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マリンパラダイスの黄金週間
マリンパラダイスの黄金週間
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【トンネルを抜けよう】
「流石はゴールデンウィーク、人が多いな」
水槽トンネル周辺の人だかりに、
御剣 刀
はぽつりと漏らす。隣を歩く
小山内 海
も、同意する様に頷いた。
もう少し奥へ進めば落ち着いてくるのかもしれないが、それまでが少し大変そうだ。
「離れると大変だから」
と、刀が海の手をとる。
(ちょっと恥ずかしいけど…人も多いし、はぐれないようにするためなら仕方ないよね)
照れ隠しの様に小さく笑って、ひとまわり大きなその手を握り返した。
(あ、スケッチブック…)
手をつないだままだと、大事な意志疎通の道具が使えないことに気づく。
でも、と刀の顔を見上げる。
(刀くんなら、わかってくれるかな?)
視線に気付いたらしく、刀が海の方を見る。
「どうかしたか?」
ふるふると首を横に振る。心の中では、それとは反対に頷いて。
(うん、きっと大丈夫)
彼ならきっと、わかってくれる。
「時期が時期だし、やっぱまた混んでるな……紫乃愛、ほら」
そう言って、
彩華 紫乃愛
の手をとる
風雲児 轟
。
「うん」
いつかの様に、紫乃愛は力強いその手を握り返した。
「あ、轟君、上見て」
「ん? おお、すげえな」
頭上を、エイや大小様々の魚が泳いでいくのがよく見える。普段なかなかない、下から見上げる視点。
海底散歩でもしているような、不思議な感覚に包まれる。
「前は夜だったけど、昼の水族館もいいもんだな」
「そうね。今日は、この間回りきれなかったところをまわりましょう?」
「ああ、そうだな。まずは定番のイルカショー、行ってみるか!」
まだショーの時間には少し早いが、なにせゴールデンウィークの目玉イベント。はやめに行っておかないと、いい席はとれないかもしれない。
「ええ、行きましょう。最前列で見られるといいな……」
せっかくの一日、楽しい思い出は間近で目に焼き付けたい。
「天井ばっかり見ちゃうのは何故カシラ!?」
四人の先頭を行く
御薗井 E セレッソ
が、目が離せないといった様子で水槽トンネルを見上げている。
「水の中にいるみたいで、とても不思議ですねー」
その一方後ろ、トンネルを見上げながら、セレッソより少しのんびりしたペースで歩くのは
薄野 五月
。
やわらかな反射光がゆらめく中で、魚たちは気ままに漂っている。
時折影が差したかと思うと、エイが体を大きく広げ、悠々と泳ぎ去っていく。
「おお、すごいアル! エイがまるで空を飛んでくみたいに見えるアル!」
畑中 華菜子
が、そんな姿を見て興味深そうに声を上げる。
「見る角度が違うと、印象って変わるねー」
デジカメ片手に、
高梨 彩葉
が呟く。
「それにしても、とっても綺麗だしこんなに魚たちが身近に見れるものなんだねー」
「手を伸ばしタラ、届いちゃいそうナノ!」
ぐぐっと精一杯背伸びをして、水槽トンネルの天井に向かってセレッソが手を伸ばす。
「確かに、そんな気がしてくるアルね!」
「そうですねー。あ、あのエイの尻尾掴めそう」
「ほんとネ!」
そんな三人に、彩葉がデジカメを向ける。
「三人ともこっち向いてー。一+一はー!」
「「「二ー!」」」
パシャリと、まず思い出一枚目。撮れた写真を確認してみると、彩葉としては上手に撮れたと言える出来。
天井に手を伸ばしたセレッソを中心に、両隣にピースしている華菜子と五月。もちろん、皆笑顔だ。
「見てみてー、結構上手に撮れたよー!」
「彩葉チャン、ありがとナノ! じょーずに撮れてるノ!」
「これはなかなか……」
「彩葉ちゃん、料理だけじゃなくて写真も上手アルねー」
一様に写真の出来を褒められて、ちょっと嬉しそうな彩葉。
「この後も、この調子で撮れたらいいんだけどねー」
「きっと撮れるのヨー!」
そうして、笑顔の絶えない四人はタッチプールへと向かうのだった。
【トンネルを抜けると】
水槽トンネルをぬけた、少し先。
限定イベントの方に人が流れていくからか、この辺りは意外と空いている。
そこで水槽を眺めていた
霧下 蕎麦人
が、
「あら、霧下さん?」
不意にかけられた声に振り向けば、そこにいたのは同じ学年の
朝海 瑠歌
。
「お、朝海ちゃんじゃん? どうしたの?」
「知っている方が居たものですから、つい。霧下さんもお一人でしょうか?」
「そうだよ。『も』ってことは、朝海ちゃんも一人?」
「はい」
瑠歌はひとつ頷いてから、小さく手を打って、
「ここでお会いしたのも、きっと何かのご縁です。ご一緒しませんか?」
「うはは、俺を誘ってんのー? 俺は同い年にキョーミないんだけど。……っていうのは置いといて、断る理由もないし。んじゃ、お付き合いさせてもらおうかな」
「ありがとうございます。それでは、一日よろしくお願いいたしますね」
笑顔とともに、瑠歌はぺこりと頭を下げた。
水色のワンピースにカーディガン、デートだと言っても通るような可愛らしい格好。
そんな自分の服装を見て、
夢宮 瑠奈
は心の中で小さく苦笑する。
(相手は女の子なのにね)
そんな瑠奈の隣を歩くのは
野中 野子
。球技大会のミーティングでイベントの話を聞き、色々あって一緒に行くことになったのだ。
「瑠奈ー、どこ行こっか?」
「あたしはイルカショー見たいかなぁ」
「イルカショーか、楽しそうだな。……おっ」
「どうしたの?」
「ちっこいイルカだ」
「えっ」
その視を追いかけ、瑠奈はすぐに野子の言葉の意味を理解した。
そこにあったのは、手のひらサイズの小さな模型が並べられたスペース。
最前列には、他の海の動物たちと一緒にイルカの模型が何体か並べられている。
「ちっこくてかわいいな」
思わず撫でそうになる野子だったが、台座についた『お手を触れないでください』の注意書きで動きが止まる。
「まあ、そうだよな……。よし、瑠奈。イルカショー行こう」
模型を見たら、実物にも会いたくなったようだ。
その様子に、くすりと笑う瑠奈。
「うん、行こっか」
「そうか、これが……水族館というものか」
初めてやってきた水族館に魅了され、いつものクールさはどこへやらといった様子の
浮舟 久雨
。
入ってからというもの。周囲の展示に目を輝かせっぱなしだ。
だからだろうか、前方に人が居ることにも気づかなかった。
「おっと」
ぶつかりそうになったところで、前方の人物――
畑生 言嗣
が向き直り、久雨を制した。その手には、スケッチブックと鉛筆。
制されたことで、ようやく目の前に人が居ることに気付いた久雨は、少しだけ驚いた様子を見せる。
「お、うん……? な、なんだ言嗣か」
「やあ浮舟君。こんなところで会うとは、奇遇だね」
「ああ、そうだな。一人なのか?」
「その通り。少々スケッチをしたくなってね。見たところ、浮舟君も一人のようだね。折角だ、一緒に回ってみないかね?」
「ふむ。共に行くのか?」
言嗣の提案に、久雨は少しだけ考えるような素振りを見せた後、
「……そうだな。一人より二人、か。よろしくな」
「ふふ、こちらこそよろしく頼むよ」
夏神 零
と
魂行 凪
の二人は、色違いのペアルックを着てマリンパラダイスにやって来ていた。
凪の分は、流石にポンチョ一枚はと止めた零が用意してきたものだ。
普段はちょっとボサボサ気味の髪も零によって手入れされ、ヘアピンもつけてもらってばっちりよそ行き仕様になっている。
「イルカのショーは何時でござったかな……」
「ん……」
今日のデートコースの一番手、イルカのパフォーマンスの時刻を確認しようと零が館内案内を開く。それを横から、凪が覗き込む。
その時、どこからか「ピンポンパンポン」という音が聞こえてきた。
「おや?」
「……?」
迷子の呼び出しだろうか、と思いつつも一応聞いてみる。
「屋外プールにてイルカのパフォーマンスが……」
……どうやら、イルカのパフォーマンスの開始時間を告げるアナウンスらしい。
「これはありがたいでござるな」
こくりと頷いた凪が、零の服の裾を軽く引っ張った。
「零……行こ……?」
「うむ、行くでござるよ」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
風雅宿
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年05月06日
参加申し込みの期限
2013年05月13日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年05月13日 11時00分
参加キャラクター一覧
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