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浅井幸太の受難 ~挑め!年末大セール!~
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ここは、シーサイドタウンの駅ビルmiao内。
後木 真央
は憤慨していた。憤慨しながら――その瞳を、ぴかぴかと光らせていた。
「部活用なら縫えばいいのに……勿体ないお化けが出るのだプンプンなのだ。だから……デバガメなのだ!」
担任である
高野 有紀
先生と部活の顧問である
浅井 幸太
先生。
2人を天秤に掛けた時、真央の中では高野先生の方がぐんと重くなるのである。
(ぶっちゃけ、有紀ちゃんセンセは幸太ちゃんセンセには勿体ないのだ)
なんて思いつつ、浅井先生の様子を覗きにmiaoへとやってきた真央なのだが、
「……やべぇのだ何この何でもキラキラパワー!?」
と、目に映る物があれもこれも素敵に見えて、思わず財布に手が伸びそうになる。
それでも初志貫徹だと自分を律して、何とか目当てのエリアまでやってきた真央だったが、
「ううっ、これにて撤退なのだ~」
浅井先生の姿を確認するや、数多の誘惑を振り切るようにファッションエリアを後にするのだった。
後ろ髪は引かれながらも、無傷の財布と共にブックスエリアから出てきたのは
八神 修
だ。
「落ち付け俺……あの本たちはいつでも手に入る……今日買わなくても大丈夫だ……」
自己暗示のようにぶつぶつと呟いて、購買意欲と戦う修である。と、その時。
「……あれ? 真央?」
修の存在に気づくことなく、ぴゅうと傍らを通り過ぎたのは友人の真央。
去っていった真央の姿を何事かと小首を傾げて見送って、修は彼女が来た方へと何とはなしに視線を遣った。
そこには、半ば手当たり次第に服をショッピングカートに突っ込んでいる浅井先生の姿。
ふと彼が手に取った謎の英字Tシャツの余りのダサさに、修は思わず浅井先生の元へと駆けつけた。
「先生、こっちの服も似合うと思いますよ」
「え? そ、そうか? ……本当だ、これもいいな」
気を逸らそうと修が示した服に興味を引かれながらも、先ほどのTシャツもカートに入れる浅井先生。
「ええと……カゴがいっぱいになってきてるので整理しておきますね」
にこやか&ジェントルにそんなことを言って、修はこっそりとTシャツを元の場所に戻す。
カートの中は、コーディネートも何もあったものではない服たちでいっぱいだ。
(これは……何とか軌道修正を図らないとあまりにも……)
そんな修の思いなど露知らず、浅井先生はまた服をカートの中に追加するのだった。
購入したプロテインが入った紙袋を手に、
風雲児 轟
はふと足を止めた。
視界の端に、知った顔が2人何やら妙な行動をしているのが目に入ったからである。
「あれは……浅井先生と八神?」
目についた服を片っ端からカートに放り込む浅井先生と、その服をせっせと元あった場所に戻していく修。
その光景の異様さに、轟は思わず首を傾けた。
(なんか様子がおかしいなぁ。……浅井先生ってあんなに服を買うタイプだったかな?)
今の彼の行動と、普段の浅井先生の姿がどうにも一つに結び付かない。
そういえば、と轟は手に提げた袋へと視線を落とした。
(かくいう俺も、気がついたら買い物かごがえらいことになったんだよなぁ)
いつも買っているプロテインをちょっと補充するだけのつもりだったのである。
それなのに、今日は何故だか他の物も『すげえ良さげ』に見えてしまって……。
(幸いそこで『これはやばい』と思ってほしい物だけ買ったけど……)
と、ハッとある可能性に思い当たって、轟は黒の瞳を見開いた。
(もしかして、これは神魂のせい?)
改めて、轟は浅井先生の様子をじっくりと見遣る。
相変わらず浅井先生は、人が変わったように服を手に取っていた。
(ずっとあの状態だし……うん、ありえる話だよな)
だったら話は早いと、轟は胸の内に気合をみなぎらせて浅井先生たちの元へと歩を進める。
(先生が神魂の影響で無駄遣いしないように俺がサポートだ! ローカルヒーローは、プライベートでも島の皆の平和を守るぜ!)
尤も、今回守るのは先生の財政だけどな! と轟は心中に苦笑を漏らした。
カート内の服を手に取っては戻しを繰り返している修の頬を、つうと汗が伝う。
(これは……キリがないな。話を聞きたいが、きっかけが掴めない)
このままだと延々とこの作業を続けることになりそうだと修が内心ため息を零したその瞬間、
「浅井先生! こんな所で会うなんて偶然だな!」
朗らかに声を掛けられて、浅井先生の手がようやっと止まった。声の主は轟である。
頼もしい助っ人の登場に、修の唇から安堵の息が漏れた。
「先生は服選びか?」
続けて言って、轟はカートの中の服を一着手に取る。
ゴールドのスパンコールが眩しいベストである。一体どこで着るんだ。
「……先生、一つ言わせてもらうぜ」
「何だ、風雲児?」
ビシリ! 轟は浅井先生へと真っ直ぐに指を突き付けた。
「ずばり、選んだ服のジャンルが無差別すぎて一体どこに着地しようとしてるのか全くわからねえ!」
「うぐっ……!」
「俺もファッションに詳しいわけじゃねえけどそれはわかる! 浅井先生は何のために服を買いに来たんだ?」
何が目的でどんな服が欲しいのかわかればやりようもあると、轟は正攻法で挑む。
真っ正面からの問いに、浅井先生は少しだけ視線を泳がせて、ぽつと漏らした。
「……週末、高野先生と新しいジャージを買いに出掛けることになっているんだ」
いつも弄られてばかりなので、大人っぽい格好で決めて少しは見る目を変えてもらいたい。
少しばかり決まりが悪そうにそう語った浅井先生の言葉に、修は口元に手を宛がう。
(高野先生と……成る程、そういうことか)
事情を知った修の頭に、ピンと閃くものがあった。
そうして、改めて浅井先生へと声を掛ける修。
「先生、そういうことなら俺にも協力させてください」
「右に同じ! ちょっと放っておけないしな」
修の言葉に続いて、轟も明るく宣言する。
傍らの声を心強く思いながら、修は浅井先生へとにっこりとしてみせた。
「合いそうなの見てきますんで、先生も色々試着して選んでてくれますか?」
「あ、ああ」
わかったと頷く浅井先生の姿にそっと微笑して、
「少しの間、ここは任せた」
と、修は轟の耳元に囁きを零す。そうして、フードコートへの道を辿った。
フードコートの脇を通り過ぎた時に、高野先生の姿を見かけたことを思い出したのだ。
「よっし、じゃあ早速服選びだ!」
轟の力強い声が、急ぎ歩を進める修の背をくすぐった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
巴めろ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
SF・ファンタジー
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年03月10日
参加申し込みの期限
2016年03月17日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年03月17日 11時00分
参加キャラクター一覧
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