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悠久の時の彼方へ~信州に真田あり
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徳川勢は、真田勢の追撃を少しずつ押し返し始めていた。
「ここが正念場だ! 俺たちの力、見せてやろうぜ!」
御剣 刀
は大声を張り上げて、先頭に立って真っ先に敵に斬りかかった。相手の脚を切りつけて転ばせ、喉を踏み抜いて行動不能にする。後は戦乱の中、足軽たちに踏み潰されて終わるだろう。
少しでも足場を悪くして、相手方が反転しづらくする。そうやって少しでも相手の動きを鈍らせて、時間を稼がなければならない。
刀の振るう刃が、兜に覆われていない相手の顔面を切り裂いた。続いてかかってくる兵には、鎧の隙間に切っ先を付き入れる。
刀の顔に返り血がかかった。一つでも多くの屍を築け。俺は脅威だと、相手に知らしめろ。
普通に戦っていては駄目だ。脅威と思わせるにしても、恐怖を抱かせるにしても、普通じゃないところを見せないと。
刀は、頭の中で撃鉄を落とした。世界は速度を落とし、彼自身は〈加速〉する。
凍りついたように動きを止めた世界の中、刀は地の底から響くような雄叫びをあげ、手当たり次第に敵兵を手にかけていった。
刀の周りだけ、空間ができていた。敵兵は刀や槍を構えつつも、怖気づいて彼に近づくことができなくなっていた。
「―――ほら、俺を避けてたら屍の数が増えるぞ。来いよ」
刀は、射すくめるような視線を敵兵たちに投げかけた。
よくわからないけれど、狼煙に火がつかなくて、援軍が来ないピンチらしい。
「あたし、信之さんのところに伝令に行くわ!」
城の危機を聞きつけた
篠原 翠響
は、上田城の守備兵たちの間をかき分けて、真田昌幸のもとに向かった。
夢の中では、彼女は不思議な能力〈La Sylphide〉を使える―――と彼女自身は思っている。体が軽くなり、風のように軽やかに動くことができるのだ。
「こういうのはスピード勝負だし、伝令の数は一人でも大いに越したことはないだろうし」
彼女の話を聞いた昌幸も、背に腹は変えられぬと判断したようだ。
「試みられることは試みておこう。お主の力とは、どの程度のものだ?」
「見せてみるわね」
翠響は一旦顔を伏せてから、顔を上げる仕草をする。ろっこんで体を軽くするのはいいとして、問題は甲冑の重さが邪魔にならないか、ということだ。
「―――やっぱり甲冑を着てると、思うようには走れないかも。もっと身軽な格好で……」
「わかった。その装束は目立つ故、町娘の衣装を借りてゆけ」
敵勢の手薄な東の城門から、翠響は戸石城に向かって飛び出していった。そのあとを、昌幸はじめ上田城の守備隊が見守っていた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
三城 俊一
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
冒険
SF・ファンタジー
バトル
定員
15人
参加キャラクター数
12人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年04月21日
参加申し込みの期限
2016年04月28日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年04月28日 11時00分
参加キャラクター一覧
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