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【星幽塔】第四階層 蹂躙せしは鋏もつ……?!
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序:食うか、食われるか。それが問題だ。
――星幽塔・第四階層
「竜は、ど・こ・だーっ!!」
竜を探してあたりを見渡しているのは、
握 利平
。彼は今回も竜と戦いたくてうずうずしているらしい。まぁ、前回はそれが叶わなかった分今回こそは思いっきり死合いがしたかったのかもしれない。えっ? 文字が違う? きっとそれは気のせいだ。
「今度こそ殴るぞっ! 殴らせろ! 竜はどこだーっ!」
「ちょっと待ちたまえ」
そこにストップが掛かった。灰色の髪が目立つシドニウムである。彼は利平をしょうがない、とでも言うような眼差しで見つめる。
「今、竜は空腹で動けない。ここにいる蟹を食べさせてお腹一杯にしてほしいんだ」
「え? 蟹、食わせるの?」
チョットナニイッテルカワカラナイ。
利平の目はそんな風に言っている。だがシドニウムはもう一度利平の肩を叩き
「君、雰囲気的に漁師っぽいな。腕に期待しているよ」
とペリドットを思わせる綺麗な液体が入った小瓶を渡しながら、1つ頷いた。
(んー、しゃっくりの後語尾が変ってる気がするなー)
シドニウムを見ながら考えるのは
桜庭 円
。彼女はふと、思いついたままに問いかける。
「
竜さん
、蟹の動きの原因わかるかな?」
「
解った。聞いてみる
」
その一言に円をはじめその場に居た者たち全員が「「え?」」と怪訝そうな顔になったり不思議そうな顔になったりした。シドニウムは暫らく目を閉ざしていたが、ややあってしゃっくりを1つし、
「すまん。
とうさ……
いや、竜にもわからない、との事だった」
と眼鏡を正して答えた。
(今、何か言いかけたよね?)
円は何か興味深そうに目をキラキラさせたが、今はとりあえず蟹が先だ。彼女は礼を述べた上でリヤカーを借りたいとシドニウムに願う。
「リヤカー、か。なら街の中心に誰でも借りられる町共有の物がある。蟹に襲われていなければ使えるだろう」
と街の地図をくれたのだった。その際、ペリドットを思わせる緑色の液体が入った瓶も手渡した。
一方、冷静に問いかけるのは
サキリ・デイジーカッター
。彼は眼鏡を正すシドニウムにこう問いかけた。
「蟹が集まっている場所について、何か情報はないか?」
「この階層の……北の祠以外だったら、どこにでもいるぞ? まぁ、港町の方がより蟹がいるかもしれないが」
シドニウムはそういいながら近くにあった建物に入り、がさごそと何かを漁る。そして、しばらくするといろいろな道具を取り出した。
「用意できるものは、揃えてみた。足りない物があるならば、家の中にいる住人に問いかけてみるといいかもしれない」
彼が出した道具の中から大型の網を見つけるとサキリはそれを借りる事にした。ついでに撒き餌として魚のすり身も持っていく。
「俺も罠を借りたい。できれば設置型の物があれば使いやすいかと思うんだが……」
次に声を掛けたのは
風雲児 轟
。彼の問いかけに、シドニウムは少し考え、籠のような設置型の罠を手渡した。
「少し穴を掘って、埋めて使う物だ。これ以外ならば、落とし穴を作るしかない。なんならシャベルとネットもあるが?」
シドニウムの言葉に、轟は少し考えてから設置型の罠を使う事にした。
「そういえば、蟹が大量発生する前に、なにか予兆みてぇな事は無かったのか? いくらなんでも唐突過ぎると思うんだ」
轟が罠を手にしながら問いかけると、シドニウムの口元が渋るようにゆがんだ。
「予兆はなかったな。元々今の時期は産卵時期だから蟹があがってくるんだが……、こんな事は我輩の人生の中でも初めてだ」
「そうか……」
轟は少しすまなそうに礼を述べ、ぐっ、と拳を握り締めた。蟹の所為で階層が抜けるなど洒落にならない。彼は一礼するとすぐさま行動を開始した。
その頃、
来島 アカリ
はシドニウムに教えられた町のとある家を訪れていた。鍋や包丁など調理器具を貸してもらえないか、住人に問うためである。すると、住人は喜んで貸してくれた。大きな鍋の中にまな板と包丁を入れ、調理できそうな場所を探す。
(そうだな、俺は運搬と調理を手伝うかな?)
そんな事を考えていると、
旅鴉 月詠
もまた住人から蟹以外の魚介や調味料、穀物類に調味料などを分けてもらっていた。
月詠の荷物を幾つか手伝いながら、彼は興味津々な様子で問いかける。
「それもつかうのか?」
「あぁ、蟹だけでは、栄養が偏る上に飽きてくるに違いない。だからさ」
月詠の言葉に「そうだよなぁ」と相槌をうったアカリは彼女と並んで一足先に北の祠へ向かう。シドニウム曰くこの階層の集会所もその近くにあるらしく、キッチン用品など使用しても良いことになっていた。
こうして、冒険者達はそれぞれ攻撃を開始する。はたして、彼らは無事にミッションを終える事が出来るのだろうか?
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ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
バトル
動物・自然
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年08月27日
参加申し込みの期限
2016年09月03日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年09月03日 11時00分
参加キャラクター一覧
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