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冥界行き魔行列車の旅
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【賑やか三人組】
三人の道行きは、なぜだかいつも波乱万丈になってしまうようです。
「気づいたら三人で列車乗ってて……また神魂の影響かなぁ?」
「そっすね、安定の神魂がらみっすかね……なら、そのうち元に戻るんじゃないっすか? それより俺、腹減ったな……列車なら車内販売とか無いっすかね」
呉井 陽太
と
須崎 蒼志
は何だかのんびりとそんな風に言い、真ん中の
榊 彩斗
ははっとして、
「ここは、まさか……おれがよーたと旅行したいと願ったために生み出された空間……夢の世界……?」
「いや、俺もいるんすけど」
と、三人はいつも通り。にわかに混乱が広がりつつある車内で、慌てることも無く落ち着いたそぶりではありました。けれど、
「あー。蒼志君、あやとー。多分コレ、あの死神みたいのに襲われると、マズイやつじゃない?」
陽太の言うように、視線の向こう。乗客たちへ大鎌を振り下ろす、あの黒いローブの死神たちに斬りつけられると、どうやらまずいことになってしまうようです。陽太は胸の前で両手を組み、
「大きな鎌も持ってるし、あれでザクーッて刈られちゃったら……こうなっちゃうかもー?」
ぱあああっ、と昇天ポーズ。
「うん……かわいいポーズだな、よーた。おれもやるぞ……」
ぱあああっ、と並んでポージングするふたりに、蒼志はふむ、とうなずきます。
「弁当が無くても、林檎とか無いっすかね。ほら、どこぞの有名な童話みたいに……」
「ストップ、ストップ蒼志君ー」
「だ、だめだ。それ以上は、だめだ……!」
某銀河鉄道のお話における林檎の役割云々を思い出し、陽太と彩斗はすかさず止めに入り……はしたものの、
「菓子とか、つまみみたいのでも良いんすけどね。腹減ったなぁ」
蒼志の興味はあくまで車内販売にありながらも、その対象はとうに移り変わっていて、安定の腹ペコ系後輩な彼なのでした。
陽太は苦笑いしつつ、ポケットから取り出したのは、得意の粘土細工たち。
「とりあえず、
ウー君たち
。偵察よろしくぅ」
ぴんっと背中をつつくと、人形たちは散らばって、列車内のあちこちへと飛んでいきました。
ぶつぶつぶつと、車内に響くお経の声は、目を伏せてつぶやく彩斗のもの。
「……召されそうっすね」
「あははー。あやとー、何か分かったー?」
彩斗のろっこんは、お経を唱えることによって、その場で起きた過去の出来事を垣間見ることができるのです。ややあって目を開いた彩斗は、
「……むむ! これは……あぶない……! よーたを、守らなきゃ……」
死神たちは死者を迎える役回りでありながら、時折生者までも冥界へと連れて行ってしまう……と、彩斗の口から彼らのおかれた状況について語られた、その直後に。
「うん? あれって……樋口先生、だよねぃ?」
椅子の合間をこちらへ駆けてくるのは、
桜庭 円
と
獅子島 市子
。どこか虚ろな瞳で、ふたりに手を引かれているのは確かに、いつも音楽の授業やら何やらでお世話になっている、
樋口 弥生
先生のようです。
そして、その真上。天井をすり抜けて、ずるり……姿を見せた死神が大鎌を掲げ、冷たい刃を振り下ろそうとしているのを目にして、
「!」
飛び出したのは、蒼志です。掲げたビリヤードの9番ボールを強く握りしめた瞬間、展開したバリアは大鎌の刃をがきんと弾き返して、その隙を突き市子が火の灯るランプを黒いローブへ叩きつけると、死神は少しばかり怯んだようにするりと距離を取り、どこか恨みがましく宙を漂います。
市子はふぅっと息を吐き、
「……助かった、オマエら。つっても死神連中、行くトコ行くトコ出てくんだけど」
「このまま先生引っ張ってくのも厳しいかなー」
円が言うように、足を止めた途端に弥生先生はその場へ座り込んでしまい、自ら動こうとする意思は見られません。
「死神に斬られっと、冥界に惹かれちまうんだとさ……」
「どうしよっか?」
「なら、オレが先生背負ってくよぅ」
見るとあちらこちらから、死神たちがふわりふわり、いくつもこの場へ集まりつつある中で。陽太はそう言って、ひょいっと弥生先生を背中に背負い、
「
パド君
が、あっちにみんないるって。合流すれば、少しは安全かなぁ?」
「賛成っす。じゃ、守りは俺に任せてどうぞ、っす」
蒼志も9番ボールを握り締めて、円と市子が脇を固めて、布陣は完璧。ひとまず、同じように列車へ乗り込んでいるという、頼れる仲間たちとの合流を目指すことにしました。
バリアで死神の刃を弾きながら、彼らは慎重に歩を進めつつ。しんがりでは、彩斗がくったりとして力ない弥生の肩を揺すり、
「先生……先生、しっかりしてください。よーたにおんぶされるなんて……ずるいです。先生……」
励ましのようなそうでもないような良く分からない言葉で、ともかく先生に声をかけ続けていました。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
ホラー
バトル
オールジャンル
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年09月11日
参加申し込みの期限
2016年09月18日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年09月18日 11時00分
参加キャラクター一覧
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