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【お正月】日が落ちるまで
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「じゃあお姉さん、またです!」
そう言って走り去っていった少女を銀髪の少女――
ミルカ・アハティアラ
を見送りながら、
大天使 天吏
は少し思案した。
そもそもまだ朝まだきこんな時間に、人の多い場所に来たのは、「フツウ」の人間っぽい行動をしてみよう――否、観察しようという動機が強い。
そしてそんな天吏にとって、巷の「フツウ」の人たちの中で噂されているその内容は、「人間らしい振る舞い」を試している身としては、やってみた方がよいのだろうか、と思わすに足るものではあった。
思案しつつ、天吏は周囲を行きかう人々を見る。
自然や生物を壊し、クローネ様のような特別な存在も傷つけるのが、「人間」である。それが天吏の認識だった。
その人間が、自然を基とする神々へ祈ろうとし、わざわざ作り上げた社へとせっせと詣で、金を投じ、行事として流されるままに祈っている。それが、なんとも理解できないもので。
人間とは異なる存在を敬い、畏れを抱く気持ちを持ちたいのであれば――
「こんなところではないわ」
す、と人込みから身を引いた天吏が目指したのは、登山道。
ここまで来たのだ、これも体験せよという何かの導きなのだろう。
そのような思いで、彼女は足を進めた。
自らが畏敬を抱く場所――自然。それに満ちた場所へと。
九夜山の中腹、登山道を少し離れた散策路。
いつも野鳥の観察で歩きなれたその道を、ただひたすらに歩いていく。
少しつもった根雪を踏み分け、冬枯れの木々が立ち並ぶ斜面を目にして、歩みを進める。
こんな時期であれば、だれも来ないだろう――その思いで選んだのが、この場所だった。
山、木、微生物、鳥、獣――すべてが、天吏にとっては信仰の対象であり、彼女にとって祈りをささげる場所は神社ではなく、ここだった。
クローネ様も、同じ。神は、自然の山にこそ、宿っているのだと感じていた。
冬の過酷な環境を静かに耐え、食料の少ない中でもたくましく生きる生き物たち。じっくりと地面に近く寝そべりながら、春の芽吹きを待つ木々の種。静かに息づく生命の呼吸こそが、天吏には心地よい。
自分は、くだらないイキモノたちとは違うのだ。
信じるべきもののために行動しようとしたら、妨害を企てる様々な者たちを思い、天吏は祈る。
この自然に生きる動物達に、幸あれと。
彼女の真摯な祈りは、山とともにあり、冬の日の澄んだ大気に、溶け込んでゆく。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
蒼李月
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
冒険
神話・伝説
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年04月30日
参加申し込みの期限
2016年05月07日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年05月07日 11時00分
参加キャラクター一覧
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