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マリンパラダイスの黄金週間
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【ペンギンと】
イルカのパフォーマンスに並ぶ、限定イベントの目玉であるペンギンふれあいコーナー。
当然というべきか、親子連れやカップルをはじめとして多くの人が訪れていた。
イルカと違って、時間を気にする必要が無いのも一つの要因だろう。
「いっちにー、いっちにー♪」
号令をかけながら、
戌井 創
が楽しそうにペンギンと行進。
その楽しそうな様子を、
添木 牡丹
は幸せそうに眺めている。
「戌井君が喜んでくれてよかったのです。……さと、と」
デジカメを取り出し、さりなげなくしかし確実に創とペンギンが戯れる姿を激写していく。
「……戌井君可愛いです♪」
とってもご満悦顔の牡丹に、
「えへへっ♪ せんぱーい、ほらほら、ぎゅーっ」
ペンギンを一羽だっこし、創もまたご満悦。無論、牡丹はその姿を逃すことなくデジカメに収めた。
「せんぱいもぎゅーってしてみようよ、もこもこだよ! あ、写真僕がとったげるね」
「じゃあお任せしちゃいます……ぎゅーっ」
あたたかくてもこもこの毛が、とっても気持ちいい。
「せんぱーい、写真撮れたよー!」
「ありがとですぅ」
ペンギンをぎゅーっとしたまま見せてもらったところ、なかなか上手に撮れている。
「戌井君、写真撮るの上手ですねぇ」
「えへへ……。そうだ先輩、折角だから職員さんに二人の写真撮ってもらおうよ」
願ってもない言葉に、牡丹も笑顔で頷いて。
「はい、ぜひ撮ってもらうですぅ!」
「やばい……あの丸っこいお腹、超かわいい……」
てちてち歩くペンギンのお腹を、遠巻きに眺める
野中 野子
。
ペンギンが好きだという話の流れでふれあいコーナーに来たのはいいが、いざ会いに来るとやっぱり近づいていく勇気が出ない。
「のこちゃん、近くで見て触ったほうが楽しいよ」
夢宮 瑠奈
が、野子の手をとってペンギンの方へと引っ張っていく。
「え、ちょ、瑠奈」
「だいじょうぶだよ、皆かわいいよー」
野子の手を引きながら、更にその後ろにペンギンをを引き連れて歩いてみせる。
「ほらね?」
「お……ぉー……」
てちてちと後をついてくるペンギンの姿に、野子の心がこれ以上ないくらいがっちりと掴まれる。
そうなってしまえば、後は早いもので。
野子がペンギンを呼んだり手遊びをしたりし始めるのに、そう時間はかからなかった。
「……」
とても愛おしげに、ペンギンを抱きしめる
魂行 凪
。
水をひっかぶって濡れてしまった服は脱ぎ、今はポンチョに着替えている。
「ペンギン、可愛いでござるな」
ペンギンの頭を撫でながら
夏神 零
がそう言うと、凪は無言で頷いた。
いつも無表情なその顔には、笑みが浮かんでいる。
それにつられて、零もまた笑みをこぼす。
ゴールデンウィークの日差しのような、穏やかで温かな時間が過ぎていく。
しかし、それをぶちこわすかの様に、
「……」
一羽のペンギンが凪のポンチョをめくりあげようとして――、
「可愛くても、油断は禁物でござるな」
零によって未然に阻止された。
「ペンギン、なんて愛らしいんだ……」
ペンギンふれあいコーナーの一角、どこかうっとりとした様子で
市橋 誉
が呟く。
計都にバレた後は誰にもバレることなくやってきた誉は、コーナー内でも同年代が居なさそうな場所に陣取っていた。
まずは、とペンギンを呼ぼうとする。
知り合いに声を聞かれるとマズイので、声色は普段と少し変えるようにして、
「おーい」
何羽かがくるりと振り返り、つぶらな瞳で誉を射抜く。
(かわいいなあ……)
自分でもそうとわかる程、誉の顔はにやけきっていた。
知り合いに見られればイメージが崩れること間違いなしだが、ペンギンが可愛いんだから仕方ない。
撫でてみようと、そっと近づき手を伸ばしてみる。
(触らせてくれるかな……)
内心のどきどきとは裏腹に、ごくごく普通に触ることができた。
頭から、表面を毛にそって背中まで、ゆっくりと撫で撫で。
「……幸せだ」
思わず、幸福感でいっぱいのため息がひとつ漏れた。
「ほんと、人懐っこいんだな」
躊躇なく近づいてくるペンギンたちを見て、
桐野 正也
は感心した様に呟いた。
「ペンギンさん可愛いのです♪」
紅 双葉
の後を、数羽のペンギンが列を作ってついていく。
「おおー、双葉ちゃん気に入られたんじゃないか?」
「そうですか? ふふっ、ついてくる姿も可愛いのうわわっ!?」
「おっと!」
ペンギンたちの方を見ながら歩いていたせいか、足がもつれて体勢を崩す双葉。
思わず目をつむるが、
(……あれ? 痛くない?)
恐る恐る目を開けると、双葉の身体は正也にしっかりと抱きしめられていた。
「大丈夫か?」
「先輩……あ、ありがとうございます」
(私のこと、支えてくれたんだ)
「ははっ、つい見とれちゃう可愛さだもんな。足元不注意になっちゃうのも、しかたないって」
微笑みつつ双葉のことを離すと、
「そうだ、記念撮影しとこうぜ。ペンギンに懐かれる双葉ちゃんの図」
デジカメを取り出して提案。
「えー、先輩も一緒に写りましょうよ!」
「俺も一緒に? まあ、いっか。じゃあ、ちょっと職員さんに頼んでみるな」
デジカメを職員さんに渡して、記念写真を一枚パシャリ。
……尚、双葉が抱きしめられた事を思い出して落ち着かなくなってしまうのは、また後のお話だ。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
風雅宿
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年05月06日
参加申し込みの期限
2013年05月13日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年05月13日 11時00分
参加キャラクター一覧
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