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寝子島高校
今日から転校生
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★寝子島高校★
一年一組・普通科
何もすることがない。
御剣 刀
は席に着いた状態でぼんやりとしていた。
教室のドアが開いた。おっとりとした様子で担任の
島岡 雪乃
が入ってきた。目にした刀は衝撃を受けてガタンとイスを鳴らす。
「夕鈴ちゃん!?」
雪乃に付いてきた
夕鈴 翼
が刀に気付くと軽く手を振った。
「皆さん、おはようございます。今日は新しい転校生を紹介しますね」
「転校生だって? いやいや、先生、落ち付けって」
「えっ、急にどうしたんですか?」
雪乃は刀にやんわりと尋ねる。
「制服は着ているけど、その子は小学生ですよ」
「あっ、そういう意味ですか。それくらい幼く見えるってことですね。驚かさないでくださいよ。本気にするところでした」
「え、いや、そうじゃなくて本当に小学生なんだって」
その遣り取りに他の生徒達が刀に不審の目を向ける。
「え、なんだよ。俺の方がおかしいのか」
「誰が見てもそうだろ、なぁ」
「私もびっくりしたよ。御剣君、どうしちゃったの?」
全員が刀の意見に否定的であった。
「あ、うん。そうだな、悪い」
刀は歪な笑顔で引き下がる。
――なんで俺がおかしい扱いされるんだ! また神魂絡みかよ!
「それでは改めて自己紹介をお願いします」
「わかりました」
翼は落ち着いた様子で姿勢を正す。豊かな胸の迫り出しに前の席の男子が顔を赤くして俯いた。
「寝子島高校の一年一組に転入することになりました、夕鈴翼です。わからないことが多くて失敗もしたりするかもしれないですが、仲良くしてくださいね」
最上の笑顔を添えると男子を中心に歓声が起こる。
「それでは夕鈴さん、御剣君の隣の席に座ってください」
「わかりました」
翼は愛嬌を振り撒きながら空いた席に着いた。早速、刀の方に机を寄せる。
「次の授業が何かわからないですが、教科書を持っていないので見せてくださいね」
「世界史だよ。教科書はこれだから」
机に教科書を開いて少し左の方に寄せる。翼は遠慮なく、身体を寄せてきた。
「少し近いような……」
「ちょっと窮屈ですね」
翼は上着のボタンを全て外した。ベストを着用していなかったのか。シャツが勢いよく押し出された。大きな胸の膨らみの側面が刀の左腕に当たる。
「これが世界史ですか。難しい言葉が多く書かれていますね」
更に身体を寄せてくる。刀の目は否応なく斜め下に引き寄せられた。左腕の半分がふくよかな胸に取り込まれていた。
――落ちつけ。落ちつくんだ。相手は小学生だ。大きく息を吸って、良い匂いがするなぁ。
そうじゃない! たかが胸だ。脂肪の塊だ。剣の鍛錬を思い出し、それにしてもでけえ……。
理性が本能に押し切られそうになる。もはや授業どころではなかった。
「……俺は生還した」
世界史が終わった途端、刀は机に突っ伏した。その隣では翼がにこにこと笑っている。
「面白い授業でした。次は何でしょうか」
「体育だよ」
顔だけを動かして答えた。生気を吸い取られたような表情になっていた。
「体操服が必要ですね」
翼は机の中に手を入れた。少し驚いたような表情で中を覗き込む。
「こんなのが机の中に入っていました」
「それを着て授業を受けるんだよ」
「わかりました」
笑顔で席を立つ。ぼんやりと見ていた刀が急に震え出した。
翼が自らの手でシャツのボタンを外したのだ。押し止めていた胸の一部が露わになった。滑らかな指が二つ目を外す。深い谷間が見えた。下着は付けていなかった。三つ目に指が掛かった瞬間、刀は跳んだ。
左右に広がり切る前にシャツの両端を握った。
「こ、ここじゃないって!」
「刀お兄さん、意外と大胆なんですね」
翼の声に、その場の全員の目が集まる。刀の両手に痛い程の視線が突き刺さった。
「……教室で無理矢理って」
「ムッツリ返上か」
「ち、違う違う、俺が脱がした訳じゃなくて、いきなり脱ぎ始めたんだって。な、そうだよな」
「そうです」
声を落とした一言に近くの数人が目頭を押さえた。刀は混乱の極みに達した。
「誰でもいい! 女子に頼む! この子を皆が着替えるところに連れて行ってくれ!」
「……ここだと危ないし。夕鈴さん、こっちよ」
女子は翼の肩を抱くようにして教室の外に促す。
「女子は別だったのですね。お騒がせしました」
翼はにっこりと笑って出ていった。
「さあ、俺達も着替えようぜ」
刀は明るい声で言った。
――びっくりどころじゃない。小学生の感覚のせいで寿命が縮む! いや、絶対に縮んだって!
激しい運動をしたかのように額には汗が滲んでいた。
昼休み、教室に美味しそうな匂いが香る。色とりどりの弁当が、そこかしこで目を楽しませた。
翼は席を立って興味深い顔で見て回る。
「お昼は給食ではないのですね」
「ここは小学校じゃないからな」
側に来た刀が答えた。翼の身軽な姿を見て言葉を続ける。
「その、夕鈴ちゃんは弁当、持ってきてないよな」
「持ってきませんでした」
「じゃあ、食堂に行こうか。あー、あれだ。やっぱりお金の方も」
「持ってないです」
明るく返された刀は困ったように笑って、奢るよ、と言って歩き出す。胸を弾ませた翼が横に並んだ。
「何かオススメみたいなのはありますか」
「安いものだと俺が助かる」
「そうですか。焼肉定食なんていいですよね」
「俺の財布が即死する」
刀は正直に答えた。翼は笑顔で合わせる。
「瀕死くらいにします」
「それって徐々に弱って、亡くなるパターンじゃないのか」
不安な声に、ふふふ、と翼は笑って答えた。
数十分後、刀は食堂で長い息を吐いた。その横では翼が笑顔で手を合わせた。
「刀お兄さん、ありがとうございます。とても美味しかったです。ごちそうさまでした」
「ああ、満足してくれて、良かったよ」
力のない声を返す。
――胸の大きさの理由が、わかったような気がする。
再び、長々と息を吐いた。
全ての授業が終わった。刀の表情が引き締まる。ふと視線が横に流れた。
「俺はこれから部活なんだけど、折角だし見学に来るか?」
「はい、よろしくお願いします」
揃って教室を離れた。校舎を経由して武道場に到着した。
磨き込まれた床が冷たい光を帯びている。刀は素早く素足となって上がった。それに倣って翼が足先を下ろす。
「こんなに冷たいのですね」
「正座も辛いだろうから、少し待っていてくれ」
刀は一方に向かって走った。間もなく座布団を持って戻ってきた。
「座布団があれば正座も辛くないと思う」
「ありがとうございます」
翼は座布団を受け取ると壁際に置いた。両脚を折り曲げて正座の体勢に入る。左右に身体を動かしてにっこりと微笑む。
刀は一連の動きを見ていた。
――大丈夫そうだな。
安心して用意を始めた。
準備運動を経て全員が防具を装着した。竹刀による素振りが始まった。刀は前後に動きながら回数をこなしていく。
翼は熱心に見ていた。
二人一組の形態に変わった。一人が面打ちに専念する。相手は受けに回った。竹刀が打ち据える音が道場内に響く。
「痛そうに見えますね」
もじもじしながら感想を口にする。足の指を頻りに動かした。
練習は熱を帯びて試合形式に変わった。刀は相手と対峙する。竹刀の先を揺らして牽制を見せる。一瞬の隙を突いて飛び出すと、鮮やかな面を決めた。
「カッコイイです」
翼は足を崩した。両膝を抱えるようにして座り直す。
すると急に刀の動きがおかしくなった。滑らかさを欠いた動きを見透かした相手が小手を打ち据えた。
刀は大股で翼の元に向かった。
「その座り方はダメだって。白い物が丸見えだ」
「見ないでください。お兄さんのエッチ」
翼の拗ねた仕草に刀は仰け反った。見えない一撃を脳天に食らったようだった。
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グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
コメディ
定員
20人
参加キャラクター数
16人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年09月06日
参加申し込みの期限
2016年09月13日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年09月13日 11時00分
参加キャラクター一覧
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