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\ オーバータイム!/
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降る雨
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焔から中の様子を中継され、じっと耳を傾ける巨漢は、薄笑いを浮かべた。
「そろそろ、頃合か」
視線の先には、裏口にまわった数名の姿がある。
「何が善で何が悪かは、各々が自分で決めるがいい。最初の人間がそうしたように、な」
ずぶ濡れのレインコートから滴った雨が、巨漢の頬を幾筋も幾筋も絶え間なく滑る。
蛇に唆されたのは、妻だった。
夫に比べて経験が浅く、無垢な彼女は、とうとう悪魔の誘惑に耐えられなくなった。
神が禁じた果実を貪り、罪を犯したエヴァを、アダムは見捨てるべきだった。
そうする事が、正しいのだから。
けれど。
出来なかった。あまりにも、妻を愛していたから。
禁断の果実を食し、失ったのは完全性。そして楽園での生活。
引き換えに得たものは?
――――善悪を自身で決める自由――――
「だが、自由には責任が伴う」
雨に混じって、桜が舞い。
捕まえようとした、巨漢の手のひらをすり抜けていった。
「知っていて犯す罪は、大きい。それを忘れない事だ……」
「話は聞かせてもらった。ここは僕に任せろ! 正義の味方参上☆ とう!」
緊張を打ち破り、あらこめレッドこと米太郎のいっそすがすがしい声が響き渡った。
「……あれ? とうっ!!」
ステンドグラスを突き破って侵入しようとした米太郎であったが、ガラスを一枚のパネルに繋ぎとめる鉛線が、思いの他頑丈で苦戦する事になる。
「こなくそっ! これで、どうだー!!」
しまいには頭から特攻し、米太郎はようやく内部への突入を果たす。
様々な色の光を振りまいて、回転しながら降りてくる様は、それなりに神秘的ではあったが。
「大丈夫?」
着地後。キリッとふわりに声を掛ける米太郎は、あちこちがざっくり切れて血まみれだ。
「あなたこそー、大丈夫ですかーぁ?」
ちなみに米太郎くんが破ったステンドグラスの御代。その額、実に数百万。
米太郎が実に美しい土下座のフォームを、関係者の前で披露したのは、また別の話である。
それはさておき。
米太郎は、ぴっと男に指を向ける。
「君が犯人か、大人しくお縄に……っと思ったが、こうなったのには深いわけがあるようだ。……なんて可哀想なんだ!」
おーい、米太郎くん?
優華さんが「打ち所が悪かったのかしら?」って顔で君を見てるよ。
朔夜も、かわいそうな子を見る目になってるし。
「よし、僕も君が彼らに捕まらないように協力するよ! 正義は弱いものの味方だからね!」
米太郎はごくごく小さなガラスの破片を選んで、ろっこん『似非ヒロイズム』の重力を支配する力で舞い上げ、中央通路に放つ。
渦を巻いて襲い掛かるガラスの奔流。
「俺に任せて!」
打ち返したのは、天野の『裏切りテリトリー』だ。
流れは、攻撃を仕掛けた米太郎に、そっくり跳ね返り……米太郎のボディは、カラフルにデコレーションされた。
「ここから先には入れないよ」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
メシータ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
コメディ
バトル
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2012年12月03日
参加申し込みの期限
2012年12月10日 11時00分
アクション投稿の期限
2012年12月10日 11時00分
参加キャラクター一覧
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