this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
授業風景 ~1年6組の場合~
1
2
3
4
5
…
10
つぎへ >>
1.授業の前に
寝子島高校特別教室棟1階の学食にて
雨寺 凛
と
黒依 アリーセ
が
喋っていた頃
、中庭のテラス席でも2人の生徒がのんびりとした時間を過ごしていた。
南中に座した太陽が中庭の木々の合間からテラスに光を射し込んでいる。
木製のガーデンテーブルの椅子にちょこんと座り、サンドイッチを食べているのは
小山内 海
。胡桃色の髪を青藍のリボンでサイドテールにしている。首元にはリボンと同色のチョーカーが控えめな主張をして。サンドイッチの皿の横にはスケッチブックが2冊、言葉を発せない彼女の必需品である。
そんな彼女と向かい合うように
御剣 刀
が座っている。ぼさぼさな黒髪は彼の強い視線をごまかすように伸ばされており。彼の前には『日替わり定食A』の大盛りだった皿が空となって並んでいる。育ち盛りで運動も行う刀からすればこれでも物足りないのかもしれない。
「唐揚げ美味かった」
と、刀。
『たべるのすきだよね』
海はペンを走らせて言葉を伝える。
「体は資本だからな。小山内はもっと食べたほうがいいんじゃないか」
サンドイッチをちまちまと食べる海の姿を小動物のようだと思いながら刀は言う。
『かたなくんはおおきいから』
身長差が約25センチほどもある2人である。
そんな何気ない会話を幾度か経た後、話題は次の授業のことへと移る。
『わたしはおんがく。かたなくんは?』
サンドイッチを食べ終えたらしい海は自分の正面にスケッチブックを持ってきて書きやすい態勢にする。
「確か美術だったな……。あっ、ヤバい。頼む、美術の教科書を貸してくれ!」
合掌するように刀は手を合わせ、海に懇願する。どうやら刀は教科書を忘れたようだった。
海は少しだけ考えるような仕草をしてしょうがないなぁといった優しげな表情を作る。
『かすのはいいけどわすれものはめっ、なの』
言葉は発せなくとも、きっちりと叱る海。
「……ハイ、スミマセン」
そして、素直に叱られる刀であった。
『ふつうかのびじゅつだとこれかな?』
と、海は鞄から数冊の美術系の教本を取り出す。美術概論、美術史、素描、水彩、油彩、版画……。
テーブルの上に並んだ専攻用の教本の中から美術全般を網羅した物を刀に渡す。
「ありがとう、本当に助かるよ。デッサンの授業らしいからそれ専門のも貸してくれないか?」
感謝の言葉をかけつつ刀はもう1冊専攻用のも借り受ける。
『そろそろいかなきゃね』
時計を見て海はそう書き込む。
「そうだな、授業終わったらすぐそっちに返しに行くよ」
そう言って2人は学食を後にした。
同じ頃。6組教室には来訪者があった。教室内にいる生徒はまばらで、不在者の多くは学食や部室棟など自分たちの用事へと向かっていた。
「市橋はいるか?」
と、クラス委員の女子生徒に話しかけたのは5組の男子生徒。手には小説を持ち、どことなく神経質そうな雰囲気を漂わせている。彼の名前は
八神 修
。
市橋 誉
に用事があったようだ。
「い、市橋さん、でありますか?」
彼の言葉を復唱するように返事をするクラス委員の
小倉 杏子
、一つ結びにした白髪と左頬のガーゼが特徴的である。
「ああ、借りた本を返そうと思ってな。いないのか?」
修は教室を見渡して、空席になっている誉の席を確認する。
「え、ええっと……い、いないでありますね」
杏子は修に気圧されるようにびくびくと答える。
「どこに行ったかは、わかるか?」
要領を得ない杏子から情報を引き出そうとする修。臆病そうな杏子を気遣うように優しく言葉を発する。
「市橋さんは、えっと。えっと……」
困ったふうにクラスを見渡す杏子。もちろん誉の席には誰もいない。
「……」
杏子の言葉を根気よく待つ修。そろそろ他の生徒に聞くべきかと彼は考え出していた。
「えっと、えっとぉ……」
修の瞳に怯えるように杏子は言葉を探す。彼女のエメラルドの瞳は少しばかり潤みかけていた。
「市橋は音楽室へ行きやがったですよ」
そんな杏子を見かねたように助け舟を出すのは眠そうな瞳をした
彩木 鏡花
である。セミロングの黒髪を揺らして杏子の前に立ち、修を見上げる。
「ふむ。そうか、ありがとう」
修はそう言って2人に礼を言うと足早に6組教室から立ち去る。無駄なことを嫌う彼らしく最短経路で音楽室へと向かったようだ。
「彩木さん、ありがとうであります!」
立ち去る修を見送ったあと、彩木に向き直って笑顔を見せる杏子。
「てめぇはもっとしっかりしやがれですよ」
やれやれと言った感じで彩木は杏子に言い放つ。
「あ、あう……」
しょんぼりとする杏子であった。
1
2
3
4
5
…
10
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
授業風景 ~1年6組の場合~
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
深城和哉
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
30人
参加キャラクター数
18人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年04月21日
参加申し込みの期限
2013年04月28日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年04月28日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!