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【星幽塔】第一階層 シャウラの泉へ
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【ベーカリーと猫島亭】
星幽塔。サジタリオ城下町。
そこで、その日、新たなベーカリーがオープンしようとしていた。
「というわけで、いよいようちらのベーカリーもオープンだよぉ。たくさんお客さんが来てくれるといいねぇ」
ベーカリーのメインスタッフであり、パンとクッキーの調理担当である
壬生 由貴奈
は店のスタッフ達と談笑しつつ、客が来てくれるのを待っていた。
幸い、開店してから間もなくして、香ばしいパンの匂いにつられた客人達が何人か店を訪れてきた。
「あら。新しいパン屋さんかしら?」
と、尻尾を振り振りしながら入ってきたのは猫系獣人の女性だった。年齢は人間で言うと、30歳後半といったところだろうか。
「うん。そうだよぉ。うちは焼き立てのパンとクッキー、それからおいしいハーブティーが自慢のお店なんだぁ」
「へぇー。パンだけじゃないのねぇ」
「うん。特にクッキーはうちの目玉商品だから是非是非試食していってねぇ」
「いただくわ。うん、おいしいわ」
女性は由貴奈のトークと試食したクッキーの味に満足したように頷くと、トングを手にして店内のパンやクッキーを物色していく。
結果、女性は結構な量のパンを購入して行ってくれた。
不思議なもので、一人が買い始めると、また一人二人と買い物客は増え始める。
それからしばらく、客足はひっきりなしに絶えることがなかった。
(うん。なかなか出だしだよぉ。これならそのうちお店も大繁盛して、いつかうちらも大金持ちだよぉ~)
由貴奈は順調な未来予想図を頭に描いてにんまりと微笑む。
(ところで、『何か』忘れている気がするんだけど……)
客足も少し収まってきた頃、うーんと腕組みしながら考えていた由貴奈がふとその『何か』に思い至ったときだった。
「そうだぁ。うーちゃんのところに営業に行かなくちゃ――」
「――ちわーす。猫島亭でーすっ! 由貴奈さんいるー?」
まさに、そのうーちゃんこと
卯木 衛
がベーカリーにやってきたのだった。
「わぁ。漫画のようなタイミングとはまさにこのことだねぇ」
「……ん?」
ぽつり、と呟いた言葉に反応して首を傾げた衛に「なんでもないよぉ」と首を振りつつ、由貴奈はこれ幸いと営業の話に移る。
「いやいや。うちらもちょうど、うーちゃんのところに営業に出かけないとなぁって思ってたところなんだよぉ」
「え? まじすか? 話が早くて助かるなー。あ、これパン焼いたりするのに使えるんじゃないかなーって日暮が」
「おぉー。ねむねむったら気が利くねぇ。じゃあ、これはありがたく頂いておくねぇ。あ、せっかくだからあっちまで運んでもらってもいいかなぁ」
「了解!」
衛が運んできた薪を手早くベーカリーのバックスペースに運び込むと、そのまま和やかな雰囲気で商談に進む。
「おお、さすが由貴奈さん! パンもクッキーもうまいぜ! これを食事に出せば、猫島亭の評判アップも間違いなし!」
衛は試食として提供されたパンとクッキーの味に目を輝かせて、その味を絶賛する。
「ふふふ。いやいや、それほどでもないよぉ」
由貴奈は衛の賞賛の言葉に少し照れたように笑う。
「あ、それで、うちのビラを猫島亭の掲示板とかにも貼ってもらいたいんだけど大丈夫かなぁ?」
「あ、それ、すげぇいいアイデアだと思います! 是非、貼らせてください。ていうか、俺達もビラつくったんで、よかったらお店に貼ってもらえませんか?」
「もちろんいいよぉ。こういうのは持ちつ持たれつが基本だからねぇ~」
へらり、と由貴奈が笑って頷き、交渉は瞬く間に成立した。
「いやー。こんなに早く話が進むなんて思わなかったなー。あ、ついでに、今後に備えて、塔の情報交換とかしときません? ゴンザレス太郎(仮)の話とか」
「あ、それはうちも考えてたんだぁ。うちがするのはサジタリオ城で戦ったモンスターとかの話でいいかなぁ? ……っていうか、ゴンザレス(仮)太郎って何?」
謎過ぎる仮名に、由貴奈が眠たげな顔を傾げる。
そうして、積る話は続いていく。
猫島亭の食卓においしいパンとクッキーが並ぶ日はそう遠くなさそうだ。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年07月14日
参加申し込みの期限
2016年07月21日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年07月21日 11時00分
参加キャラクター一覧
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