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【星幽塔】第四階層 蹂躙せしは鋏もつ……?!
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破:敵は、赤いアイツ×たくさん
(出だしは上々、と言った所かな)
使用されなかった道具を片付け、自分で捕らえた蟹を湯がきながらシドニウムは周囲を見渡す。だが、そこで1つ、大きなしゃっくりをし、目をぱちくりさせると「やれやれ」と呟きながら眼鏡を正す。
「もう直ぐ、冒険者たちが蟹を食べさせてくれますよ。それまでの辛抱ですから……」
シドニウムはそう呟くと、蟹の湯で具合を確かめる。
だが、それを夏朝は見ていた。誰かに話すように呟くシドニウムを不思議そうに見、首を傾げる。
(誰と、話していたんだろう? そういえばさっきもそんな感じだったかな?)
夏朝が考えていると、シドニウムが彼女を呼んでいた。
「頼む、北の祠までこの茹でた蟹を運んでもらえないだろうか?」
「うんっ」
夏朝は頷き、彼の元へ三輪バイクを走らせた。
(狙いは、薄紅の奴!)
服部 剛
は鋏の攻撃の軌道を斧で逸らし、下から水流で打ち上げる。翻り、腹が見えたところで豪快に体重を乗せて押しきった。
だが、蟹も負けては居ない。鋏を振り回し、落ちてきた廃材をばきり、と押しきった。その威力にちょっとビビッてしまうのは
楢木 春彦
。
「やっぱこれ、あっぶねぇなぁ」
と冷や汗を拭い、身構える。そして大剣で攻撃を受け止めてこれまた豪快に炙る。
その時、背後から悲鳴っぽい声が聞こえてきた。振り返ると、籠を背負った
来島 アカリ
が杖を振り回し、水でタラバガニを押し流していた。
「ここっ、こっちくんなーっ!!」
必死になって蟹を追い払おうとする姿に思わず笑いかけるが、2人は手早く獲物を振るい、タラバガニを倒す。
「あ、ありがと……」
「ええて、お互い様やし?」
礼を述べるアカリに剛が笑う。春彦も同じ意見らしく、笑顔で頷いた。
「ん? 来島は蟹を運んでいたのか……」
アカリが背負っていた籠に気づいた春彦がそっと籠を覗くと……みっちりとかにが詰まっていた。妙にがさごそ言っているあたりから、生きているらしい。
剛が北の祠まで送ろうか、と問えばアカリは「あとちょっとで祠に戻れるから」と遠慮した。
「それじゃあ、後で。こっちは先に蟹の調理に当たるよ」
アカリはそう言って春彦と剛に一礼し、歩いていった。
町よりちょっと離れた場所。
欠食児童
青年と愛らしい少女が蟹退治に勤しんでいた。
「調理してもらえるようだし、頑張るか」
と、『剣士の光』を刀の形にした
御剣 刀
は素早い蟹の体当たりを交わしながら足を切り落としていた。その背後では
小山内 海
もまた奮闘していた。彼女の場合は『魔土の光』を大筆にし、印をつけた場所から石柱を出して攻撃していた。
(蟹かぁ。おいしいよね。カニすき、カニしゃぶ、カニ鍋、カニ雑炊……)
と何を作ろうかわくわくしている。
『きずつけないほうがおいしい?』
「そうなんだろうけど、なぁ……」
海と刀は苦笑しあいつつも次々に攻撃してくる蟹と戦っていた。が、そこへ発射されるビームっ!
「危ないっ!」
刀は咄嗟に海を抱え、ビームを回避!
ちなみにお姫様抱っこされている海は顔が真っ赤になっている。
(なんで蟹がビーム撃ってくるの?!)
お姫様抱っこは恥ずかしいものの、ビームが撃たれた現実に冷静になっていく海。彼女は(だったら……)と大筆ですっ、と虚空に線を描く。海のろっこん『アクセラレートライン』はこうする事で『線の軌道に沿って物体を加速させる』事ができる。
(いって!)
魔法でつぶてを飛ばし、ろっこんで記した線で狙いを補正。そうして飛んだつぶては足にクリーンヒットした!
『あっちに、あぶないのがいる』
「うーん、あれって桜庭?」
一方の刀は、湖の方を見、
桜庭 円
が困っているように見えた。何かに気づいた海はにっこり笑い『ようす、みてきたら?』と提案する。
「でも……」
心配する刀に、海は笑う。
『たぶん、あっちにもなかまがいる』
だから大丈夫、と言って彼女は刀に笑いかけた。刀は「ありがと」と言って海の頭を撫で、湖の方へと走っていった。海はその背中を少し見送ると、反対方向へと走った。
ビームを打ったタカアシガニと戦いを繰り広げていたのは、
握 利平
である。彼は「おっしゃ! 殴ればいけるだろ!!」と意気込んでいたものの、ビームを撃たれたのである。
「ビームとか有りかよっ! しかも熱いし!」
1度『闘士の光』が変化した和風の篭手で耐えようとしたものの、その熱さに身の危険を感じたのだ。これは回避したほうがいい、と考えた所でどこからとも無くつぶてが飛来し、足を直撃した、という訳だ。
「今だ!」
利平は思いっきりダッシュとスライディングで接敵し、腹部に潜り込む。そこから手に力を込めた。そして、捻りを加えた拳が唸る!
「喰らえ! 渦潮アッパアァァーッ!!」
ドーン、と鈍くも豪快な音を立て、タカアシガニは泡を吹いてよろめいた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
バトル
動物・自然
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年08月27日
参加申し込みの期限
2016年09月03日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年09月03日 11時00分
参加キャラクター一覧
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