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綾辻 綾花
は目を覚ました。ぼんやりとした表情で天井を眺める。右腕がふらりと上がった。手の甲を額に当てた姿で息を吐く。
――夏のように暑いですが、夢ではないのですね。にゃんこは大丈夫でしょうか。
過った不安で身を起こす。綾花は押し入れから夏服の白いワンピースを引っ張り出した。手早く着替えて目に付いた団扇を手にする。
「日差しが厳しそうなので」
露出した肌に日焼け止めを塗り込んだ。細々とした物をポケットに入れると、急ぎ足で部屋を出ていった。
猫鳴館の道を下って旧市街に向かう。一度、路上の隅で立ち止まった。
手帳
を開いて猫の立ち寄りそうな場所を確認した。
「あちらですね」
足を速めて公園の中に入っていく。遊具に子供の姿はなかった。無人のベンチの下は日陰になっていて白猫が伸びた姿で休んでいる。綾花が近づいても逃げる気配を見せない。
「大丈夫ですか」
ベンチの前にしゃがんで声を掛けると、力のない鳴き声が返ってきた。綾花は持参した煮干しを白猫に差し出す。鼻をヒクヒクと動かし、素早く煮干しを咥えた。
「美味しいですか」
目尻を下げた綾花は白猫の頭を撫でた。喉元を指でくすぐると甘えた声で鳴く。頻りに頬を擦り付けてきた。
「他のにゃんこも見てきますね」
公園を後にした綾花は、その足で図書館へと向かった。
「いました」
ちょっとした繁みに紛れて黒猫が蹲っていた。煮干しを与えると夢中になって食べた。少し足りないのか。顔を上げて尻尾を振り続ける。
「では、どうぞ」
追加の煮干しは味わって食べる。最後は口の周りを舌で舐めた。黒猫は前脚を引き寄せて丸い姿勢を取る。自然に瞼が落ちて眠りに就いた。
「おやすみなさい」
物音を立てないで、その場を離れた。
綾花は寝子島神社を回って煮干しの全てを猫に与えた。
陽射しが強くなる。持っていた団扇で顔に風を送った。ふと表情に陰りが生じた。
――猫鳴館の近くに住んでいるにゃんこは大丈夫でしょうか。
新しく出会った猫を手帳に書き終えると、急いで来た道を引き返していった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
黒羽カラス
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
動物・自然
オールジャンル
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年08月06日
参加申し込みの期限
2016年08月13日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年08月13日 11時00分
参加キャラクター一覧
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