this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
マリンパラダイスの黄金週間
<< もどる
1
…
3
4
5
6
7
…
10
つぎへ >>
【お一人様でも怖くない】
「クエ、大きいのだ旨そうなのだ。三~四キロで二万超えるのだ、あれはどれくらいするのだ……」
展示されている大きなクエを前に、目を輝かせている
後木 真央
。
じゅるりとなったよだれをふきふき、クエの水槽をあとにする。
その時見えたのは、
「あれは……正也ちゃんセンパイなのだ!」
陸上部の先輩である、
桐野 正也
の姿。隣にも誰か居るようだが、真央の位置からだとちょうど正也で影になってはっきりとはわからない。
とりあえず混ぜて貰おうと思い、正也の方へ走りよる。
「正也ちゃんセンパイ、珍しいところで会うのだ♪」
「お、後木じゃん。奇遇だな」
正也の隣に居た人物……
紅 双葉
もまた、真央に気付いた。
「後木さん、こんにちはー」
「双葉ちゃんもこんにちはなのだー。一人で来たのバレると格好悪いから、混ぜて貰おうと思っ」
二人の手が繋がれていることに、気付いた真央。
(……デート中!?)
いくら一人が浮きまくりとはいえ、デート中のところに混ぜてもらうのは流石に無理だ!
「はわっ!? 邪魔をする気はなかったのだ、お幸せになのだ!!」
言うが早いか、真央は脱兎の勢いでその場をあとにする。
流石陸上部、見事なスピードだった。
「な、なんだったんだ……?」
(お幸せにって……あっ)
呆然と真央の背中を見送った正也は、ようやく自分が双葉と手を繋いでいることに気が付いて。
こみ上げてきた恥ずかしさに、
「そ、双葉ちゃんごめん!」
慌てて手を離すのだった。
前回同様、一人でやってきた
市橋 誉
。
男一人で水族館に来た理由を答えられないからと、やはり前回同様に伊達メガネをつけ帽子を目深にかぶって変装中。
(ペンギンと触れ合いたいから、なんて言えるか!)
そそくさとペンギンふれあいコーナーを目指す彼の背中に、声がかけられた。
「市橋くん……?」
(何ィ!?)
バレた。恥ずかしさに顔が赤くなり、焦りが全身を駆け巡る。
ギギギと音のしそうな動作で振り向くと、そこに居たのはカメラを手にした
桐生 計都
。
振り返った誉の様相に、やや怯えた様子を見せる。
「そ、その格好……?」
何と言ったものだろう。いっそ、開き直ってしまった方が楽な気がする。
ええい、ままよ。
「ペンギンに触れ合いたくてな」
ペンギンに触れ合うことと変装の関連性については、計都の想像に任せることにした。
「そう、なんですね……。あ、じゃあ、邪魔してごめんなさい。ペンギン、触れ合えるといいですね……」
「……桐生」
「は、はい」
「良い写真が撮れてるといいな」
「……うん」
申し訳なさそげにその場を去ろうとしてかけられた言葉に、計都はありがとう、とぎこちない笑みを返した。
【エイの感触】
タッチプールの中では、数匹のエイが気まぐれに泳いでいた。
エサを手に、それを眺めている女子が四人。
「エイを間近で触るって、中々できない体験だよね!」
その中々できない体験をする姿を、写真に収める気満々の
高梨 彩葉
。
「スベスベなのかザラザラなのか、とっても気になるアルねー」
「柔らかいのか、それともザラザラしているのか……気になりますね」
畑中 華菜子
と
薄野 五月
の二人は、エイの感触に、
「餌やり体験するのヨ!」
御薗井 E セレッソ
は、餌やりの方に興味津々だ。
「ソーレ!」
セレッソが勢いよく餌を巻くと、エイ達はすーっと近寄って一心不乱に餌を食べ始める。
「おおう、何げにエイってじゃんじゃん食いついてくるね」
「意外とドーモーなの!」
「エイは、どちらかと言えば大人しい部類の生き物なんですよ。でも今は、皆さんといっぱい遊んでお腹がすいてるみたいですね」
タッチプールの職員さんが、四人に解説してくれる。
基本的にエイというのは多くはおとなしく、獲物の捕らえ方も守備的だったりするそうだ。
ちなみに、サメに近い仲間なのだとか。
「そうだったアルかー、てっきりカレイやヒラメなんかの仲間だと思ってたアル」
「見た目、何となく似てますもんね。……全然知らなかったです」
「これを機に、エイのことも是非知ってあげてくださいね。そうだ、見ているだけじゃなくて、どんどん触ってみてください」
「そうですね、元々そのつもりで来たわけですし」
というわけで、餌を食べるエイの背中に触れてみる五月、そして華菜子。
果たして、エイの皮膚の感触は――、
「ねーねー、どんな感じ?」
「柔らかいですね……ぐにょぐにょのゴムの様な」
「スベスベアルねー」
「……つまり、スベスベのゴムみたいってことカシラ!」
ポン、と得心のいった顔でセレッソが言う。
「そうですね、そうなります」
「でも触ってみるのが一番わかりやすいと思うアルよー……おおっと!」
触られていたエイが軽く身じろぎし、それで跳ねた水しぶきが華菜子にかかりそうになる。
その驚いた表情は、彩葉が逃さずカメラに収めた。
「驚いた顔も、ちゃんと写さないとねー」
いたずらっぽそうに笑い、自分もエイに触り出す彩葉。
「おお、ほんとぐにょぐにょだ!」
「ワタシもさわるノ!」
躊躇なく、セレッソもエイに手を伸ばす。
その時、セレッソはあることに気が付いた。
今、彼女はしゃがんでプールの横からエイを見る格好になっている。
その体勢だと、エイが呼吸しているのが見えるのだ。
「ネー、みんな! しゃがんで横から見ると、エイが呼吸してるの見れるわヨ!」
それをみんなに伝えたときのセレッソの表情が、いわゆるドヤ顔になっていたのは多分気のせいじゃなかった。
そんなやり取りを聞きつつ、
旅鴉 月詠
はせっせとスケッチに勤しむ。
彼女のスケッチブックには、エイと戯れる四人の姿が書かれていた。
それからもう一つ、しゃがんでプールの横からエイを見る四人もこれから描くところだ。
<< もどる
1
…
3
4
5
6
7
…
10
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
マリンパラダイスの黄金週間
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
風雅宿
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年05月06日
参加申し込みの期限
2013年05月13日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年05月13日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!