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【星幽塔】第一階層 シャウラの泉へ
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【幸せを呼ぶ黄色い鳥】
その頃、
恵御納 夏朝
もまたシャウラの泉を探して深い森に足を踏み入れようとしていた。
「……ねこシールよし。水よし。食糧よし。肉塊もよし。準備はOK」
夏朝は、ろっこん《重く軽く》で軽くした所持品を詰めたバッグの中身を確認しつつ、ねこよろずの店先で別れた
遠野 まほろ
のことをふと思い出していた。
『――それじゃあ、行ってくるね。遠野さん』
『うん。気をつけて、夏朝ちゃん。お土産、楽しみにしてるよ――』
「――お留守番をしてくれている遠野さんのためにも、頑張って泉を見つけて、新商品の素材も発見しないと……!」
戦輪発射機構つきの手甲に包まれた手をぎゅっと握り、夏朝は茶色の瞳に決意の灯をともす。
「さて。というわけで、とりあえず素材を探しているけど。素材って何がいいのかなぁ……」
道らしい道のない森の中にはキノコやら、謎の草花やら、見たことのないものがたくさんある。
「……これって食べられるのかな?」
おもむろに夏朝が地面に生えた赤いキノコに手を伸ばしかけた、そのときだった。
「いけません。それは猛毒のウーパーキノコですよ」
「……え?」
どこからともなく聞こえてきた声に、夏朝はハッと顔を上げて声の主を見た。
* * *
都府楼 暦
は、どことなく巫女装束を思わせる白い法衣をまとい、シャウラの森に立っていた。
(森といえばキノコ。キノコといえばこの私。寝子島随一のキノコスキーを自負する私がどうして噂の森に行かずにいられましょうか)
暦は、自らのキノコスキー加減を心の中で強調しつつ、チョコレート色のカトレアが着生した神木の杖を持って深い森の道なき道を進んでいた。
そこで、暦は茶色いネコマフラーとねこパペットを装備した少女と遭遇した。
「いけません。それは猛毒のウーパーキノコですよ」
暦は、猛毒のキノコに手を伸ばそうとする少女に対し、咄嗟にそう声をかけていた。
「……え?」
少女がハッとしたように手を止めて、暦の顔を仰ぎみる。
「あ……。君はあのときの……確か、都府楼さん?」
「……? ああ、そういうあなたは、恵御納さんでしたか?」
暦は、サジタリオ城攻略戦にて、その少女――
恵御納 夏朝
と行動をともにしたことをはたと思い出した。
と、そのとき、バサバサと一羽の鳥が彼女らの目の前に止まった。
「あ、あれが……シャウラ・バード?」
夏朝は目を見開いた。
「へぇ。あれが噂の……。確かに綺麗な黄色の尾羽ですね」
暦も納得したように頷く。確かにどこか神秘的なオーラを感じる鳥だ。
黄色い鳥は嘴を開いて美しい声で鳴いた。
夏朝にはそれは何らかのメッセージに聞こえたようで、
「……泉に連れて行ってくれるの? あ、ちょっと待って。お水飲むから……あ」
夏朝は、慌てて手荷物から水筒を取り出そうとして、その水を思いきり鳥にぶちまけてしまった。
「……ご、ごめんっ。鳥さん、わざとじゃないよっ。ついうっかり――え?」
「……色が、変わりましたね」
驚きのあまりに言葉を失った夏朝の続きを暦が継いだ。
暦はすでにスケッチブックを手荷物から取り出し終え、青に変色した鳥の一挙手一投足を凝視していたところだった。
と、そのとき、色が変化した鳥は、どこかばつの悪そうにその場から飛び立とうとした。
「あ、待ってください。まだスケッチが終わってません……!」
暦は慌てて、その鳥の後を追いかけた。
彼女は無類のキノコスキーであると同時に、生物全般もそれなりにスキーなのである。
そして――。
* * *
「都府楼さん、行っちゃったな……」
夏朝は、ぽつんと一人、その場に取り残されていた。
(……あの鳥さん、色が変わった。シャウラ・バードは黄色い鳥だとみんな言っていたし、あれは違う気がする……)
夏朝はそんな自分の直感を信じることにした。
「よし、もっと奥へ進んでみよう」
そうして、夏朝は暦が行ってしまったのとは別の方角に向かってゆっくりと歩きだした。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年07月14日
参加申し込みの期限
2016年07月21日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年07月21日 11時00分
参加キャラクター一覧
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