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12月の★ハッピーバースデー
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「さてみんな、用意はいいか?」
全員が一通り食べ終わり、食後の飲み物が振る舞われ始めた頃。修が周囲に問い掛ける。美咲紀、月、清一郎が頷いたのを確認して修がまた口を開いた。
「じゃあ、まず俺からだ。真央、誕生日プレゼント。気に入ってくれるといいけど」
修は真央に紙袋を手渡した。真央の目が輝く。
「開けていいのだ?」
「もちろん」
真央が嬉しそうに中身を取り出す。そこには丁寧に包装されていた猫の写真集と、木の枝が入っていた。
「写真集かわゆすなのだー! この木の枝は……」
くんかくんか。真央が鼻を枝に近づける。
「マタタビなのだ!」
「え、ちょっと待てや。俺何も匂いせえへんで」
清一郎が驚いて言う。修がこらえきれないというようにクスクス笑いながら答えた。
「そりゃそうだよ。花じゃない限り普通人間には判らないから。真央、お前は酔っ払わないように気を付けないとな」
枝を持ってきょとんとする真央を見て、「真央にマタタビ……」と修はまた吹いてしまう。そんな修に真央は元気に答える。
「わかったのだ! マタタビはさっそくお猫さまに上納なのだ……わああー?!?」
マタタビの匂いに惹かれた本家本元の猫達が真央に一斉に襲いかかる。猫達が飽きるまでしばらく真央は揉みくちゃにされてしまった。
「次は私なのです! 真央ちゃん、どうぞ!」
何とか猫さま雪崩から救出された真央に、今度は美咲紀がプレゼントを渡す。
「わあ、猫さまの包装紙なのだ! 可愛いのだ!」
そう言いながら真央が包みを開けると、箱の中にはマカロンが入っていた。
「美味しそうなのだー! 模様が猫さまの肉球なのだ」
「ふふ、ピンクはストロベリーで、茶色はショコラですよ。これなら後日も食べられるので誕生日の楽しさが続くかなーと思ったのです」
美咲紀の言葉にうんうんと嬉しそうに真央が頷く。そして早速パクリと1つ食べ、美咲紀、修、月、清一郎の口にも次々とマカロンを放り込んだ。
「嬉しさのお裾分けなのだ! うまいのだー!!」
「確かに美味いな、これ」
「美味しいです」
「オシャレで美味い菓子やな!」
口々に飛び出してくる感想に、美咲紀の笑顔が零れた。
「私からは、こちらを。……気に入っていただけるかわかりませんが」
そう言って月が真央に、綺麗にラッピングされた少し大きめの紙袋を渡した。
「おお? 何やら大きいのだ…………おお!」
驚き顔の真央が紙袋から取り出したのは、デフォルメされた黒猫のぬいぐるみだった。
「黒猫ぬいぐるみっ……可愛いのだ月ちゃんありがとなのだっ! ……あれ? この子の名前も『ゆえ』なのだ?」
ぬいぐるみを抱き上げ真央が小首を傾げる。確かにぬいぐるみの胸元には【ゆえ】というネームプレートが付いていた。
「……ええ、義姉さんに作ってもらって送られてきた時にはもう名札がついていて……」
月は少し下を向く。
「後木さんは猫が大好きだったと思いましたので……。ご迷惑、だったでしょうか?」
そう言って黙ってしまった月に、真央はぬいぐるみごとぎゅっと彼女に抱きついた。
「ううん、そんな事ないのだ? 凄く嬉しいのだ。可愛いゆえちゃんを大事にするのだ!」
抱きつかれた月は目をぱちくり。そのまま2、3度瞬きして呟いた。
「両方『ゆえ』だと何だか混乱しますね」
違いないとみんながあははと笑った。
「最後は俺やな!」
スッと清一郎が真央の前に進み出る。そしてラッピングされた細長く小さな包みを差し出した。
「ありがとうなのだ!」
元気にお礼を言うと真央は包みを開ける。箱の中には銀でできた猫のネックレスが入っていた。
「うわー、可愛いのだ!」
「猫が好きってのは知ってたからな。友達に聞いたりして探したんや」
そう言って清一郎はネックレスを手に取ると、慣れた仕草で真央に着けてやった。
「うん、似合うで」
ちょっと後ろに下がって真央を見ると、満足そうに清一郎が頷く。
「そ、そうなのだ?」
少し照れてしまう真央。その様子に思わず修が呟いた。
「それにしても須藤はネックレスの着け方慣れすぎてないか?」
その言葉に清一郎がニッと笑う。
「上手いやろー。そこの女の子達もいつでも言ってや。素敵なネックレス、首元につけてやるさかい」
美咲紀と月は顔を見合わせる。そして美咲紀は笑顔で、月は真顔で言った。
「「結構です」」
呆然とする清一郎。吹いてしまう修。そして食堂がたくさんの笑い声で包まれた。
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担当ゲームマスター
KAN
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
30人
参加キャラクター数
25人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年02月16日
参加申し込みの期限
2016年02月23日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年02月23日 11時00分
参加キャラクター一覧
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