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【星幽塔】第四階層 蹂躙せしは鋏もつ……?!
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(これ、俺の知っている蟹と違うよね?! 本来は岩場とかに隠れているのを糸スルメで釣り上げたりだけど、こっちは好戦的だよねっ!?)
いつものスマイルが強張っているのは、
志波 武道
。彼はずれ落ちそうになる眼鏡を正し身構えつつも、傍らの少女を見た。
恐らく、今回出撃したメンバーの中で最年少であろう
苑下 ちか
は大好きなオケラの抱き枕……っぽい何かを撫でながら周囲を見渡した。実を言うと『騎士の光』によってオケラビーグルと化しているのである。
「これが、ちかちゃんの『星の力』による物なんだね。カッコイイっ!」
「おおきに、武兄やん♪ かっこええやろ? オケラいうんはな、虫ん中でも最強クラスの虫やねん!」
そういって胸を張るちか。武道は興味深そうにオケラビーグルを見る。
「本当なの?」
「嘘ちゃうわ。自衛隊やったら『陸海空』やろ? オケラはそれプラス地下も行けんねん。飛べる、泳げる、歩ける、土も潜れる。最高やろ?」
目をキラキラさせながら力説するちかの姿にほっこりしながら、武道は周囲に注意を払った。
よく見れば、蟹はどんどん近づいてきている。武道はちかを庇うように立つ。
「ちかちゃん、気をつけて。横歩きしか出来ないみたいだけど、とっても速いからっ!」
「敵て、蟹さんかいっ?! 蟹なんて、ちか、めぇつぶっとっても勝てるで?」
あいつらチョキしか出されへんし、とちかは拳を握り締める。ただのグーではない。ちかはそっと土に触れ、手がドリルになるように念じる。すると、にゅにゅにゅっ、と両手がドリルと化した。ちかのろっこん『螺旋』が発動したのだ。
「それもなかなかカッコイイねっ!」
ちかを褒めながらも、武道は蟹の正面に立ち、襲い掛かってくるところを払う。ちかは嬉しそうにしながらも、両腕のドリルで蟹を攻撃っ!
「ちかのぐーは、ちょいとそこらのぐーとはちゃうで! ぐるぐるグリコの無敵のぐー! なんよ!」
ドリルが唸り、蟹が弾き飛ばされる。武道とちかは協力して蟹を倒し、ちかのビーグルで回収した。「あんまおいしそうやあらへんなぁ」と呟くちかに、武道は苦笑する。……と、彼は少し離れたところで砂煙が上がっている事に気付いた。
その正体は、
サキリ・デイジーカッター
である。彼は、シドニウムからもらった魚のすり身を撒いて、蟹たちを一箇所に集めていた。そして、そこを炎の魔法でこんがり焼く。そこまでは、たぶんごく普通である。
だが、サキリという少年はそれだけでは満足しない。いや、満足できない。少し大きめで肉が詰まっていそうなしぶとい蟹に対してはナイフをぶっ刺し、体内に直接炎の魔力を流し込んで体液を沸騰させていた。なんとお手軽湯で蟹作成である。そのどれもが実においしそうな香りを放っていた。
「これはこれでおいしそうだよね」
「そう? それじゃあ、運んでくれないか? 僕はまだまだ狩るからさ」
近くを通りかかった
恵御納 夏朝
に頼んで蟹を運んでもらい、サキリはまだまだ狩りを続ける。体当たりや鋏での攻撃を華麗に交わし、時に受け流し、サキリは楽しげに笑う。
「まだまだ、満足できないね」
そう言った視線の先には、巨大な蟹がいた。あのビームを撃ってくるタカアシガニほどの大きさもある、好戦的なタラバである。大きくて活きが良い、まさに最高級食材になりそうな……。
「いくよっ!」
サキリは2本のナイフを手に襲い掛かる。が、蟹も負けじと大きな鋏を振り上げる。それをかわしていると、殺気を覚えた。どうにか攻撃を避ければ、いつのまにかタラバガニがビームを撃ってきていた。
関節を狙い、サキリがナイフを閃かせる。蟹はそれを鋏で防ぎ、もう一方の鋏で殴りかかる。よけそこない、地面に伏せたサキリだが、闘志は燃えたままだ。
「やってくれる、ねっ!」
それでも『魔火の光』から得た炎は使わない。サキリはナイフを構えなおし、にやり、と笑った。
「……まさに食うか、食われるか、だな……!」
砂煙に気づき駆けつけた武道とちかがみたのは、まさにそんな戦いだった。ビームを交わし地面を転がったサキリは、2人に出くわす。その後には、もう一体のタカアシガニ。それを見たサキリは武道とちかを見る。
「よかったら、共闘しない?」
「いっしょにやったらもっと狩れるんやない?」
武道とちかの言葉に、サキリは少し考え……ややあって頷いた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
バトル
動物・自然
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年08月27日
参加申し込みの期限
2016年09月03日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年09月03日 11時00分
参加キャラクター一覧
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