むという竜は、どうやら関係は無さそうです。けれど、不穏に続く地震はやっぱり、竜と関係があるのかもしれません。
ちょっぴり不安そうに、顔を見合わせたモグラ妖精たち。
「……大丈夫。心配はいらないよ」
リアが目を細めて、優しいまなざしを妖精たちへ巡らせて、言いました。
「ここはもう、僕らだけの農場じゃない。彼らの農場でもあるんだ。何かあれば、きっと力になってくれるよ」
ね? と冒険者たちを、彼が少年だった時に垣間見たような茶目っ気を出して見回すと、彼らはもちろん、こくりと力強くうなずきます。
「みんなで、僕らの農場を守っていこう」
「ああ。その時は必ず駆けつけるよ、約束する」
彰尋がそう言い切ると、モグラ妖精たちは安心したのか、すぐににこにことした笑顔を取り戻し、再びクッキーにかじりつきました。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
SF・ファンタジー
動物・自然
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年11月29日
参加申し込みの期限
2016年12月06日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年12月06日 11時00分
参加キャラクター一覧
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