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鬼は外、福は内、寝子島の節分祭
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大事な人と節分を楽しんでいる者は、他にもいたようで。
「ルヴィア、今日は節分だから、豆をまく日なんだぞ」
家までの道すがら、ちょっとだけ祭の屋台によって、豆大福を買って食べていた
御剣 刀
。同時に売っていた豆たい焼き――小ぶりなたい焼きの表面に大納言小豆が所せましと並んでいる、なんだこれは品だったが――をモグモグと食べつつ、部屋に戻ってきたところだった。
「美味しそうな話をしてる子達がいてさ、つい買いにいっちゃった。ただいまルヴィア。いい子にしてたか?」
彼を家でまっている人形の少女に語り掛け、御剣はカバンを定位置へとおいて、少女――人形である彼女――に向き直った。
「ほら、こういう炒り豆をまいて、邪を祓って福を呼ぶんだ」
そう言って買ってきた豆を開いて見せ、左手に、少女を抱える。
ルヴィアが左腕にしっかりすわるようにしてあげた後、彼は立ち上がると、家の中を、「鬼は~外~、福は~内~」と言いながら撒いて回っていった。
「後はイワシの頭を用意するんだっけかな? 鬼ってさ、何かの言葉が変化した呼び方らしいんだけど、その時に色々な意味が重なってるみたいなんだ」
撒いた豆を一つずつ拾い始めながら、腕の中の少女へと、少年は語り掛ける。
「目に見えない亡霊とか、凄い力を持った妖怪だったりとか、閻魔大王に仕えているとかさ。ただ、そう言うのとは別に俺達と殆ど変わらない鬼もいてさ。釣りやってたり、祭りを楽しんでたりって奴らもいるんだぜ? 今度機会があったら連れてってやるよ」
話しかけつつ、一人での掃除。
――少しだけ、胸のうちをよぎるものがある……それを忘れ去ろうとするかのように、御剣はひときわ明るい声で、少女へと語り掛けた。
「恵方巻きとイワシの頭を手に入れてくるから、ちょっと待ってろな!」
いつもルヴィアが座っている場所へゆっくりと少女を下ろし、少年は財布だけをもって、外へ駆け出した。
「ほんとは、一緒につれていけるといいんだけどな」
日光にあたると傷んでしまうから連れ出せないため、もっぱら二人でのお出かけは夜の散歩のみだった。
恵方巻と、二人の年の数だけの豆ももう一回買おう。
お店への道すがら、少年は思う。
それで、ルヴィアが――喜んでくれれば、嬉しいんだけどな。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
蒼李月
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
5人まで
シナリオジャンル
日常
定員
30人
参加キャラクター数
24人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年08月09日
参加申し込みの期限
2016年08月16日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年08月16日 11時00分
参加キャラクター一覧
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