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【ネコミケ冬】楽しいネコミケ1日目、はじまるよー!
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一方その頃、
伊藤 恵美
と
伊藤 佳奈
の所に来ている者がいた。
水守 流
と
本居 陽毬
である。
「こっ、こんにちは。ゆっくり見ていってください」
佳奈の言葉に頷きつつ、流は聊かほくほくした顔で色々見ていた。そして「鋼鉄のオーファンズ本、今回よく見かけるなぁ」とぽつり、と呟く。そんな彼はお目当てのニャンコスレイヤー本を購入でき、実に気分が良かったりする。
「わぁ! これ、とっても可愛いしほっこりする~」
「それ、今回の自信作なの。タイトルにいい意味で騙されたってお客さんもいたっけ?」
恵美が手がけた本を手にした陽毬はぱらり、と内容を見て表情を僅かに緩めた。彼女はベッタベタな王道恋愛もの(NLBLGL版権オリジナル問わず砂糖度高めの甘々orロマンチックな感じのもの)を色々購入している。だが恵美が手がけた『幸せ家族計画』にも興味を持ったようだ。
一方の佳奈は実を言うと少しドキドキしていた。
(コスプレしてるって知られたら、ちょっと恥ずかしいかも。というか、気付かれそうだよぉ~)
何故彼女がこんな感じになっているのかと言うと……開場時間付近に話を撒き戻す。
開場して直ぐに来てくれたのは、夏のネコミケにも着てくれた恵美のファンの人たちだった。実は人気者である母を誇りに思う一方、プロになればいいのにと思った事がある。
『お母さん、プロの漫画家になろうとか考えた事はあるの?』
嘗てそう問いかけたのだが、恵美は料理をしながら、柔らかい笑顔を向けた。
『誘いがあった事もあるけどね、そうすると家の事が出来ないでしょ? 家の事が私の本業だし漫画はあくまで趣味よ』
その優しい表情と言葉を思い出し、どこか懐かしい気持ちになりつつ「いらっしゃいませ」と出迎えると、お客さんが何かに気付いた。
「こんにちは。えっと、EMIさんの娘さんだっけ? ニャトラの服、すっごく似合ってるよ!」
「えっ?!」
その言葉に目を丸くする佳奈。会場前に着替えた時「これ、どう?」と問われ「ちょっと子供っぽい気もするけど悪くないかな」と答えていた。お客さんが購入した本のページを捲り、ニャトラのイラストを見せると……確かに、佳奈の纏っている服とほぼ同じであった。
(これってもしかして、コスプレ?!)
(コスプレって言ったら着てくれなさそうだから、黙って着せちゃったけど……)
その様子を見守っていた恵美が内心で苦笑いしていると、佳奈は真っ赤になってしまっていた。ぶるぶる震えたかと思うと「もうっ、お母さん」と小声で訴えかける。
「その様子、すっごくこのシーンに似ている……」
笑いを押し殺しながら漫画を見せるお客さんに、佳奈は穴があったら入りたい気持ちになってしまう。そんな様子に、恵美は小さくため息を吐いた。
「ほら、普通の服でしょ。だから大丈夫、恥ずかしくないから」
「で、でもぉ~」
落ち着いたところでそう言えば、頬が赤いまま佳奈はもじもじしてしまう。そんな様子も可愛い、とお客さんに言われ、佳奈は複雑な心境だった。
とまぁ、こういう事があった。それを知らない流れは彼女と漫画のニャトラを見、「似合うな」と呟いてまた少し頬が赤くなった。
「買えたか~?」
「うん……」
「どうした?」
買い物を終えた陽毬だが、その表情は妙に暗い。何が彼女をそうさせたのか思いあたりがある流は、とりあえず彼女の言葉を待った。
「お財布が、風邪引いて死んだ」
しばらくの間、無言で向かい合う2人。そして会話の内容を聞いて「あちゃ~」となる伊藤母子だった。
そんな事があっているとは知らず、『ウィッチクラフト』のブースではこんな会話が何故か成り立っていた。朝、ホッケーマスクを被っておどろおどろしい気配を垂れ流しながら入場した
檜扇 舞華
を見たらしい
椿 美咲紀
が思わず口にしてしまった!
「ジェイショーン!」
「ホワーイジャパニーズピーポー!?」
「「……」」
こちらもしばし無言になるも、直ぐに我に帰る。
「うん、実に面白い構造だったな」
「傍から見れば奇妙な光景であるが」
旅鴉 月詠
と偶然遊びに来ていた
斉田 珠喪
が思わずぽつり、と呟く。そんな二人はくまべぇぬいぐるみをもふもふしつつ2人の様子を見ていたのだ。
ちょっと取り乱した事を詫びつつ美咲紀は取材の交渉を行うと、月詠も舞華も受け入れてくれた。そこで早速問いかけたのは、朝に見た光景の事……ではなく(勿論後から交渉したが)、今舞華が纏っているコスプレについてだった。
「今回は何のコスプレなんですか?」
「『デジキャロット』から『ラブリーローズ』のコスプレです。どうですか?」
ニッコリ笑ってラブリーローズらしく振舞ってみる舞華。だが、ここで珠喪が何かを悟ったらしく、「ここはやはりアレかのぉ?」と頷く。
「あれ? どうしたんです?」
「まぁ、見ておれ」
不思議そうな表情の美咲紀に、珠喪はくすり、と笑って答える。そして……?
「「兎山ー!」」「! 兎山言うなーっ!」
珠喪の声に重なり、通りかかった人の声。それに思わず反応する舞華に美咲紀が何かぴん、と来た。というかキャラクター的な何かを悟った。
「『ラブリーローズ』の本名は、『兎山 輝』だからね」
月詠が解説すれば、珠喪がうんうんと頷き、美咲紀は「徹底してキャラになりきってるです~!」と感心しっぱなしである。
「こちらは『魔法少女ナツメ★マギカ』のくまべぇですね! かわいい! こだわりは何ですか?」
「やはり手作りという部分とか、素材とかかな」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
30人
参加キャラクター数
16人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年02月19日
参加申し込みの期限
2016年02月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年02月26日 11時00分
参加キャラクター一覧
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