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鄙びた居酒屋の格子戸を引き開ける。
開店前の店には誰も居らぬだろうと思っていたのに、年季の入った飴色のカウンターに腰掛けて、鎧の如き筋肉を骨太な身に纏うた少年と、黒髪をうなじに結うた作務衣の青年。カウンターの向こうに立って二人に茶を出しているのは、こちらはいつも通りのごつい店員。
「神代さん」
店員に名を呼ばれ、
神代 千早
は眼鏡の眸を僅かに伏せた。先客に軽く会釈し、持参してきた紙袋をカウンター越しに店員に差し出す。
「……これを」
「いつもありがとうございます。助かります」
「あら、なあに?」
丁寧に礼を言う店員の様子を不思議に思ったのか、筋骨隆々な少年が、その魁偉な容貌に似合わぬ柔らかな口調で問うた。
(……いや)
見事に偉丈夫な肉体の上に鎮座する薄化粧施した顔を確かめ、千早は思い直す。
(むしろ似合いか)
「ああ。尾鎌さん、日暮さん。こちら、神代さんです。お二人もよくご存知の『MASK』ファイルの」
「あんたが『鬼百合のMASK』か。いつも世話んなっとる」
作務衣の青年、日暮が湯呑に口をつけながら目礼し、
「綺麗な指ね。その指からあんな繊細な絵が生まれるのね」
尾鎌 蛇那伊
が黒い眼元を柔らかく微笑ませる。
「『機関』の仮面連ですね」
どこか楽し気に笑う店員を千早は見遣る。『機関』からアーティファクト『鬼百合のMASK』を借り受け、ひとの身にあって天の『穴』を見る力を得たその代わり、『穴』から堕ちて来た天使や悪魔の似顔絵を作成し収める義務をも負ってしまった。
己の描いた絵をもとに『機関』の構成員たちが天使や悪魔を捕縛し討伐する、そのことに対する感慨は皆無だが、
「出来るなら、……」
出来得るならば、日がな一日空を見上げていたい。堕ちてくる天使や悪魔から受けた閃きで作品を創り続けていたい。
言いかけた言葉を呑み込み、千早は蛇那伊と日暮に視線を移す。
「蛇那伊さんは『ザ・ビースト』、獣のお面を使って戦います。天使や悪魔の討伐数は『機関』随一を誇るんじゃないでしょうか」
「そんなことないわよ」
くすり、穏やかに微笑む少年の瞳に、けれど不遜なまでの闘意を感じ取り、千早は唇を引き結ぶ。コードネーム『ザ・ビースト』。引きこもりに近い自分でも、その名に聞き覚えがある。
悪魔専門の『エクソシスト』に対し、『異界者』の全てを排除せんとする超高速再生能力と強力な拳闘術の使い手『ザ・ビースト』。
千早の透徹した視線を受けて、蛇那伊は唇を歪めた。
「天使も悪魔も、寝子島には不要な存在だ」
低く、吐く。
「それでも住み続けるのなら、力づくで排除するしかあるまい」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
阿瀬春
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
SF・ファンタジー
バトル
定員
15人
参加キャラクター数
16人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年06月21日
参加申し込みの期限
2016年06月28日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年06月28日 11時00分
参加キャラクター一覧
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