this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
【星幽塔】第四階層 蹂躙せしは鋏もつ……?!
<< もどる
1
…
5
6
7
8
9
…
12
つぎへ >>
(ビームはホント、やっかいだよね)
サキリは苦笑しながら虚空を弾んだ。目の前と背後に蟹の気配を感じながらも、その口元には笑みが浮かんでいる。
しかし、蟹の攻撃を交わしながらサキリは視線を周囲にめぐらせた。
(祠周辺にだけ蟹が来ないのは妙だな。……この大量発生は作為的な物を感じる)
離れたところでは、武道がトンファーを構え、攻撃する事で別の蟹をおびき寄せている。ビームの相打ちとなれば相当なダメージになる筈だ。
また、ちかも両手のドリルで応戦している。愛らしい声で「いくでっ!」と元気に叫んで戦っている様はほっこりするが、それどころではない。
(いけるか?)
武道と目が合った。丁度タラバガニが延長線上にいる。僅かに頷いたサキリは蟹を攻撃し、ビームを誘った。
「今だっ!」
武道の声でサキリが離脱。同時に発射されるビーム。2匹のタラバガニは互いのビームに打たれ、その場に伏した。
だが安心するのはまだ早かった。戦っているうちに2mはあろうハナサキガニっぽい物が体当たりせんと横歩きで迫っていたのだ。
「ちかちゃんっ!」
庇うように武道が前に出る。と、中位の大きさの蟹たちがわらわら集まっている。生きたままゆでないと味が落ちる、と聞いた事がある武道はここで咄嗟に己のろっこん『スイ・マー』(手刀で突くことで、突いた部分の神経や感覚を麻痺させる)を思い出す。
体当たりをしてくる通常サイズ蟹につぎつぎとろっこんで麻痺させる。その間にサキリがちかを助けだした。巨大な蟹にも手刀をかますが、トゲのある蟹もいたようで出血していた。
大型の蟹は『スイ・マー』の効果が薄いのか、動きが鈍っただけである。それをみたちかはにっ、と笑う。
「サキリ兄ぃ、力貸し手。オケライダー01、ちかを頭の上にセットやっ!」
「え? ええ~?!」
サキリが困惑するなか、ちかは己のろっこん『螺旋』を発動させ胸から下をドリルに変化させた。
「みてみこれ! こんなんあんま見られへんやろ? よっしゃ、特攻したるっ!」
あの『ふんどし』みたいなとこ狙う! とドリルを唸らせてオケライダー(+ちか)は激突!
――ちかドリルはりけーんっ!!
蟹はドリルにまけじと踏ん張り、鋏を振り上げてちかを突き飛ばそうとする。危険を察知したサキリはすぐさま身を虚空に躍らせ、ナイフを閃かせた。ばきり、と音を立てて飛んだ鋏は、地面へと突き刺さる。
と同時にちかのドリル攻撃がきまり、ついに蟹は倒れたのであった。
(うーん、損傷がちょっと酷いか? でも、食べられない事は無いな)
サキリは傷の具合を見て考え、その後ろでは元の姿となったちかが「どやっ!」と胸を張っている。
「ちかちゃんもサキリくんも、凄いねっ! おにーさん、はりきっちゃうぞーっ!」
武道は麻痺させた蟹を紐で手早く縛り、サキリとちかもそれを手伝おうとした。だが、そこで倒された蟹が漸くぐらり、と倒れる!
(しまっ……!?)
気づくのに遅れ、サキリが下敷きになる。
「わああ!? サキリくんしっかり~!」
ろっこんと星の力の多用で疲労したサキリはきゅう、と気絶。武道はちかと共にどうにかして蟹をどかすのだった。
(ん? これってかにふぉーくやん)
その際、ちかは蟹フォークを拾っていた。なぜここになるかは解らないが、何故かソコにあったのだった。
修がはった罠へ、月と美咲紀が追い込んでいく。途中でやってきた3mほどあるハナサキガニっぽい何かは、今、修が銛と左手前腕に固定された筒……『狩人の光』を狙っている。
「はあっ!」
月が打撃武器を振るい、美咲紀が魔風で蟹を弾く。風が吹く度に片手杖の装飾である白い翼にきらきらと光が走る。深い緑色の観葉系蔓性植物の姿で撒きついた魔風の光が影響しているようだ。
「どんどん追い込んじゃいましょう!」
美咲紀はついでとばかりに大きめの蟹を蟹の詰まった網で攻撃。これはなかなかシュールだな、と修は思った。
横歩きで体当たりをかまそうとする蟹。だが、その前に打ち込まれる矢があった。ちらり、と見れば高台に
壬生 由貴奈
の姿が。
「なんか、面倒な事になってるない? ちっちゃいのはその網に追い込めばいいの?」
「ああ。壬生先輩も、手伝ってくれるのか?」
修が問いかけると、彼女はクッキーを三枚ぽぽいっ、と口にして頷いた。そして、次々に襲い掛かる蟹へと矢を放つ。
蟹が怯んだ隙に修は、軽く息を止めろっこん『分解』を地面に埋まった大岩に使った。生まれた段差によって蟹は転び、その隙にいつのまにか現れた月が鋏に網をかけて杭で固定する。その間にも修が星の力を使った攻撃を行い、網を引いてのけぞらせた上で固定した。
「いくぞ!」
「はいっ!」
修の声に頷く月。修が銛を投げ、月は急所目掛けて鋭いとび蹴りをかまし……、大きな蟹は沈むのだった。
<< もどる
1
…
5
6
7
8
9
…
12
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
【星幽塔】第四階層 蹂躙せしは鋏もつ……?!
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
バトル
動物・自然
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年08月27日
参加申し込みの期限
2016年09月03日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年09月03日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!