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●サメはこわいかでっかいか
立地というのは重要なものである。
高速道路が近ければ一日中騒音に悩まされるし、中学校が隣にあれば砂埃と校内放送と付き合うはめになる。
だからといって、突如窓の外が海になるような立地はあるまい。
「えっ、これ……マジなのだ?」
個室で漫画読みながらごろんごろんしていた
後木 真央
は、突然の異変に飛び起きた。
海が道路を満たすようなことはまああったと言えばあったが、こっちは学校裏山にたつ猫鳴館である。どう間違っても二階まで浸水してくることはない。だとしたら日本が終わってる。
窓を開けると、それが空に浮かぶ海だと分かった。二階の屋根がとっぷり浸かる程度の空海だ。
「んー……?」
目を細めて凝視すると、海の中に鮫肌のなんかがすいすい泳いでいるではないか。
「サメ、なのだ?」
よもや山でサメに襲われる日が来ようとは。
真央は部屋にあった金属バットと延長コードをひっつかんで、ついでにお気に入りのリュックに色々詰め込んで背負ってから……。
「すまんのだ延長コード! 買い直すから今日は死んでくれなのだー!」
空海めがけてダイブした。
入江 みつび
はサーフィンガールである。
ビッグウェーブと見れば乗らずには居られない。
そんな彼女にとって、空海とは空に出来た波である。
「すっごーい! サーフィンできるかしらね!?」
サーフボード片手に山を駆け上がり、スーツに着替えて空海へとダイブ。
反射的に息を止めはしたものの、すぐに呼吸が出来ることがわかった。
ついでに浮力も随分あるようだ。ボードの浮力に任せて上へ上へと上がっていく。
「ぷはっ!」
空側の水面から顔を出すと、しっかり波ができている。なるほど噂通りに空海だ。
「よーし、試してみようっ」
ボードへ腹ばいになり、波を待つ。
やってきた波にあわせて姿勢を整えると、身体が風を切って浮き上がった。
「ふー、気持ちいいー!」
雲の近い場所を、波に乗って滑っていく。
なんとあべこべな経験だろうか。
「いい環境かも。これでサメとか居なければ最高のビーチに……ん?」
眼下を泳ぐひらひらした生物。
マンガみたいな造形をしているが、明らかなくらいにサメである。
「サメ、いるんだ」
牙の鋭さからして、抱きついてなでなで出来るタイプじゃあなさそうだ。
これが並のサーファーなら一目散に逃げるところだが、こんな環境だからだろうか……みつびの中で不思議な冒険心が沸いた。
「追っ払ってみるか」
上唇を舐めて、みつびはボードを操作した。
日頃から人助けをしている
恵御納 夏朝
にとって体力は重要だ。
いざって時に走れないと後悔する。
そんなわけで九夜山をウォーキングしていた所、空に突然海が生まれた。
これだけなら『あー空が海になるなんて綺麗ですねー』で済んだ所だが、夏朝の頭上をサメが泳いでいったのでは話が違う。
しかも友達の真央が金属バット振り回してサメと戦っているとなればもっと違う。
「後木さん……!」
こうしてはいられない。
ポーチを開いてねこシールの残弾を確認すると、助走をつけてジャンプ。空海の中へとダイブした。
「後木さん、平気ですか?」
咄嗟に声を出してみたが、水中でも声は伝わるようだ。
真央はふらふらしたまま金属バットを手放した。
「目がぐるぐるするのだー。でも、大丈夫なのだ!」
ほっぺをぺちぺちして気を取り直す真央。
「それより逃げてる人が心配なのだ」
「そちらは任せてください」
夏朝はバタ足で進むと、展望台の近くへと向かった。
展望台には人も多い。突然現われた海とサメに混乱している人ばかりだ。
いかな寝子島の住人といえど、不思議慣れしているとは限らない。というか慣れていて貰っては困る。
「みなさん、おちついて。建物の中が安全です!」
人は混乱すると、本能的に冷静な人間の指示に従おうとする。藁にもすがろうという時に頑丈な丸太を差し出されれば全力でしがみつくものだ。
夏朝の声につられるように、展望台の近くにある休憩所へと駆け込んでいく人々。
中には空海という状況自体に混乱してめちゃくちゃに暴れている人もいた。
「皆さんが中へ入ったら、サメが入ってこないように窓や扉を閉めてください!」
休憩所のスタッフに言いつけると、夏朝は泳げずに混乱している人を引っ張って救助を始めた。
とはいえ全員引っ張っていくのは体力的に難しい……。
そう考えた所で、空海の陸側を滑るようにサーフボードがわたされた。
「大丈夫? それにつかまって」
みつびだ。面識はあまりない相手だが、どうやら離れしている様子。
「救助は任せるね。サメは私にお任せっ!」
みつびはウィンクひとつ残してドルフィンキックをかけると、追いかけてきたサメに鋭い回し蹴りを仕掛けた。
その衝撃で身体が崩壊。水の泡となって散るサメ。
びっくりしている夏朝に、みつびはビッと親指を立てて見せた。
「ねっ?」
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担当ゲームマスター
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3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
動物・自然
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年08月22日
参加申し込みの期限
2016年08月29日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年08月29日 11時00分
参加キャラクター一覧
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