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R&R Agency:File03:1999年からの使者2
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● 夕刻:ヘロドトスの迷宮
砂漠が夕日色に染まっている。
崩落した迷宮の入り口前で、
七緒 璃音
は内部との交信のため通信機を耳にあてている。昼間、ハヤブサの道を探索中だったエヴァたちと交信できたところから、3時間おきに定時連絡を取り合うことにしたのだ。
「聞こえるー?」
『感度良好……だぜ』
Leidenschaftのリーダーである
如月 庚
の声がした。璃音は安堵する。内心、もし連絡がつかなくなったらどうしようと気が気じゃなかったのだ。だが、璃音は心配の『し』の字も見せずに、通信を続ける。
「こっちは相変わらずナイスミドル+αと仲良くやってるよ。そっち今どんな感じ?」
『どんなって……ワニ焼いてる』
「は? ワニ?」
突拍子もない単語がでたものだ。璃音の言葉に苛立ちが混じる。
「あのさーちゃんと生き残る気あんの? こっち砂漠で二日目の夜を迎えようとしてるんですけどー超寒いんですけどー」
『生き残る気があるから腹ごしらえするんだろーが……』
「あーはいはい。無事ならいいですー」
一方、
来島 アカリ
は朝から迷宮に他の出入り口がないか探したり、崩れ落ちた箇所を車での突破できないか試みたりしたが、どちらも成果は芳しくなく、疲れて日陰で横になっていた。
そこにジープが一台戻ってきた。悠月だった。悠月が街で得た情報をつぶさに語ると、アカリは先に行って大ピラミッドの様子を確認したいと言いだした。
「どのくらい滅亡教徒が集まってるのか知りたい、し……ピラミッドストーンを運ぶルートとか、アフマド博士のこととか、調べてみる、よ」
「了解だ。俺が護衛してやる」
いつもは犬猿の仲であることを互いに自認しているアカリと悠月だが、こういう時は息が合う。
ジープはアカリと悠月を乗せ、ふたたび砂煙を上げて発進した。
オマーは、物資を届けてくれたスタッフとともに、テントを建てて夜に備えている。
璃音は安堵とも疲労ともつかぬため息をつくと、通信機越しに改めて迷宮内の庚に語り掛けた。
「で、そっちはどう動くって?」
『……このクソッタレな状況を打開する。まずは迷宮を出る。その後の話は……俺たちが再会してからだ』
◇
肉の焼ける匂いが漂っている。利平たちが獲ってきたワニだ。利平はそのサバイバル能力を如何なく揮っていた。破った洋服の布と小さめの瓦礫でろ過装置を作り、汲んできた水をろ過して、飲み水を提供。さらにレーザーガンと燃え種で火をおこしたので、暖を取ったり煮炊きしたりも出来るようになって、正直、外の璃音たちより快適かもしれない。
「ワニ……って意外と美味しいのね」
朝鳥 さゆる
がナイフに刺して焼いたワニ肉を食んでいる。弾力があり、やもすれば噛み切るのに苦心しそうな肉を、さゆるは表情を変えず綺麗な仕草で食べる。
さゆるがなんともないのを見て、
弘明寺 能美子
も焼けたワニ肉に恐る恐る手を伸ばした。
「わ、鰐の肉ね……これもいい経験になるかもしれないし」
はむ。
「……あ。いけるわね」
食事をとって皆の英気が養われると、
エヴァ・ブランシェ
が状況を改めて説明した。
「結論から言うと、黄金のキャップストーンをピラミッド頂上に据える方法は『ある』。ピラミッドストーンがある部屋自体が、キャップストーンを運ぶ『空飛ぶ舟』となって、大ピラミッドまで自動運転で飛んでいくの。弘明寺さんにも『視て』もらって、コンソールルームから空飛ぶ舟を起動可能なことも確認したわ。でも、私たちはその方法を使わなくても、キャップストーンを運ぶことができるかもしれない……そうよね、恵御納さん?」
恵御納 夏朝
――夏朝のふりをした夏夜――は、隣の
八神 修
を見ながら頷く。
「うん。僕のろっこんで軽くして、八神君のろっこんで通りにくいところや崩落した入り口を分解すれば、たぶん……」
「準備は出来ているぞ」と修も自信を覗かせる。
そこに幾人かが自分も運ぶのを手伝えると挙手をした。
「僕の力が役に立つならいくらでも使う。僕は、僕自身の無力に、滅亡教に……心底腹が立ってるんだ……!」
夏朝、いや、夏夜の強い意志に、エヴァは頷く。
「そうね。超古代文明の技術はすばらしいけれど、私たちには古代人にはない力がある。そこでこんな作戦はどうかしら……」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
前回シナリオ
R&R Agency:File03:1999年からの使者
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年10月04日
参加申し込みの期限
2016年10月11日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年10月11日 11時00分
参加キャラクター一覧
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